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しょう爺あーっと宮古

宮古島ではじめたサードライフ。気が向くまま不定期に面白いことあったら伝えます。

タイマイと遊ぶ

2014-09-18 16:42:20 | 海人

今朝、8時過ぎ宮古島近海で震度4の地震がありました。

この島に住み始めてもっとも大きい地震でした。

家具類に損傷などはありませんでしたが、コーヒーカップの中身がテーブルの上に散らばりました。

その時私は、テレビの転倒を防ぐために立ち上がっていました。こんな時何を守るかは個の力ですね。

フィリピン近海で台風16号(フォンウォン:香港の山の名鳳凰山)が発生し、こちらに向かっているようです。

進路予想は、機関によって異なっているようで、土曜日の午前9時から午後3時の間に東に進路を変えますが、この角度によっては沖縄南岸コースと石垣~南シナ海コースの二つが候補に挙がっているようです。

このところ雨も少なく、海水温もお風呂のように上がっていますので期待の台ですが、できれば南岸コースにしてもらいたいものです。

そんな台風接近前の伊良部島の海です。

     

アカヒメジの群れ、運動会の集団演技の練習でしょうか。

     

クロスホールと名づけられた穴の入り口。竪穴は私の大好物です。

     

カメに遊んでもらいました。同じところで4~5枚が食事中。適当に動き回るので全部を追いかけることはできません。

     

額のところが4枚に分かれているところからタイマイのようです。アオウミガメは大きな2枚になっています。

おなじみのシルエットです。

     

20日からは荒れそうです。満を持して来島の皆さんに幸いあれ。


青に染まる

2014-09-01 17:38:29 | 海人

このところ島は好天とスコールが1日のうちに何回もやってくるのですね。

今日から9月。今年もあと4ヶ月になっちまったわい。

で、8月最後の日、島の北にある八重干瀬(ヤビジ)というポイントに散泳でした。

白い砂地、といってもサンゴのかけらですがを背景にした海の青はたとえようもございませぬ。

海上からは15メートル下の水底が見え

       

水中からはカメを追いかけるシュノケラーと雲が

       

その亀の食事中にお邪魔

       

食事に夢中で逃げ隠れしません

       

サンゴに身を守られるスズメダイの仲間達

さらにはハマクマノミが集団生活する根で遊ぶ

       

身も心も青に染まりつくした1日でござった


海中散歩

2014-08-18 17:30:33 | 海人

このところ気圧の谷に入っている影響で雷、スコール、突風の不安定な気候が続いていますが、16年間使い続けていた機材の一部を更新することになり、その試運転と称するダイビングを強行しました。

風が南から東に回ることが多く、期待する洞窟でのお試しはできませんでしたが、久しぶりの新品に胸躍らせて楽しんできました。

その品とは

     

すこーし遅い赤いちゃんちゃんこを選んでもらいました。

海中では

     

ヘラヤガラのシンクロナイズドスイミングや

      

ハナダイ、ハナゴイの乱舞

      

怪しく光るサザナミヤッコの体側   なっどなっど

最後にガイドさんがこんなものを見つけました。

      

ハリセンボンの針三本です。

こんなものを身にまとって敵から身を守っているので無敵です。

が、自身はきわめてよわっちい奴で遊泳力がないため海流に乗って北にのぼり、寒さで命を落とすそうです。

この魚を汁にしたアバサー汁は結構いけます。


昨日の海中

2014-07-16 18:02:07 | 海人

昨日はイレギュラーなダイビングの1日を過ごしましたです。

行先は伊良部島「青の洞窟」と池間島北「八重干瀬」(ヤビジ)。高速艇ならではのツアーです。

青の洞窟はシュノケリングポイントとしても人気のあるポイントで我々ダイバーは水上にいるシュノケラーに頭を蹴散らかされないように注意しなければなりません。

中から外はこんな風に見えます。

        

沖に停泊しているのは我がDBであります。

中では小さいけれど、ミジュン(イワシ)トルネードが

        

ヤビジでは安心しきってぱっくりとあけっぴろげなアジクヤ(シャコガイ)を発見。

        

殻を形成する外套膜の間にある開口部は、手前のサメの口のようなのが入水管、その奥の噴火口みたいなのが出水管となります。

この外套膜には渦鞭毛藻を共生させて自分が成長するためのエネルギーを作らせています。

こんなに余裕を見せたシャコガイは初めて見ました。精一杯太陽光を浴びて渦鞭毛藻を強制労働に駆り立てているわけですね。

共生とは言ってもほとんどシャコガイのほうが一方的に利益を得ているみたいで、渦鞭毛藻君のメリットは外套膜に張り付くことによって、波から守られ確実に太陽光を浴びられるということらしいです。

この渦鞭毛藻君やサンゴに共生する渦鞭毛藻ちゃんを含めて褐虫藻といわれているということが今回初めてわかりました。

同じような関係にあるのがイソギンチャクとクマノミですね。

         

ヤビジにいるカクレクマノミは図体がでかくてあまりかわいくありません。こいつも10センチくらいあったでしょうか。一緒に潜ったガイドさんがわざわざボードに「大きすぎてかわいくない」と書き示してくれました。

ヤビジは多くの種類のサンゴが見られるところですが、こんなサンゴもいます。

         

円盤型で根を張っていないクサビライシと呼ばれているサンゴです。その左下に真ん中が白くて周りがピンクに見える小型の丸い花のようなものが見えますがこれが幼生時の姿です。

幼い時は岩に張り付いています。

今回もガイドさんからいろいろ教わりました。ありがとう喜喜屋。


沸点近し

2014-07-02 17:30:43 | 海人

梅雨明けと同時に連日32℃超え

水温も30℃近くありますが陸にいては沸騰します

こういう時は、陸より海 

海中は魚の万華鏡   

今回は八重干瀬(ヤビジ)の海中散歩

 

黄色に青筋はソメワケヤッコ。

これを見るたびに新幹線電気軌道総合試験車(通称:ドクターイエロー)を思い出します。

       

こいつはノドグロベラと命名されていますがノドは黒くありません。口の中の色はわかりません。

旨魚ノドグロに名前は近いのですが、食べた人は周りにいません。

のどかな水中に見えますが、岩に産み付けた卵を競い合って食べつくす輩もいます。

       

食物連鎖のはじまりです。

あ~ノドグロが恋しいなぁ