まずはお詫びです。
8月22日の記事で、「チャーミー」の次の台風13号を「コンレイ」と称しましたが、間違いでした。
正しくは、今回先島列島の西を通過し、九州へ向かっている台風15号が「コンレイ」のほうとなります。
台風のアジア名にはルールがあって、北緯0~60度、東経100~180度の北太平洋と周辺地域で発生した台風につけられるのがアジア名でそれより外で発生したハリケーンはその名が一生変わらないのね。
それで、13号、14号はアメリカ名で「ベバ」「ウナラ」と呼ばれ、もう一生を終えました。
そこで改めて15号「コンレイ」の話。幸い、宮古島には適度の雨をもたらしただけで、文字通りそよ風程度の風と共に去っていきました。
こたびの「コンレイ」 カンボジアの命名で伝説の少女ということですが、調べてみると頭を抱えてしまいます。
伝説の主役ではなさそうだし、伝説の伝わり方が違うのか。まあ、暇だったら読み続けてみてください。
なお、なぜなぜ??と突っ込みどころ満載のストーリーは、小生の編集によるもので、読まれた皆様は「しょう爺の妄想」ぐらいに思ってやってください。
Once upon a time アジアの一角に一人の長者がおりました。永らく子が授からなかったのですが、ようやく12人の娘が生まれました。が、急に貧しくなり毎日の食にも事欠くようになり、家族で森の中に入りました。そこで、女鬼の国に行きつきますが、命からがら逃げだします。これを追いかけた女鬼は、若い娘に化けて人間の王の妃になり、周囲をたぶらかして自分の病気の治療薬として、12人の娘の目をえぐりだし、さらに妊娠させて幽閉します。えぐった眼球は自分の娘のコンレイに保管させます。しかし、12人の娘のうち末の子だけは前世の功徳で片目は残ります。さらにこの子は菩薩を身ごもっていたのです。姉たちは生まれた子を食べてしまいますが、末娘だけは自分の子を姉たちに見つからないよう育てました。時がたって、女鬼は、この青年が12人の娘の子だとわかると、コンレイに殺させようとしますが、道で出会った仙人の機転でコンレイと結婚することとなります。コンレイから、母親や叔母達の顛末を知った青年はコンレイのもとを逃げ出します。嘆き悲しんだコンレイは追いかけますが、母である女鬼が持っていた魔術により進路を絶たれ、悶死してしまいます。青年は目をえぐられた母や叔母の目をもとに戻し、女鬼を殺してその国の王となり、平和に暮らしましたとさ。
と、これがコンレイの伝説の一説。
いまいち、コンレイの伝説に不満を覚えるのは、鬼である母を持ったコンレイの心の痛みを表現できていないせいなのか。 ガクッ
土曜日には九州が暴風圏に入りそうですが、前線を刺激してまたまた大雨になるかも。お気をつけあそべ。
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