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何か違う企画でうき特製のお菓子をお送りします♪



片付きました!なり~







今朝の新聞で「検察、マイナリさんの無罪主張へ」の記事を見て、ほんまによかったと思う半面、何だか釈然とせんものが・・・。
だってさぁ、8月に再審が開始されるって決まっても、検察は最後の悪あがきをしてたじゃない?
なのに一転、検察側が無罪を主張って!?
検察側が非を認めたのは評価すべきだと思うけど、この豹変ぶりがよくわからんわ。
潔く認められる非なら、何も15年も拘束することはなかったじゃん。
自分達も、薄々「コレ、もしかして違うんでないか?」思ってたはずよね。
そう思った時点で動いてりゃ、無実の人が15年も無駄にせずに済んだのに、上手くいけば自分達の間違いを認めなくてもいいと思った?
そら一時は叩かれるかもしれんけど、人1人の15年と秤に掛けりゃそんなもん大したことないで。
つうか、結果的に、自分達の非を認めなきゃいけなくなって、しかも15年も無駄にしちゃったじゃない。
「ごめんなさい。間違ってました」を言うタイミングって難しいのはわかるけど、司法に携わる者はそのタイミングを誤ってもらっちゃ困るよ。
↑再審請求は検察からの申し出でもOKなんだよね?
まぁ、とにかくマイナリさんの無罪が確定しそうでよかったよかった。
謝って済む問題じゃないとは思うけど、私も日本人の1人として深くお詫びいたします。

さて、今日は衣替えをやりましたよ、やりました。
いつまでも「やらなきゃ!」と思っているのが嫌で、朝からラグを洗ってカーペットに替えて、午後から衣替えをしました。
ついでに扇風機もしまいましたよ。
やれやれ、始めれば1時間も掛からないのに、動き出すまでがね。(笑
何やし、また着ない服をしまって着ない服を出して・・・不毛だわ~。
いい加減捨てりゃあいいのに、何故出来ない?
ったく、この悪循環を何十年続けているんだろ。
とか言いながら、土曜日歌舞伎を観に行ったときに着たワンピース、これが20数年前のものだったりするんだよねー。
こういうことをしてるから捨てられない。
私ね、前にも言ったと思うけど、流行にあまり興味がないの。
好きか嫌いか、ただそれだけ。
いくら流行ってても嫌いなものはいらないし、例えそれが高価なものでも絶対にもらわない。
いけないことだとは思うんだけど、好きなものはいくら形が古くても構わないし、恥ずかしくもないんだな。
だって、私はモデルでもファッションリーダーでもないからね、清潔にさえしてりゃあ、好きなものを着ていいと思ってるんだ。
誰もこんなおばちゃんの着てるものなんかに興味もないだろうしね。(笑
↑諦めてる訳でも投げやりになってる訳でもなくて、事実そうだと思うの。
ふふふ、人はこうやって、おばさんになっていくのかしら。
と今年着なかったものもまた何年か後に引っ張り出して着るであろうと、不毛な作業の言い訳にしておりました。
アホだ~。

汗をかきかき(また日中暑かったね!)衣替えをしてたら、ムラカミーチェ「お茶をしに来ない?」と誘いに来た。
断れ、断れ。
ふふふ、「あと15分くらいで片付くから、行く行く!」
猛ダッシュで片付けて飛んで行きましたよ。
ったく、何だろうねぇ、この付き合いの良さ。(笑
今日のお茶菓子はコレ。
彼女の友のお土産で、カスタードプリンにクレープが巻いてあるものでした。
↑真ん中の四角いのがプリンのようなもの。
最初これを見たとき、「ヤバイなぁ」と思ったんですけど、見掛けほど不味いものではなかったわ。
ムラカミーチェも同意見でした。ハハハ。
頂き物に文句を言うなんていけないことなんですけど、こういうことを正直にいい合える気の置けない人がお隣でよかったわ。
お互い張り合うこともないし、何でも話せる関係つうのは本当に気楽よ。
このぬるぬるの環境がいいのか悪いのかわかんないけど、めっちゃ快適。
あー、こうやって私はどんどんダメな人間になっていくのかしら。


