不戦敗の屈辱からはすぐに脱し、岡山からのお客さんには何とか2日間ダイビングしてもらい、お盆を迎える爺であります。
巷のお店では旧盆準備セールと称して売り出しが始まっておりますが、台風で定期貨物船が欠航した際はものの見事に青物野菜、冷凍食品、乳製品が棚から消え、さらに漁に出られないため魚類も消えて、閉店かと思われる程でした。
島の遠洋漁業といえばカツオとマグロ漁ですが、中でもカツオ漁は意外と遅く1906年に始まりました。
宮古島の北にある池間島は昔からカツオ漁が盛んで、1950年代には14隻の船に450人の漁師が乗り込んでいたといわれます。
450人がどれくらいすごいかといえば、池間島の平成21年12月末の人口が313人だっちゅうぐらいすごいんです。
この池間の漁港のそばの公園に宮古島お馴染みの動物オブジェがあったのを忘れておりました。
立派なカツオじゃござんせんか。ここの地のカツオは当然なまで食します。たたきはありません。うまいです。
さて、島では魚の刺身のことをナマスという人たちがいます。わさびが手に入らなかったためでしょうか、御刺身は酢で食していたことから名づけられたのでしょう。今でもわさびを使わない人、結構います。
島の民謡に「ナマスのグウ(ナマスヌグウ)」という歌があります。「刺身のつま」という意味です。
内容は、刺身のつまには赤シソが良い、シソを置くには貝の皿、それをつまむにゃ白い箸.........とどんどん、話がそれて卑猥な方面へと雪崩打つという事らしく、そのあとは教えてもらえません。男女同席の宴席などで掛け合いで歌い盛り上がる、ひと昔前ならば「銀恋」最近だと「愛日」のでしょうか。
話がどんどんそれていってしまいましたが、また新しい探究テーマができたようです。
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