36時間もの間暴風をまき散らした後トランポリン台風は日本海を北上しているようです。
この間観測された最大瞬間風速は40mで当初の70ⅿを大きく下回りましたが、今回は雨が多く降り始めから300mm近い雨量が観測されたところもあったと報道されました。
それでも被害は農作物に標識・看板・街路樹などで土砂災害・水路氾濫はもとより床上浸水、家屋倒壊などはなく、避難所への避難者は全市で20人程度、ケガ人も出ていないようです。
先日我が家で実施した台風対策も功を奏し、処理した庭木も葉を吹き飛ばされた程度でその下で低木はちゃっかり緑を守っています。
ただし、処理しなかったプルメリアは枝も吹っ飛び素っ裸となり、わずかに根性ある葉がしがみついている状況です。
これが台風通過前。向こう側は隣家の島バナナの木。
通過後は
奥の柱の前に1mほど残っているだけ。隣家の島バナナは事前に葉を落としていました。
で、厄介なのが停電です。以前はとにかく冷凍食品と氷を詰め込み電気冷蔵庫が存在する前の冷蔵方法でしのいでおりました。しかし、本島からの貨物船の運行状況によっては7日近く貨物が入らないことがあり、備蓄が絶えると毎食ガスで米を炊き缶詰で過ごすことを強いられることとなるわけです。
もっとも大変なのは時間をどうつぶすかということです。
そこで浮上したのが電気が来ないなら作ってしまえというプランです。
これが我が家のリーサルウェポン。
排気量98.5cc 定格出力100Ⅴ-1500VA 低圧LPガス発電機HONDA EU15iGP
下にあるのは防音ボックス。何しろホンダスーパーカブ2台分のエンジンがマフラーなしで稼働するわけですからものすごい音が出ます。嵐の時は消される騒音も風が鎮まると相当迷惑です。
で、今回の停電期間12時間はもとよりその前のプチ停電で発電を始めること15時間働いてもらいました。
おかげで冷蔵庫・エアコン・最小の照明器具・充電・さらには録画再生(我が家ではケーブルテレビ契約なので電源だけでは視聴できない)等停電ライフを満喫できたわけです。
もちろんすべてを同時には使えず、起動電力と消費電力を計算しながらの使用も退屈しのぎになりました。
さらに私の好奇心に火が着き、一体ガス料金はどれくらいになるだろうと調査してみました。
この停電時のcozy space確保にかかった費用のほどは
およそ 4,500 円也
ガスメーターからの使用量に単価を掛けただけのことですが、テーマパークで遊んだと思えば安~い。
使わなければもったいないけど使いたくない家電のグランプリですな。
台風の影響を受ける地方の皆様の安全をお祈りしております。