



守護「一つ目は、3年前・・・。
ある一家が、あまりにも不運なため、
祈祷をすると言って、家族全員のお祓いを
していました
」

透明「それって・・・
」

加苅「す、すみません
・・・ネットとかで、

誰でもできる祈祷というのを、実践しちゃって・・・
」

透明「はぁ~
・・・修行もせず、安易に祈祷をするのは、

危険
なんですよ
」



加苅「ご、ごめんなさい・・・
」


守護「まあ、この時はご家族に何も憑いていなかったので、
形ばかりの祈祷でも、問題は起こらなかったのですが、
その後、この子は調子に乗り、神様の名を騙り
ご家族へのメッセージとして、自分の考えを押し付けて
いました・・・。」
ご家族へのメッセージとして、自分の考えを押し付けて
いました・・・。」
透明「それは、何て
」


守護「はい・・・吉備津彦命(きびつひこのみこと)様を騙り、
信心が足りていない
神に対して失礼を働いている


心を入れ替え、神棚を新しくし礼を尽くせと・・・。」
透明「たははっ
また吉備津彦命様


ちなみにそのご家族は、何か信仰していたの
」

守護「確か、神道を信仰していたと思います
」

透明「そうなんだ・・・ご家族は、正しいお祀りをしていたのかな
」

守護「はい
割と誰よりもちゃんと・・・。」

透明「はぁ~
・・・信仰を促すというのは良いけど、

それって、別に原因があったんじゃないの



それに、裏を返せば、神様がその家族をいさめる為に
何かしたことになるよね
」
何かしたことになるよね


加苅「あっ
」


透明「加苅さん
貴方のしたことは、神の名を騙るだけじゃなく、

その家族の不幸を神様のせいにしているのと
同じことなんだよ
同じことなんだよ

それに、そのことで多額な祈祷代や神託料みたいな
料金まで取っていたんじゃないの
」

加苅「ううっ
」

透明「はぁ~
・・・もうひとつは
」


守護「もうひとつは、最悪で

神と交信ができるという噂を聞いた方が、
どうしても神託を得たいと言ってきて、
その時は、自分に神が降りてきた素振りまでして
御神託を言っていました
」

透明「はぁ~~~~っ



(さっきから、ため息が止まらないよ
)

それで、その人は何を聞きにきたの
」

守護「サラリーマンを辞め、事業を立ち上げるのに、
色々と聞いていました・・・。
失敗はできない
家族の為に頑張らないといけない


今、考えている方向でよいのか

判断は、間違っていないか
など・・・。」

透明「・・・ちなみに、今、その人は
」


守護「・・・・・。」
透明「い、いいや
大体想像できたから
」



加苅「す、すみません・・・
」

透明「う~ん
・・・その時に騙った神様も吉備津彦命様
」


守護「いいえ・・・。
こともあろうに、建御雷之男神(たけみかづちのおのかみ)様です。」
透明「
・・・あちゃ~っ
また、気難しい方を・・・
」



加苅「も、もしかして、かなりマズい神様ですか
」


透明「大マズです
」


さて、どうするか
結構マズいかもなぁ~


結構マズいかもなぁ~


続く ・・・。







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