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しょう爺あーっと宮古

宮古島ではじめたサードライフ。気が向くまま不定期に面白いことあったら伝えます。

久しぶりの連続技

2020-11-06 16:25:40 | 台風

 

ぐずついていた台風20号がようやく活動を再開、西に向かって動き出しました。

何を思ったか今週は2度目の更新です。びっくりしてください。

 

青矢で示した先が宮古島です。

その南でのたうち回った様子がうかがえます。

これまでその場で1回転したことはありましたが、今回はひねりを加えて後ろ向きになってから再度回転するという荒業に挑んだようです。

今年の台風は5月、6月に1個づつ、7月は発生なしで8月が7個、9月が4個で10月が7個。

例年通りだとあと5~6個は発生しそう。

今まで、「台風のリスクを避けて上陸するのはいつがおすすめ?」という問い合わせに「10月中旬以降はまず大丈夫」と答えてきましたがラニーニャ現象の下ではそれも怪しげです。

冬に向けて低温と乾燥が新型コロナの活動を後押しするようです。皆様くれぐれもお気をつけあそべ。

 


台風9号残しもの

2019-08-13 17:36:06 | 台風

久しぶりの超大型台風。とにかく風が強いのが特徴でございました。

続いて10号が本土全体を覆うような大型ぶりで九州にロックオン。

お盆列島は大荒れでございます。

で、9号のひっかき傷跡は

その1 我が家の停電12時間、ケーブルテレビ=インターネット不通期間36時間

(今回は島のほぼ全世帯が短時間も含め停電したそう)

その2 軽症者1名(中国では23名が死亡)

その3 倒木被害多数(根こそぎ)

   

その3 店舗の屋根破損

   

裏側の徳洲会病院駐車場では駐車中車両損壊

   

その4 隠れ闘鶏飼育発覚

沖縄では、仲間内の賭けマージャン(懐かしい名詞だ)感覚で今も密かに行われているらしい闘鶏

いわゆる軍鶏(しゃも)

それが逃げ出したらしく自宅周辺をうろうろ

   

近所の有識者の話では、

「これはメスの幼鳥だが近くでしゃもを飼っているという話は聞いたことがない。メスは戦わないのですぐ処分されるが一部は繁殖のため生かされることがあり、それが逃げ出したのではないか」とのこと

今朝には姿を消していた。どこで飼っていたのか。

ちなみに肉は薬物漬けで食べないそう。

今回もいろいろなものを残していった台風でした。


25号コンレイ

2018-10-04 10:44:19 | 台風

1週間のご無沙汰でやってきました。台風25号コンレイ。

現在、宮古島の南南東300kmあたりにあり、時速15kmで北北西に進んでいるようです。

予報円の中心を通過するとちょうど本島との中間点を北上ということで、ほぼほぼ24号と同じルートであります。

防風警戒予報と全島の避難準備勧告が発令し、伊良部大橋は9時30分に通行止めになりました。他の2橋も同様でしょう。

このコンレイは5年前の8月にも同名で近づいていまして、その時にアップしたコンレイにまつわる話が、このブログでも人気の記事になっています。(2013.8.24の記事)

それも台風発生と同時あたりから今日まで毎日1,500以上のアクセスがありまして(通常は100前後です)閲覧数の最大が9月30日の3,352PVという異常値です。

14か国によって命名された140の台風ネーム。5年間で1周したということになりますが、年平均28個。多くねー。

それはともかく、先週の台風で我が家の庭は弱っちい奴は葉が吹き飛ばされ、強~い奴はしれっと葉も花もいつも通りという両局面を見せております。

       

中央の葉のない奴は「デュランタ(たいわんれんぎょう)」という熱帯アメリカ原産のクラツヅラ科のかわいい紫の花を咲かせる花木。

宮古島でもあまり見ない樹種です。

その手前右にしっかり葉を手放さず半身を見せているのが「シャリンバイ」という潮風と大気汚染に強いバラ科の花木。

一番手前の赤い花を咲かせているのが「サンダンカ」。この2種は島ではポピュラーな方で本当に強い奴です。

さらに

       

この1週間で葉も飛ばされず花芽を持ち開花までしたハイビスカス。つえ~。

こいつらは25号にも耐え耐えでしょう。

夕刻には暴風圏に入り24時間の暴風体験を経てさらに強風圏で数時間。

それから先は本土への影響は小さいようですが。そのあと北海道へ?

