しょう爺あーっと宮古

宮古島ではじめたサードライフ。気が向くまま不定期に面白いことあったら伝えます。

強力わかもと

2011-11-16 18:07:57 | 日記

昨夜、BSプレミアムで「ブレードランナー・ファイナル・カット」を見ました。

1982年に公開され、他に4つのバージョンがあるとされる中で、2007年に公開された最後のバージョンですが、私が見ているのは劇場公開版とテレビ地上波放送分。

1982年は、私が東京勤務中で、大阪転勤の前の年、「ET」が公開された年でもあり、この人気に押されてか当時はあまり話題に上らなかった気がします。

この映画に関しては、いろいろなエピソードがあり、その解釈の仕方や各バージョンで監督が適当なことを言うため、見る者の想像力をかきたてずにおかないところが面白いのですが、そのストーリーに関係ない私の好みをいっちゃいます。

一つ目は、頻繁に出てくる「強力わかもと」のネオンサイン。

今はもう飲んでいませんが、この「強力わかもと」は、若き日の常備薬で8粒だったか10粒を毎日のように飲み続けていました。最初目にしたときは、思わずのけぞりました。このほかにも日本の備品がいろいろ出てきますが、逆さになっていたり誤字があったりそればかりを探していました。

 これが「強力わかもと」整腸にききます。

二つ目は、2019年の近未来に、車が空を飛び酸性雨が降りしきる世界でも、喫煙に対しては当時の習慣のままで、屋内外で揺れる紫煙は、健康に対して何の疑問を抱いていないということです。

私自身も当時は1日20本は吸い続けていましたから、分煙、禁煙が社会の常識になるなんて考えもしませんでしたけどね。

三つ目は、今回気がついたのですが、携帯電話の存在と普及が想像を超えていたという事です。

映画では、多分1回だけ画像つき公衆電話見たいのが出てきますが、現在の普及度は電話をモバイルすることは車が空を飛ぶことより意味がなったのでしょうね。

というわけで、映画大好き爺でもない私めが、ときどき見せる変な顔をお見せしました。

ちなみに、宮古島でただ1館の「シネマパニック宮古島」の館長さんとはFasebookでお友達です。


なんかうれしいちょっとがっかり最後はうきうき

2011-11-14 18:05:10 | news

先日来、良く通る道路脇の工事現場が気になっていたのですがなんと.....

ヤマダ電機宮古進出 来春オープン予定!

なのです。

       

島には電気専門店が1店。ベスト電器が出店していますが販売価格や内容もいまいち。

競争により、よりよいものを安く提供して欲しいのですが、通販やネットで購入することに慣れ切っている島人に対してどういう戦略で進出するのか楽しみです。

何よりうれしいのは、眠っているポイントカードが使えることです。と思って前回の使用時期を見ると

2010年12月13日。有効期限1年まであとわずか。

でも再度逆転。残っている累計ポイントは90。惜しくない惜しくない。

で、場所はというと

知る人ぞ知る、マックスバリュー宮古南店の隣。日本最南端をうたいながら実は最南端ではないファミマの向かい。

工事面積は1万平方メートルとちょっと。

メイクマンというホームセンターが唯一の大人の遊園地だった宮古島にもう一つできる遊園地に期待します。

       


チビ復活

2011-11-09 11:39:32 | 生き物達

天候のすぐれない日が続いております。

今週は前線の影響もありずーーっと雨模様でございっマス。

最低気温3℃の札幌からのお客さんが来ますが27℃の暖かさがせめてもの慰め。宮古上布の織物体験でも楽しんでもらいましょう。

さて、

全世界のチビファンの皆様お待たせしました。チビが我がヤーの駐車場に復活しました。

昨日の昼、しっかりとこちらを見つめ帰還を宣言しておりましした。

        

何故にチビが復活できたのか。

それはトラの素行不良にあったのです。

まだ1年たたないトラですが、だんだんと体も大きくなり、庭の中を走り回る上、放し飼い状態では乳幼児の安全に不安があるという事からついに縛り付けられる事になったのです。

おまけに近所のお嬢さんをナンパして我がヤーの前でいちゃつく始末。

       

というわけで小心者のチビは、晴れて競争相手を沈めアネックスに舞い戻ったというわけです。

目もしょぼしょぼして走ることもなくなり老衰の道を転げ落ちていますが、せめて死期を迎える時は自分のヤーでと祈っております。


声を合わせて踊ろや踊ろ クイチャー・ブドウィ

2011-11-08 15:01:38 | 旅先

昨日は、近くのカママ嶺公園で「クイチャーフェスティバル2011」なるイベントがありました。

性別・年齢・顔の良し悪しに関係なく誰でも踊れる宮古諸島を代表する民俗芸能「クイチャー・ブドウィ」を披露して参加して皆で楽しむお祭りであります。

「クイ」は「声」、「チャー」は「合わせる」「ブドウィ」は「踊り」。「クイ」は「(神に)乞う」とも云われています。

        

この島々に伝わる歌謡は次のような変遷を遂げたといわれています。

原始・古代における、自然災害や厄病などから身を守り、家族や集落の繁栄を神に祈る呪祷的歌謡

集落を率いる優れた指導者や英雄が現れた次の時代にはその事績を讃える叙事的歌謡

これらの歌謡の中の抒情的な世界を受け継いで発展してきた抒情的歌謡

その歴史の中でクイチャーは叙事的歌謡を中心に、日常の出来事や願い、男女間の情愛を交えて歌いあげたものとなっています。

また、苛酷な人頭税時代には、納税のあとの歓びを表すものであったり、その人頭税が廃止された際には島中から集まった人たちが遠々数キロにわたって歓びを表したと伝えられています。

        

クイチャーに三線や鉦鼓の伴奏がついたのは戦後のことで、それまではアカペラで歌い踊っていたのですね。

踊り方は単純で両手を肩より上へあげ、上下左右に振りながら大地を踏みしめて飛び、跳ねる。だけ。

現在は、これを基本にいろいろな創作舞踏が試みられ、札幌のよさこいソーラン祭りにゲスト参加したグループもあります。

       

これとは別に、普段耳にすることのできない神歌というのもあり、これを記録した「スケッチオブミャーク」という映画が金曜日の夜特別上映されました。

その上映の後、出演者によるライブもありましたが素敵なオバァ達と神に捧げる歌声は感動ものでありました。

          

そんなこんなの週末のひと時でありました。


国調人口減少

2011-11-04 16:51:51 | news

あの東日本大震災の1週間後、3月18日にお伝えした旧平良市の良い子たちの脳細胞の刺激場所でもあり思春期の胸をとどろかせた場所でもある「宮古琉米会館」解体のニュース。

電子署名までお願いしましたが、あえなく解体決定。

        

その後どうなったかというと

       

すかーーーーーーっと見通せる駐車場になっておりました。

その向こうは市役所庁舎。

ここに何があったかを残すものはこの銘板のみ。

       

なんの前振りかというと.....

宮古島市の2010年国勢調査の総人口が確定されました。

その数52,039人。前回2005年国調より1,454人(2.7%)減。沖縄県総人口は2.3%伸びているにもかかわらずという論調が多い。

でもこのまちの適正人口は勝手に5万人と決めているので、まあ良しとは思うておりますが。

いまさら人口増加と観光客増加をめざす必要もないし、健全な市民と質の高い観光客が定着することが重要だと思うのですが、こんなことを続けていると伝えるべき文化がドンドン亡くなって街が死んでいきますよ。

廃棄物を出すことより残すことにシフトしませうよ。