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わけがわからんなり~







何やしさっきニュースを見てたら、尼崎で次々遺体がみつかったとか、森口さんのうにゃうにゃ会見をやってたりで、トホホやわ~。
皆、いったい何がしたかったんだろ?
人が1人いなくなるって大変なことなのに、7人も殺されてるかも?って。
何のためにそんなことしたん?
発端が年金詐欺くらいの話やったら怒るで。
そんなはした金で人を殺すなや。
また、森口さんも何でこんなすぐにばれるようなことを、わざわざ自分からマスコミに売り込みに行ったん?
格好悪すぎるやろ。
「あんたは出来る子や」ゆうて欲しかったんかなぁ。
も~、わけのわからんわ。
出来る子言うて欲しいといやぁ、中学生が女性教師をボールペンで10箇所以上刺して、逮捕ってのもなぁ。
これがさぁ、この中学生、「悪いことをした」と謝ってるらしいのよ。
わけがわからんわ。
反抗するんやったら、最後まで徹底的に反抗せえや。
ボールペン1本で人生めちゃくちゃにするくらいの覚悟を持って刺せつうの。
警察に連れて行かれてさっさと謝るなんて、格好悪い。
謝るくらいなら最初からするなって!
ヘタレのくせに、抵抗出来ない人間を攻撃するなんてサイテーや。
ヘタレはヘタレらしくおとなしく生きておれ、と思うんだ。
意地も張り通せないヤツがいきがったことをすな!
ニュースを見て、私は少年がやったことより警察でさっさと謝ったことに対して、ちょっと引っ掛かってしまったわ。
だって、こんなん絶対悪いなんて思ってないやん?
本人そんなつもりはなかったのに、思った以上に事が大きくなって怖くなって謝ったんでしょ?
こういう甘ちゃんにイライラするわ。
えっ?おばちゃん、何か怒ってるとこが違う?
ハハハ。
そういや、首輪をされて全裸で亡くなった女性の事件、新たに3人逮捕されたんだよね。
何?つうことは、先に逮捕された男性と4人で女性を“飼ってた”(失礼!)ってことなのかしら?
あーん、もうわけがわからん。
皆、どうかしてるよ。
って!偉そうに言ってるけど、一番どうかしてるのは私だってね。(笑

さて、今日は衣替えをしようと思っていたんです。
ああ、それなのに、は半袖のTシャツでご出勤。
つうか、日中は25℃を越えてたってゆうじゃない?
も~、いつになったら、衣替えが出来るねん!
今週末東京に行くまでに何とか片付けたいっ。
なんて思いながらも、土日アクティヴに動きすぎたせいか、ちと調子が悪くて1日中横になっておりました。
季節の変わり目ってのもあるのかなぁ。
はぁ~。

そうそう。
先日、miwasukeさんにもらったデッカイゾウをマリ造に見せたら、大きさに驚いておりましたわ。
「デカイデカイ、と言ってたけど、ブログでは尺がイマイチわかんなかったんだよね。ほんまにデカイなぁ」
だからぁ~、デカイゆうたやん。(笑
写真を撮ってみたので、彼女の体との対比を見てやって下さいな。
大きさ以前に、あんた、この図はかなり間抜けやで。
とにかくこんな感じなのよ。
えっ?わからん?
これだとわかるかしら?
このゾウの謳い文句は「座れるゾウ」なんです。
80㎏までOKだそうですよ。(笑
私が2人弱でも大丈夫。ハハハ。
ゆうても、写真じゃやっぱり大きさはわからんなぁ。
11月にテンスアップちゃんが娘と来る予定になってるんだけど、娘が怖がらないか今から心配しています。ふふふ。
気に入ってよだれでベトベトにされるのは、もっと嫌だけどね。
うーーーん、どこに隠すべきか。
って!ウチにはこんな大きなものを隠す場所がないってば!
ハハハ。