今年はこれでシメてほしいものです。お願いしますよ。

 

 


魔除け

2018-09-26 17:51:18 | 台風

強烈な台風24号が近づいています。

今回の予想進路は最悪最恐で、沖縄県すべてを牛耳った後、本土縦断を目論んでいます。

こういう時は悪魔払いでもしてじっと祈るしかないわけで、祈りましょう。

ところでこの台風「チャーミー」と名付けられておりましてベトナムの花の名だそうです。

台風には発生順に数字が付されるのが一般的ですが、沖縄では名前で呼ぶことと両方が使われることが多いようです。

特に甚大な被害の台風は名前で憶えられています。宮古島で今も語られる台風と接近時期は次のとおりでやんす。

1959.9.15のサラ(14号)、1966.9.5のコラ(18号)、1968.9.22のデラ(16号)、2003.9.11のマエミ―(14号)。

こうしてみると全部が9月でまだ10代ですが今度のチャーミーはすでに24号。今年がいかに台風の多い年かわかります。

この台風の名は北大西洋および南シナ海で発生する台風について、14ヶ国からなる台風委員会なるものが各国10個づつ計140個命名したものをその年の発生順に呼ぶんだそうです。

気象庁のHPでその名を見ると、動植物などの生物の名が56個(ぐらい)で一番多く、女性の名が雷の母を含めて10個、星座に由来するものが8個などがベスト3でしょうか。

ちょっと変なのが香港命名の「Kai-tak(カイタク)」って旧啓徳空港のことでしょうが。

Kai-tak に襲われる関空ではシャレにならんぞ。

わ~っ。また寄り道が長くなってしまった。

それで台風という悪魔を払ってもらう話です。

    

ブロック塀に何か表札みたいなものが張り付いていますね。

    

これが沖縄から鹿児島にかけて多い「石敢當」と呼ばれる魔除け。

直進しかできないマジムン(魔物)がこの石にあたり砕け散るとされており、このような道路の交差部の低い位置に置かれるか張り付けられるか

    

壁に直接描かれるかしています。

時にはこんなミスプリも

    

最近我が家の近くにこんな高価そうで上等な魔除けが設置されました。

    

御利益がありますように。

ちなみにこの魔除け、地面近くに置かれることが多いのですが、マジムンに股の間をくぐられると死に至るといわれており、相当な短尺ものらしく地べたをはい回っているからだそうです。(諸説あります)

というわけでこんなに魔除けがあるのに台風はやって来る。まだまだ足りないのか。

我が家の魔除けは、交差点左折時に庭に進入して草花を踏み荒らす魔物対策のこのポール。

    

こいつを立ててから1台しか1年。時々接触したらしく傾いてはいるが進入車はゼロ。

効果てきめんなのでした。

    

  

 


右往左往のさとうきび

2018-07-12 14:42:28 | 台風

7月10日午後3時40分

「停電だけは許してね」と投稿を終えて2分後。

エアコン・冷蔵庫・テレビ、家中の音を発する電化製品がカタッという音とともに、いや、音など発していなかったかもしれぬがすべての作業を停止し、休暇に突入。

その15分後には、雨風が急に弱くなり自分の呼吸する音しか聞こえない沈黙の眼の中へ。

それから約1時間後、今までの北風とは真逆からの強い風が吹きはじめ最初からやり直し。

いままで、頭をそろえて整然と南に向かっていたキビが逆方向からの風にどうして良いかわからず、最後はこんな寝乱れたお姿に。

10日の投稿写真と比較すると右往左往ぶりがなやましい。

それでもみなさん大地にしっかり根を張って、地球にしがみついておいでです。

一方、沖縄電力の努力で通電が開始されたのは、翌11日の午後零時50分。

ほぼ21時間の停電でした。

その間冷蔵庫の扉を開けたのは数分。

自然解凍が推奨される冷凍食品を保冷剤代わりにしっかり買い込みつつ、アルミのボールに氷を入れて冷水を補給しつつ庫内の温度をさげつつ、と色々なツツを多用して20時間は何とかなるという実績をもとに万全の対策で乗り切ったわけさぁ。

この作戦のキモは、解凍中の食品の再冷凍、冷蔵温度4℃以下必須などということに目をつむり、何もなかったことかの如く平然としていることだす。

かくして台風8号マリア様は中国大陸をめざして去ったとさ。

おしまい