しょう爺あーっと宮古

宮古島ではじめたサードライフ。気が向くまま不定期に面白いことあったら伝えます。

来間島って

2013-08-14 18:00:07 | しらべもの

宮古島の左下に、面積2.8平方km、周囲9km、人口190人ほどの来間島という島があります。(宮古島は面積158平方km、周囲103km、人口5万5千人)

宮古島とは、1,690mの農道橋「来間大橋」で結ばれており、橋に添架されているパイプにより貴重な農業用水が送られています。

この島のできた由来を最近知りました。もちろん民話の世界ですから、それなりの見識でお聞きいただきたいのですが....

昔、東平安名崎(ここから東に25kmの日本の都市公園百選に選ばれている半島)の先にパナリという村があり、太陽がその村の娘と親しくなり子供も生まれてしまいました。ところがこの太陽君あまり島には寄り付かず、母親が寂しい思いの毎日でございました。あるとき、島に寄ってみると子守が「お前の母親は、怒っているさ。父親に食べさせるオニヒトデを取りにいってるさぁ」と歌っているの聞き、ぶち切れ。父親の太陽君やおら空に舞いあがり、パナリ村を踏みつけると東平安名崎は大きな音と共に折れてしまい、小さな島となって漂い始めました。どんどん西へ流れて行って落ち着いた先が今の場所だということです。

さて時は移って、この島では今、「来間島再生可能エネルギー100%自活実証プロジェクト」が動き出しています。

全世帯に太陽光パネルを設置して、自然エネルギー活用100%実現を目指すという取組だそうな。

パナリ村を踏み潰してできたという来間島が、その原因者たる太陽君の恵みだけで使用電力をまかなう島となるなんてなんという鶴の恩返しでありましょうか。

それにしても、太陽君、人間の娘とどうやって......

数ある人蛇婚伝説と同じように、イケメンの男子に化けていたのでしょうなぁ。熱いよ素じゃ。


宮古島市男性不健康

2013-08-12 17:43:16 | news

厚労省発表の2010年市区町村別生命表。

沖縄県内で宮古島市男性は、全項目にワーストスリー入り、そのうち3項目でワースト独占!!!

ワーストワンに輝いたのは、「メタボ該当者・予備軍数」「肥満」「糖尿病」「高血圧」部門。

その他は、「高中性脂肪」「尿意タンパク」「高尿酸血症」

すべての部門で石垣市、糸満市、名護市と絡み合い。

女子も負けてはいませんぞ。3部門でワーストワン。

さらにさらに、当然のことながら、県内41市町村中、男子平均寿命78.0歳で最下位。県全体では79.4歳。

2013年統計では県全体が79.3歳ですから改善の兆しなしですよね。

やはり酒の飲み方に問題があるのでしょうか。揚げ物文化に問題があるのでしょうか。

50代での突然死が多いような気がします。南海の楽園も楽ではないわい。

それとは関係なく、今日も宮古島は雨なし。今週末までには降りそうですが、夜間給水停止措置を受けながらも、茶化したキビの葉にスプリンクラの水やり盛ん。

地下ダムの水位が5m近く下がっているそうです。

飲み水は水源が別で水盆にたまった地下水が豊富にあり、当分心配ないようです。

それを知ってか知らずか、例のチビは人の家の前の日陰に居座り、のんびりあくび状態。

グランドカバーに植えたバラが広がらず、ちょっとさびしい夏の庭です。


38年間お疲れ様

2013-08-09 16:48:01 | 怪談ばなす

我が家で38年間(たぶん)使ってきたアルミ打ち出し片手鍋が他界されました。

ぺらぺらのつるつるになって、ついにその役割を終えました。

38年前というと、1975年。

沖縄の施政権が日本に返還されて3年。車両通行がまだ右側で、左側通行になる(通称730:ななさんまる/1978.7.30実施)まであと3年。

沖縄海洋博が開催され、広島カープが初優勝した年でした。

我が家では、転勤で武蔵野市から札幌市へ引っ越し。7年ぶりの札幌暮らしで冬の寒さが身に染みた第1弾でした。

そのせいかどうか、年末には3週間下痢が止まらず、神経性胃炎の診断を受け、社会人になって初めての病欠1週間戦線離脱を余儀なくされたのでした。

その後この記録は破られることなく、長期戦線離脱の際は「空飛ぶキャディバッグと共にいなくなる」という伝説ができたのどぇしたねぇ。

そんなこんなの38年前から主に汁物の用に供され、手になじんだ鍋でした。

ご冥福をお祈りします。合掌!

 


吾輩はロボフィッシュである

2013-08-07 17:21:55 | 生き物達

吾輩はクマノミに似せられたロボフィッシュである。名前はまだない。どこで生まれたかは大体見当がついている。なんでもやたら明るい養鶏場のようなところで組み立てられているらしいことは分かった。

それからケースに入れられて、暗闇をさまよい外の空気を吸って初めて人間というものを見た。それはなんでもしょう爺を自称する変な移住者ということだ。

これを撮影しているのがそいつだ。

一緒に住んでいるのは、息子のクマノミ。青い色のアウロノカラ、ピンク色のハナダイ、緑色のアピストグラマ、赤いのは実在しないロボシャークレッド。

実は、父親と息子のクマノミ親子と思っていたら大違い。俺様はもうすぐメスになって息子と夫婦になるのさ。どーだすごいだろ。俺様が死んで新しいロボが来たら、今度は息子がメスになるんだぜ。

そいつは、お前はかわいくて臆病なカクレクマノミと名乗りたいらしいが、凶暴で縁取りが明らかなんだからアネモネフィッシュとして生きるべきだといっているが、どーであろうか専門家諸君。

残念なのは、大食いということでLR44を2個ほぼ2時間で食い尽くすところだ。

まあ、家を空けるのはいつでも自由、水も汚さず、LR44が切れたらのんびり寝て暮らせるのだから本望である。

かくして吾輩は、このおうちを吾輩の住処として決めることにしたのである。

 


那覇にて

2013-08-05 17:55:15 | 旅先

8月に入って5日目にしてようやく更新します。

週末から今日まで故あって那覇におりました。

どこにいたかというと

はい、沖縄県立図書館。

調べものと灰色の脳細胞を鍛えに行っておりました。

で、夜はこちらのレストラン「うちまーる」で沸騰した脳細胞の熱を下げておりました。

先月中旬に台風をやり過ごして行った阿嘉島つながりで、数年前に那覇に店を出したシェフを紹介されたので行ってきました。

魚は阿嘉島から仕入れたものだけ、一人で切り盛りしていますが落ち着く店です。

宮古島に足が伸びなくても沖縄本島までだったらという御仁には、是非立ち寄ってもらいたいお店。

場所やメニューは自分で調べてください。

こんなオブジェが鎮座している場所の近くです。

何故今頃更新しているかというと、実は携帯からのアクセスパスワードを忘れてしまったからなのです。

そんなボンクラ頭を駆使した結果は10月31日にわかります。