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嘘でしょー!!なり~







今日は叔母の49日の法事で実家に行っておりました。
何だか衝撃の事実つうか、「ほんまかいな?」つう話を聞いたのよ。
ウチのお寺のご住職はまだ若くてね、来週結婚式を挙げる予定だったの。
だから叔母の49日の法事も1週間早めて行うことにしたわけよ。
それがなんと!いきなり婚約破棄ですってよ。
理由が何とまぁ!婚約者が末期の肺がんに罹ってて、治る見込みがないからなんだって。
ええっー!?6日に帰った時には何にも言ってなかったじゃん。
たった1週間で末期の肺がんが発見されて、診断が下されたの?
んでもって、婚約破棄の話し合いか行われたの?
そんなバカな。(呆
万が一、その話が本当なら、末期のがん患者に婚約破棄を申し出たの?
あんた、それ、宗教家としてどうよ?
こんなことを言っては何だけど、どうせ短い命なんだから、結婚はしなくても最期まで傍に居てやることは出来るじゃん。
それを「お断りした」ってさぁ、おかしいだろ。
まぁ、事の真偽は本人達にしかわかんないんだけど、私は煩い檀家衆に何か言われるのが嫌でそんな理由にしたと思ってんだー。
ドラマや小説じゃあるまいし、そんな話はないと思わない?(笑
ありえない~~。
すっかり汚れちまった私はそう思うんですけど、おばちゃん達は皆気の毒がって腫れ物に触るように接していましたわ。
いやいや、ほんまだったら、すんませんちゅう話ですな。
ったく、私、タチが悪いよねー。

そうそう。
昨日急に出掛けることになって予定が大幅に狂ったんですけど、お茶菓子に出すプリンもちゃんと作って行きましたよ。
もう少し柔らかくてもいいような気はしましたが、急いで作った割にはまぁまぁだったんじゃないかしら。
我ながら、この手際の良さ!
誰も言ってくれないから自分で言っておきます。
ホホホ。
何かねー、今日はママが町民運動会に行ってて(老人会の役員をやってる!)、法事の準備に関わらなかったお陰で平穏に済みましたわ。(笑
従姉妹達もいい大人なんだから、任せても大丈夫なんだって!
いつもママがしょうもない口出しをするから、ややっこしくなるんだよね。
ふぅ~、何やバタバタとした1ヶ月半だったけど、とにかくこれで百ヶ日まで少しお休みです。
たぶんママは、これから本当の意味での喪失感や寂しさがやって来るのでしょうね。
だって、いつも傍にいてくれた叔母が永遠にいなくなったんですもの。
1人で過ごす夜は長いよ~。
24日まで従姉妹家族と実家で一緒に暮らす予定なんですけど、その後のことを考えると少し怖いわ。
↑叔母の位牌が実家の仏壇にあるので、49日までその世話をするためね。
従姉妹に「旦那さんの職場に通うのもウチからの方が近いし、このまましばらく一緒に暮らしてみたら?」と言ったら!
「もう勘弁してくれ!」って顔をしてました。
やっぱりか。
実の親でも嫌なのに、ど厚かましい提案だったわ。
ハハハ。
あれこれ先のことを考えると不安になるけど、なるようにしかならないよね。
年老いた親のために出来る限りのことはしたいと思うけど、私には私の生活があるんだもん。
先の心配を先取りしてもしょうがない。
問題が起こったその時々で対処するしかないんだよねー。

そうそう。
ちょうど今日、ママの長野の友からリンゴが送られて来て、少しお裾分けをもらいました。
今シーズン初のリンゴかなぁ。
これは大きいのがたぶんジョナゴールドで、赤黒いのが秋映で、もう1種類は何だろ?
秋映は果肉が硬めなので、お菓子に結構使えるんだよね。
とか言いながら、リンゴはの大好物なので、加工する間もなく生で食べちゃうんだろうな。
ハハハ。
秋が本格的にやって来ましたなぁ。


