しょう爺あーっと宮古

宮古島ではじめたサードライフ。気が向くまま不定期に面白いことあったら伝えます。

台風去って島の習慣を学ぶ

2010-09-19 17:03:31 | 台風

ファナビ台風11号が去りました。

地鳴りとともに来る瞬間最大風速30.0メートル/秒以上の風は、迫力を超えた怖さを感じました。

それでもまだ家の中に赤土が吹き込むということもなく、家の中にいれば安全です。

ところが家の外では、

      

ゴーヤー棚が倒壊し

      

去年の教訓を生かしてしっかり3本の支柱で防護したはずのトマトとオクラが葉を潮風にやられ

      

バジルその他の香草類も倒壊し、収穫は見込めない被害を受けたのでした。

またやりなおせばすむことです。アララガマ!

台風が来ると海と空の便が欠航になります。そーすると生活物資が島には入らなくなります。最大の買い物どころ「マックスバリュー」でも商品棚の一部に商品が並ばなくなり、地元でも収穫作業ができない青物野菜に困ることになります。

ところが本日午前の商品棚で全く商品のない棚が二つありました。

パンと牛乳です。船便の欠航により商品の入荷が遅れておりますというお知らせはありましたが、パンも牛乳も島の中に工場があって生産しているのですよ。

       

想像するに、自分のところでは作れないものを籠城に備えてとりあえず確保しようとまとめ買いをした結果ではないかと。

島の人の知恵なのかどーか。次回は乗り遅れないよーにしよう。

一部の方にはご心配のチビは、キビの苗とともに相変わらずのマイペースで、道の真ん中で股間をなめたり、足の指をかんだり、ダニまみれの体をかきむしったりしておりますからご安心ください。昨夜はしっかり我が家の駐車場で車の下にベッドを見つけて過ごしたようです。

      

それにしてもキビは強い。苗なのにしっかり大地にしがみついていますのよ。

      


シーサー作りは楽しーさー

2010-09-17 17:41:41 | アバウト
台風11号(ファナビ:ミクロネシアが命名したさんご礁を形成する小さな島々の意)が接近しております。

午後4時現在の中心気圧が965hPaとかなりの大物です。

現在は風が時折強く吹いていますが降雨はそれほどでもありません。

ヤマトからのお客さん「焼きさま」も水中展望船が欠航となったため、予定を変更し、シーサー作りに挑戦しました。

  
  
ここまで15分。かなりいかげんだなあ。bow
  
えーーっ猫目だ
  
しっぽ折れてるし


  


 
はい45分で出来上がり。普通は1時間半から2時間かかるそう。

指導していただいたショップのネーネーからは「早い人の上をいく早さですね」のお言葉を。



悪霊を追い払う魔よけとしては器が小さいのう。wow zzz

ってさ。お疲れ様でした。2ヶ月後の焼きあがりをお楽しみに。



底魚ですよ Y先生

2010-09-14 16:34:07 | 天の恵み

みなさーん、島に移住のナイチャー釣り師から30cmの魚が届きましたよ。

名前は地元では「アカジン」とも呼ばれている「スジアラ」。

ハタ科の超高級魚で通販では1.5キロクラス12,000円の価格がついていました。

       

さっそく、半身を刺身で、半身を煮付けにしてありますので、本日のメインディッシュとなります。

ちょっとつまみましたが、島に来て以来最高の美味でございました。

実はこれまでのトップは「ビタロー」(ハナフエダイ)の塩焼きだったのですが、トップ陥落ですな。

釣り場は、宮古島と伊良部島の沖合、船で15分のところ。約30mの深さだったそうです。

釣り師も興奮の一瞬だったようです。

この魚に興味のある釣り師の皆様。貴方にも釣れるという保証はできませんが、釣れるかもしれませんよーーーー。

私は、果報は寝て待てで十分です。


百を知る

2010-09-13 16:26:53 | しらべもの
「百姓」という言葉が好きです。

百姓には農作業をするために、たくさんの技が必要です。

生物学、薬学、気象学はもちろん、土木では土質・水理・構造・造園等、加えて大工、左官、屋根ふき、電気、機械、商人の知恵。一を聞いて百を知る利発さ。

まだまだあると思いますが、とにかく百の姓を集めたぐらいの知恵と知識が必要だから百姓だと勝手に思っておりました。

本当は違うみたいです。

もともとは、権力が直接支配し、租税を取り立てる階層の天下万民をさしていた意味から農民をさす言葉になったという事らしいです。

それでも百という言葉が好きです。

ヤマトにいた時は、耕作放棄地を借りて米作りをする仲間を「百組(ももぐみ)」と名付け瓦版を作っていた時もありました。

幼稚園の「桃組」と揶揄された時もありましたけど。

       

島の百姓も本当にいろんなことができます。自分でも何が本職か分からない人もいます。

わが社の社長は、キビ畑はやっていませんが土地家屋調査士で測量士で船長で海ぶどうの養殖やってます。


ところで、去年から中型免許が新設されたのを知らなかったのですが皆さんは大丈夫ですか。

カミさんが免許更新に行って仕入れた情報です。

離島で車を持つ

2010-09-10 12:03:27 | しらべもの
自家用車のナンバープレートを変えました。ずいぶん前の話ですけど。

覚えやすいのと二桁づつ足すと100になるのが気に入って番号指定しました。

この100のお話には百姓つながりで結構こだわりがあるのですが、それは次回にするとして個人情報を開示します。



このナンバープレート変更により特典がありました。

自賠責保険料が安くなったのです。

ヤマト(離島を除く)での普通自動車24ケ月の保険料は、29,780円。

沖縄本島ではその4割の 13,260円。

さらにその先の離島では 9,470円。なんとヤマトの3掛け。

理由は、「鉄道がない等の状況にあり、自動車を持たざるを得ない地域事情に即して」「ヤマトより事故率が低い」 等といわれています。確かに高速道路がないため重大な人身事故は少ないですが.......

まあありがたいことです。

島内での最高制限速度は60キロ、たまには100キロで走ってみたーい。

10年3月末で、宮古島市の自動車の保有台数は1世帯当たり1.7台。復帰前の5.1倍41,153台。

そのうち乗用車は24,278台で軽自動車が6割を占める。

オジイとオバァの愛の軽貨物車に至っては貨物車全体の75%をしめているさぁ。

このオジイとオバァの愛の軽貨物の後ろを走ってみなされ。マラソンの随行車を運転しているようでありますぞ。