しょう爺あーっと宮古

宮古島ではじめたサードライフ。気が向くまま不定期に面白いことあったら伝えます。

今日の雲

2012-09-12 17:46:26 | 台風

またまた台風が発生しましたよ。

週末に島においでの名古屋地方の皆様、期待していて頂戴ね。

このところ、突然の雨雲がスコールをもたらし、庭の水やりが楽でいいわん。

その雨雲のひとつ。

     

この雲の下だけジャジャ降りで、雲が移動すると雨が上がります。

移動するスプリンクラーというところでしょうか。

このスプリンクラーに乗って話はとんでもないところへ飛ぶのですが、

日曜日の22:00から放映しているWOWOWの「プラチナタウン」というドラマ。

「水曜どーでしょう」でブレイクした大泉洋が主演している、北海道の架空の財政危機の町「緑原町」町長の奮戦記で、道南バスが走っていたりして懐かしく見ていますが.....

その町長のなまえが ヤマサキ テツロウ 

のけぞったあとに大笑いしました。

まあ、これで笑えるのは、昭和40年代のほんの一部のSホロ市のK陵中学やN高校、H大学の人たちですがね。

世が世なら相似形の人物が現実にいたはずなのにね。

脚本が大石哲也という福岡県出身の人ですので命名は偶然でしょうが、いきていれば面白いことが起きるものです。


居場所のない集会

2012-09-10 18:02:53 | news

「オスプレイ配備に反対する沖縄県民大会」に行ってみた。

主催者発表で1,500人。例によってそんなにいたかな。

     

だいたいが組織を動員して赤旗の周りに仲間内が集まるピクニック気分の集会。

一般市民の居場所がない。

高校生が決意表明しているのに高校生がいない。

県民大会とは言えんのじゃないか?

     

 


間違いさがし

2012-09-07 17:31:43 | 菜園

夜は少~し涼しくなったかなぁ。

相変わらず昼間の日差しは痛いけど。

真夏の花のように思われているハイビスカス。

実は、一番人気のハワイアン系と呼ばれる、花色の変化に富む大きな花と花弁と花弁の間に隙間がないタイプのハイビスカスは暑さに弱い種類なのです。

性格もとい性質も弱く、風や雨にさらされるとすぐ黒ずんだ葉になります。打たれ弱いやつなのね。

ということでこれからが見頃。来週いらっしゃるお客様はいろいろなハワイアン系のハイビスカスが待ち受けています。

ただほとんどが1日限りの開花で、つぼみをたくさん持たせるのが技かな。

我が家の菜園のハイビスカスのひとつ。

この二つの花の違いを見つけてください。

この二つの花は同じ木にある花。

花弁の黄色い部分が上から見て右にあるか左にあるかが違う!というのが答え。

鏡に映した花のようになっていますが、浅学薄才にしてこのような花をなんというのか知らない。

何時間かかけて調べたけどわからない。

お花の先生に聞いてみよう。

 


県立宮古病院あんちーかんちー

2012-09-05 17:36:05 | news

先日の記事の中で、本人の意志と関係のない文章の装飾が入り込んでいましたことお詫びします。

さて、

ちょうど1年前、建物の基礎工事が始まった県立宮古病院建設工事。

先月末、6階建て最上階のコンクリート打設を終了し、棟上げにこぎつけたところです。

左が1年前。右が本日。

   

この島、たぶん沖縄全域を含め、コンクリート製建物の上棟式を「スラブうち」と称して、型枠にコンクリートを打ち終わった段階でその労をねぎらう宴会を催します。

宮古島では当然、あっという間にオトーリに。

これは、コンクリートを打ちはじめると昼食も取らずに作業することへのねぎらいと節目のお祝いを兼ねているようで、本土の上棟式とはちょっと違うようです。

先日は、圃場整備の地鎮祭に出席しましたが、祈祷するのは神主ではなく坊さんでした。地鎮祭でお経を聴くのは変なもので、亡くなった親族や知人の顔が次々と浮かんで、かえって厳粛な気持ちになれました。

この病院、診療科目は全20科、病床数は277。

その一方で、現在の宮古病院。

通常10人程度在籍している内科医師に離院や休職が相次ぎ、半分の陣容に。

その結果、月3千人を超える内科外来患者と入院患者90人の診療が困難になったとして、新規外来患者は紹介状持参のみ受け付け。そのほかは開業医を紹介。  ということにあいなりました。

ふーーーーむ。立派な箱ものに足りない医者。たーけーな病院になるのかしら。

でも、この島は結構開業医が多いし、重篤な患者や、ややこしい手術は本島に行っているので、実質今までと大きな変化はないようです。

つぎ!

この病院の計画駐車場台数は350台。隣接するカママ峰公園には、新規整備を含めて230台程度の駐車場。

入院患者や職員、医師の憩いの場として一体的な利用形態を提案していたら、突然、県が病院駐車場は有料とすると発表。公園を管理する市は、それでは無料の公園駐車場に車があふれるとして病院との境界に壁設置を検討し始め、直接の出入りはできなくなる気配。

いやはやどこまで行っても問題の多い宮古病院あんちかんちー(あれこれ)でした。


宮古島の湧水その4

2012-09-04 18:18:02 | 宮古史

台風15号の接近で中止となった「湧水巡りツアー」

11月に再度開催することとなりました。お近くにおいでの際にはぜひご参加ください。

そこで、4つ目の湧水。

ここで初めて文化財として指定されている史跡が登場します。

「山川ウプカー」  通称「長間大川」(ナガマウプカー)  とすると「山川ウプカー」は「山川大川」と記されることになるのですね。

島の東海岸一帯には、「ジャーガル」と呼ばれる新第3系泥岩(クチャ)を材料とする風化土壌が分布していて、保水性が高くミネラルなどの栄養豊富なことで有名です。

クチャとは古代の海泥が地盤の隆起によって地表に現れた泥のことで、世界的にも本島と宮古島にしか存在しない土なのですね。

最近はその粘土鉱物粒子が肌の汚れを吸着するとして顔パックにも利用されているみたいですよ。肌の汚れが気になるそこのあなた。

この土の有用性に目を付けた土地改良担当がどんどん土を持ち出して圃場整備の表土として使った結果、大きな穴ができてしまったが、これ幸いと廃棄物処理場に転用。

その結果このそばを通る県道では海側の歩道が崩落し、現在も片側通行が続いているのでございます。

崩落の原因は、地下水脈がこのあたりに集中し、廃棄物処理場の沈砂池工事でさらに掘削した結果、地盤が緩んだとされておりますが、このあたりの湧水と歴史を甘く見た結果だと関係者(小生のことだけど)は見ているそうです。

話がそれてしまいましたが、この湧水の下流には、かつて、このジャーガルで構成される長間田(ナガマダー)と呼ばれる水田が開かれて、島内でも有数の米どころだったということです。

その水源がこの湧水というわけです。

      

水量は豊富で、今でも生活用水に使えるのではないかというほどです。

      

下のナガマダーは、琉球王朝の尚真王が、宮古島統一の祖、仲宗根豊見親に与えた土地として知られていますが、豊見親が、与えられる際にどれくらいほしいか聞かれ、縄状のものだったかなんだったかを出して「これで結構です」と言ったとか。

「これはこれは欲のないお人よのう」と尚真王いたく感心しておりましたが、仲宗根さん、やおら縄をほどき始めそれを長くつなげて広大な土地を囲い、「これだけでございます」と要求。

宮古島の一休さんみたいな豊見親の一説でございました。

(話の細かい部分はかなりいい加減でございますので取扱いにご注意ください)    かしこ