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勘九郎襲名披露、今度は昼の部に行って来たなり~







わたくし、またこんなところにおりました。(笑
昼の部の「伊勢音頭恋寝刃」がとても良いという評判を聞いて、やはりこれは観なければ!とマリ造行って来ました。
ほんと、2人共おっちょこちょいです。
11時開演と言うのに、2時間前に家を出て10時には着いておりました。
もうどんだけ嬉しがってるねん!ってね。ハハハ。
開場まで時間があったので近くのドトールでお茶をすることにしたんですけど、これもまた何を血迷ったかモーニングを注文してしまったんです。
あんた、朝ご飯は食べへんやん!
何かねー、メニューの写真を見てたら、食べなきゃ損な気になってしまったんです。
お昼の観劇にはサンドウィッチって決めてるのに、何してんねん。
おまけに慣れない朝ご飯を食べて気持ち悪くなるしで、己の目の卑しさと目先の損得勘定を呪いましたわ。

今日の席は14列目の正面でした。
私、本当は花道側が好きなんだけど、ここは舞台全体を正面から見渡せるから良いですな。
昼の部の演目は
一、八重桐廓噺 ~嫗山姥~
・八重桐-中村時蔵 ・源七(坂田蔵人)-中村扇雀
二、蝶の道行
・助国-尾上菊之助 ・小槇-中村七之助
三、伊勢音頭恋寝刃 ~油屋・奥庭~
・福岡貢-中村勘九郎 ・喜助-片岡仁左衛門 ・お鹿-市川左團次
・お紺-尾上菊之助 ・万野ー尾上菊五郎 ・今田万次郎-中村扇雀


一幕目の「八重桐廓噺」は所謂金太郎のおっかさんの話と言われてるんだけど、ストーリーは突っ込みどころ満載なのよ。(笑
煙草屋源七ちゅう遊びも話も上手い調子がええおっちゃんは、実は親の仇を討とうと機会を狙ってる坂田蔵人ちゅう武士なのよ。
んでもって、その大義名分のために八重桐ちゅう花魁を捨てたのね。
捨てられた八重桐は歳も歳だし、リストラに遭って恋文の代筆なんかをやって何とか生計を立ててるわよ。(笑
↑手紙を張り合わせたみすぼらしい着物を着てたりする。
偶然八重桐が武家屋敷の前を通ったら、自分を捨てた坂田の声がするの。
もしやと思って、「めっちゃ情熱的な恋文を書きまっせ」と屋敷に向って大声で宣伝すると、興味を持った姫が「中に入れ」と招き入れる。
あらまー!やっぱり、そこには本当に坂田がいるじゃありませんか。
八重桐は坂田へのあてこすりで、オダマキゆう花魁と坂田を取り合って喧嘩した話を面白おかしく姫に話すのよ。
まぁ、この場面の時蔵さんは喋る踊るで大変よ。(笑
年増女の役は、七之助さんや菊之助さんじゃなくて、やっぱり時蔵さんね。
姫は八重桐が気に入って、「奥でもっと話を聞かせてちょうだい」」と招き入れようとするんだけど、そんなことをされたら坂田はたまったもんじゃない。
だからさぁ、「わしゃ、親の仇を討つために君を捨てたんだ」と言い訳がましいことを言って、ここで八重桐を退散させようとするの。
八重桐は「あんた、何言ってんの?親の仇ならあんたの妹が取ったわよ」
坂田、「ええーっ!知らんかったわ」ってなもんよ。
ったく、なんて間抜けなんだ?
そこに突然坂田の妹現る。
なんでやねん!あんた、どっから来たんや?
つうか、何で兄ちゃんがいるところを知ってるんや?
知ってるんやったら、あだ討ちするときも誘ってやったらええやん。
どんだけ根性悪いねん。
「兄ちゃん、ほんまに私が親の仇を討ってんで」と。
坂田、親の仇は妹に取られるわ、主君の役には立たんわ、とあまりの情けなさに切腹しちゃうの。
なんでやねん!
死に際に「自分の魂は八重桐の体内に宿って強い男の子が生まれる」という言葉を残して死んじゃうの。
↑生まれた男の子が金太郎、つうわけ。
あんたはキリストの父かい!
そして、何でか知らんが、屋敷の姫に好意を寄せている嫌なヤツ&その一味と八重桐が派手な立ち回りを始めるの。
何で自分には関係ないヤツと命を掛けて戦わなあかんねん!
八重桐勝利で幕引き。
なんじゃ~、このストーリー。(笑
歌舞伎に話の整合性なんか求めたらあかんってわかってるけど、それにしても突っ込まずにいられない、私の性分。
ハハハ。
しっかし、坂田役の扇雀さんはシュッとしたハンサムで、その上めちゃくちゃ滑舌がいいもんだから見てて気持ちよかったわ。
扇雀さんって、藤十郎さんの息子さんなのね?つうことは、つまり扇千景さんの息子さんってことよね?
お母さんに似てるよ。

