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しょう爺あーっと宮古

宮古島ではじめたサードライフ。気が向くまま不定期に面白いことあったら伝えます。

ぴしゃーぴし

2023-12-25 15:55:31 | news

現在外気温17℃。ぴしゃーぴし。

火曜日から22℃に回復して土曜日には25℃まで上昇。夏と冬を1週間に何度も経験できるしあわせよ。

亜熱帯の気候に慣れ切った肌は毛穴が開ききって寒さにはめっきり弱い。

特にオイリー肌族にとっては皮脂腺が大きく毛穴も大きいことから殊更こたえる。

で近所のキビ畑もこんなにうすら寒い光景となる。

  

台風の時には胸を張って耐えているサトウキビも今は身を寄せ合っているようにもみえる。

奥に見える背の高いキビは年明けの収穫を待っている状態で、手前の低い方は今年の夏に植えたもの。

今年は例年になく台風が少ない年でしたが、8月1日から5日までの宮古空港閉鎖の際には大きなダメージを受け、12月末にはこの寒さ。

ちなみに「ぴしゃーぴし」とはミャークフツで「めっちゃサブい」ってこと。

よい年をお迎えくだされ。

 

 

 

 


38年ぶりのアレ

2023-11-06 16:40:43 | news

本日の宮古島は、晴れ気温28℃風速5ⅿ/sの大好天。

昨日はタイガースが38年ぶりのプロ野球日本一。

38年前の我が家は?

なんと大阪勤務だったのですよ。

2年前の1983年に東京から大阪へ転勤。当時の住処は奈良市学園前。

8月には日航機の墜落事故があり球団社長の中埜肇氏、9月には夏目雅子様が急逝。

忘れもしない4月巨人戦のバース・掛布・岡田のバックスクリーン三連発

今年と同じ11月にタイガース日本一、という年でしたね。

そしてなんとそのお祝いに(兼ねてないけど)12月には生駒市にて住居購入。

その報告もかねて札幌の両親の元へ帰郷。その正月の3日に父が外出先で脳内出血をおこし入院。

我が家にとってもタイガースにとっても波乱万丈の年でした。

38年も経過していたんだ。

(本日の画像提供はお休みします)

 


いらだつ日々

2023-08-17 17:21:35 | news

いやはや8月に入ってからの2週間は怒涛の日々でしたわい。

まずは台風6号。

沖縄県の離島の間をZ攻撃。ロシアの回し者かという勢いで立ち回り沖縄・九州に被害をもたらし朝鮮半島で息絶える。

沖縄県の被害額はサトウキビ9億2千万、野菜1億7千万、果樹4737万円他。一番の被害者は旅行者だろうな。岡山県から爺を訪ねてやってきた夫婦は1日に関空経由で離島の予定がこの日から全便欠航。ようやく搭乗できたのは6日後の関空便。ホテル延泊はできたものの外出はままならず商業施設は閉店。6日の間、ホテルと拙宅を行き来し備蓄の食料をみんなで食いつないだとさ。

ついでやってきたのが本土の真ん中をぶち抜いた台風7号。

ご存じのようにお盆のど真ん中にやってきて移動の足を奪い、遠く離れた地域にも災害をもたらしたうえ、お江戸の水源である利根川流域には何の寄与もせず去っていきやがった。

この影響で食料をほとんど本土に頼っている沖縄県は、流通業者のお盆休みとも重なり、台風が去っても船に乗せるものがなく相変わらずの開店休業状態。

それに追い打ちをかけるように本日は国際クルーズ船コスタセレナとやらが3,400人の台湾観光客を乗せて入港。ただでさえ物資不足なのにスーパーマーケットのレジは長蛇の列。何を買っているのかとみると、おにぎりとお菓子と飲み物。島民をさらに干上がらせるつもりか!と怒ってみてもそれしか売っていないのですから。

その間、5日に開催予定だった「オリオンビアフェスタ」この週末19日に延期開催。このビアフェスタいつもこの時期に開催される予定ですがまともに開かれた記憶が無いくらい中止か延期を続けている不幸なフェスなのですよ。

さらに昨日はダイビング船が20人の乗客を乗せ転覆。全員が無事でしたが、こんな事故はこちらに来て14年で初めてのことでごわす。

気の早い本土の知人からはさっそく消息を確認する通報がありましたが、実をいうとコロナ禍が始まっていらい潜りはやめているのですよ。高齢者の海の事故も増えていますし、たぶん復帰はないでしょう。

さて、本日の画像はその不運続きのオリオンビアフェスタの会場となる公園の準備風景とその向こうに停泊するコスタセレナ迷惑号です。

オリオンビアフェスタ会場は奥にステージがあり、生ビールを手に芝生に自由に座ってイベント見物という趣向ですが今年は花火は打ち上げ無しだそうです。

それよりも早く物資よ届け!!!!

