伊良部大橋の中央径間がいよいよ明日つながる予定です。
ヤードではもうクレーンに接続、吊り上げスタンバイオッケーというところです。
そのそばの埠頭には水産庁の漁業取締船「いせはま」が係留されています。
これは4月10日に締結された「日台漁業協定」で合意された共同水域での台湾の漁船を取り締まる目的で配備された船なのです。
「日台漁業協定」とは、尖閣問題を棚上げにして、日台双方が主張する水域の真ん中を共同水域として、日台双方の漁業関連法令の適用除外とするもので、日本にとっては屈辱的な協定といえるものです。
一部には関連法令を適用できる特別地域を設けていますが.....
ここで操業する宮古島を中心とする漁船は小型船。対して台湾は100トンクラスの大型船。
資源の枯渇と漁場でのトラブルが懸念されています。
中国はこれに反発しており、尖閣を巡る中台連携を崩す効果が期待されていますがねえ。