幕間は予約しておいたサンドウィッチ。
ここのコーヒーは金粉が浮かべてあるのが自慢。
しかし、埃か金粉かわからんくらいなもんが浮かんでましたわ。
何だろうねぇ、見てて悲しくなるよ。

慌しく幕間を過ごし、二幕目の「蝶の道行」の舞踊ね。
もうこれはただただ七之助さんと菊之助さんが美しかったわー。
まず冒頭は真っ暗な中、蛍光の蝶が2頭飛んでいるという幻想的な場面から始まるの。
まぁ、簡単に言うと、ロミオとジュリエットがお互いを思いながら死んで、蝶に生まれ変わるものの、その命は儚くて、というところかしら。
上手いのは死後のお花畑、地獄の責め苦、強弱を上手く繋いで愛は永遠ではない悲しさを表現していること。
着物も蝶が本当に飛んでいるような動作に見えるように仕立てられてて、大袈裟なじゃなく本物の蝶に見えたよ。
やっぱり美しいものはいいねー。

2回目の幕間はやはりモナカでしょう。(笑
秋限定の栗モナカを食べてみました。
確かに栗の味や香りが微かにするんだけど、ちょっと物足りないかな。
それにめちゃくちゃ甘い。
やっぱり抹茶が一番だな。

さ、楽しみにしていた三幕目の「伊勢音頭恋寝刃」
関東では、この演目は音羽屋さんのお家芸なんですね。
何だろ、芝居自体は面白いんだろうだけど、どうにもこのストーリーが好きになれないわ。
だってね、主人公があまりにアホなんですもの。
貢は主君のために”青江下阪”ゆう名刀と折紙(鑑定書)を手に入れようとしてるの。
刀は手に入ったんだけど、折紙はどうしても手に入らないのよ。
油屋ゆう遊郭にいる客が持ってるということで、何とか手に入れようと連日恋人のいる油屋に通うんだけど、仲居のやり手ババア(菊五郎さん)に
「あんた、ど厚かましいわね。タダでここにいられちゃ困るわよ。誰か指名しなさいよ」言われて、
「じゃ、誰かを頼むよ。誰でもいいよ」と適当なことを言っちゃうの。
そこで、刀を預けなくちゃいけなくなって、料理人の喜助に預けるんだけど、折紙を持ってる悪いヤツが”青江下阪”をなまくら刀にすり替えちゃう。
その一部始終を見てた喜助は差し替えようとするんだけど、何故か偽物と本物を間違って渡すことにすればいいじゃん!と思い付くのよ。
喜助は貢の父親の元奉公人で味方なんだけど、さっさと差し替えてりゃあ、後々問題が少なくて済んだのにさ。
しょうもないことを思い付くなや!ってね。
刀を預けた貢は女性と遊ぼうとするんだけど、やり手ババアは遊郭一の醜女・お鹿(左團次)を貢にあてがっちゃうのよ。
↑左團次さんの醜女ぶりサイコー!!(笑
あんた、ちゃんと意思表示しないからいけないんだよ。
お鹿に「あんたとはぎょうさん手紙をやり取りしてるし、もう私達恋人同士よね。ムフフ」
なんて言われて、貢は???
そこに何故か恋人・お紺と客(悪いヤツ)が入ってきちゃう。
お紺が「私というものがありながら、これはどういうこと?」と怒り出すと、お鹿は「私はこの人にお金も貸してるし、ええ仲やねん」と。
実はやり手ババアと悪いヤツが結託して、貢の名前でお鹿に手紙を書いたり、お金を騙し取ったりしてたんだけど、貢がその罪を着せられちゃう。
当然貢は言い訳をするんだけど、誰にも信じてもらえないのね。
遂にはお紺からも縁切りを宣言されちゃうのよ。
もうこの男アホでさぁ、客観的な証拠を集めろや!ゆう話なんよね。
いやいや、集めたら芝居が成立しませんからぁ~。(笑
で、「もうええわ~」と自暴自棄になって遊郭を飛び出す。
もちろん刀は偽者に見える本物を渡されたの。
それなのに、このドアホウは「偽物や~、本物はどこだ~??」ゆうて、本物の名刀でやり手ババアや関係ない人を次々斬っていっちゃうの。
罪のないただ醜女ってだけのお鹿までも斬っちゃうのよ。
も~、信じられへんわ。
そらね、殺陣は素晴らしかったよ。
しかし、この猟奇殺人の正義は何?
お紺が現れて、「あなた、さっきの縁切りは折紙を手に入れるための演技だったの。悪いヤツらを油断させようと思ったの」
ってさぁ、そんなんわからんって!
そこに喜助も現れて、「それは本物の名刀でっせ。折紙も手に入ったし完璧ですなぁ。あっぱれ、あっぱれ」って。
オイオイ、それないやん。
だいたいやねー、人を何人も斬っておいて、本物かなまくら刀かわからんようなヤツって、フツーおらんやろ。
それにやで、あんたの勘違いで殺された人はどうなるねん。
「わしゃ、えらいことしてしもうた」ゆうて自害するのがほんまやろ。
刀も折紙も手に入っためでたしめでたし、で幕引きって。
ポカーンとしちゃったよ。
菊五郎さんや左團次さんベテランの遊び心溢れるお茶目な演技もよかったし、勘九郎さんも熱演さなってたと思う。
だけど、何だか後味の悪い話でしたわ。
↑実際に起こった話を題材にしたらしい。
って!あくまでも芝居ですからぁ~。