最後にラハイナの被災者に心からお見舞い申し上げまする


クルーズ船雑感

2023-06-09 17:10:31 | news

台風2号が報道で大騒ぎするほどのこともなく(進路から離れた本土では線状降水帯の発生で死者も出るという騒ぎだったにもかかわらず)過ぎ去り、台風3号も南海上を北上する空梅雨の沖縄です。

昨日は、コロナの格下げで活発になったクルーズ船が入港しました。

入港したのは那覇から台湾の基隆(キールン)に向けた総トン数11万4261トンのコスタセレナ号。

入港時刻は午前8時、出港は午後4時とのことでした。

このクルーズ船が接岸したのが2020年6月に運用を開始したクルーズ船専用専用バース。

それまで5万トンを超えるクルーズ船は平良港沖に停泊し、大型客船に備えられているテンダーボートで陸との間を連絡するという不便を強いられていましたが、22万トン級までが接岸できる専用バースと受け入れ施設供用により入国手続き、滞在時間が飛躍的に改善されたとのことです。

        

これはちょうど1年前、供用はしたけれど寄る船もない専用バースを選ばれた市民(偶然通りがかった時に無理やり参加許可を得た市民を含む)に開放した時の貴重な埠頭の様子。接岸しているのは2020年に就航した海上保安庁の巡視艇「みやこ」3,500トン、全長120ⅿ。

ここに昨日接岸したのが「コスタセレナ」11万トン、全長290m。でかい!船腹にへばりつく黄色いテンダーボートにふ頭上の赤い大型バスを載せて発射できるほどではないか?!

        

この結果、テンダーボート時代との観光行動に大きな変化がみられることとなりました。

以前のテンダーボートは、平良港にある伊良部島との連絡船利用客(伊良部大橋完成のため現在はいない)のための待合ターミナルになっていたところに接岸し、市街地に比較的近いところで入国可能でした。

また、大型バスが駐車できるスペースもなくタクシーや徒歩で市内観光をする客がそれはそれは賑わしく歩き回っておりましたが、現在はこの場所から1キロほど離れたところにあり数十台の大型バス駐車が可能となったことで自由度が減りバスに乗せられて観光する客が多くなったようです。

そこで誕生したのがクルーズ船入港の時だけ開店するドラッグストア。

        

これは日本全国に17店舗(HPより)を擁し、韓国KOSDAQ市場を上場証券取引所とする訪日観光客向け免税店「ドラッグ ヨシヨシ」

バスに乗ったら有無を言わせずここに連れられてくるのでしょうね。

いや、シャッターはおりていますがすでに客は中にいるのかも。

勤務先が港と市街地との動線上にあるため、以前は「やかましいわい」と思っていましたが、ほとんどの人が宮古島の空気だけを吸って、上記をを含む免税店まで輸送され、地元には落ちてこないお金を使ってお帰りになるのでしょうね。

合掌

 

 


本日微風快晴伊良部大橋開通8年

2023-01-31 17:33:13 | news

今日の宮古島は今年一番の好天。

特に海と空の青さには両手を広げてありがとうといいます。

まずは伊良部大橋と沖縄ヒルトンホテル宮古リゾートのツーショット。

       

しかし、現在のヒルトンの隣にはアネックスの計画が......

ここからの(社有ビルの屋上)伊良部大橋の左側は近々見納めとなりそうです。

日本最長の無料橋「伊良部大橋」が供用を開始してから今日で8年たちました。

供用の効果は絶大で緊急医療・生活利便性・観光客の満足度等その評価は高まるばかりです。

       

しかしながら、居住人口の変化をみると喜んでばかりいられないようです。

供用を開始した2015年(平成27年)とその5年後の2020年の人口データ(国勢調査)を比較すると

  全市人口は  51,200人が53,000人と増加

  宮古島市平良地区(市の中心部)人口も 35,000人から38,000人へ増加

  つながった伊良部島では 4,800人から4,600人と減少

いわゆるストロー現象だと思われる人口流出がみられているのです。

また、

島の生活物資はほとんどが海運に頼っており、沖縄航路として貨物船が沖縄本島ー宮古島ー石垣島を連絡していますが、その船はこの橋の下を通れず宮古島ー石垣航路は伊良部島の北を大きく迂回して航行しています。

      

上の画像が泣く泣く(かどうかは知りませんが)伊良部島の北へ向かう南西海運の新型RORO船よね丸(4,960DWT)です。

伊良部大橋の下を通過できる船は、マスト高23.0ⅿ以下・2000DWT(トン)でなければならず、沖縄航路の貨物船はすべて(だと思う)迂回しています。

ともあれ、橋を通過する緊急車両のサイレンが必ず聞ける位置に居住する者としては、サイレンの音を聞くたびに「また一つの命が助かったのか」とか「また犯罪に対する機動性が発揮されているぞ」とか妄想してるわけです。

ただ一つ何とかならんのかというのがこれ。

橋上を走行していると

      

走行車両や歩行者が落下しないよう橋の両側には防護柵が設置されているのですが、その上端と普通乗用車運転者(もちろん同乗者も)の眼の高さがほぼ同じでせっかくの水平線が楽しめないようになっているのですね。

よそ見せず運転に集中しろという配慮なのか、同乗者も運転者と同じ経験をしておけという配慮なのか、大型車ドライバーとバス利用者へのご褒美なのか、最も低い位置(上の画像)でも

      

橋の最高部でも同じです。

それはさておき、業務中にこんなことを考えていてよいのか、いやいいんだと納得の好日山荘でした。