長墓遺跡調査も深さ2m以上まで掘り進み、堅い岩盤にぶち当たってそろそろ先が見え始めた雰囲気を感じ始めています。
私は見ていませんが、一昨日はジュゴンの骨とみられる骨の一部が発見されたそうですが、私が篩にかけた土からはタカラガイとみられる貝の一部が確認されました。
そばの風葬の遺骨調査も同時に進められていますが、昨日はこんな説明を受けました。
大人の大腿骨ですが、左側が健康体の骨。右側は上部の股関節を半分欠いていることから、骨折した骨らしい。骨折後足を使わなくなってしまったため、断面が三角形になり細くなってしまったとのことです。
それぞれに専門があり、眼を輝かせて遺物から過去を探る姿には、すがすがしさまで感じます。森の精のなせる技かもしれませんがね。
海ばかりではなく、森にも和まされる宮古島です。