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秋の1日なり~







ノーベル文学賞は、下馬評通り莫言さんが受賞したんですなぁ。
中国人作家初と聞いて、「うん?高行健さんが受賞してたはず」と思ったんだけど、彼は亡命してたのねー。
なるほどそういうこと。
私は中国近代作家が好きで、よく読むのね。
何だろ、文化大革命を経験した人達のメンタリティーみたいなもんにすごく興味があるのよ。
だから、村上春樹さんの本より、莫言さん高行健さんの本の方が馴染み深かったりするんだ。(笑
↑ノルウェイの森くらいは読んだことがある。
でも、「この間、ブックオフに行ったら、『1Q84』が沢山出てたよ」と言っていたので、今度読んでみましょうかね。
そうそう、ノーベル賞と言えば・・・。
「世界で初めてiPS細胞の臨床応用に成功した」ゆうてるおっちゃん、何なんやろなぁ。
最初、「何か大人の事情があるのかいな?」とか思ったんだけど、どうやらおっちゃんの妄想みたいやなぁ。
所属先と言われてるところが次々に「そんな人おりませんで。知らん」みたいに言われてるし、本人うにゃうにゃとはっきりせんし。
たぶん彼の発表は中山さんのノーベル賞受賞前から決まってただろうから、今に合わせた訳やないと思うけどさぁ。
いったい、何がしたかったんやろ。
こんなん、世界中の人に笑われるやん。
おっちゃんの言ってることはほんまで、おっちゃんの研究が発表されると都合の悪い人達が潰しにかかってる、つうストーリーだと面白いねんけどなぁ。
そうはならないんだろうね。

さて、今日は従姉妹に頼まれていたシフォンケーキを焼いておりました。
この鉄板2枚で10個です。
明日急遽お出掛けすることになったので、ちゃーちゃーと済ませました。
ほとんど失敗することもないから、頼まれても気楽に引き受けられるわ。
1日何となくボーッと過ごすことが多いからいい刺激になります。
私、社会と繋がりたいとか、評価されたいとかあまり思わないけど、それでも以外の誰かのために何かをするってのは気分が違うね。

さっきムラカミーチェが愛媛の実家から送られて来た今シーズン初のみかんを持って来てくれました。
「まだみかんじゃない」ゆうてました。
コレ、どう見ても、みかんなんですけどぉぉ?(笑
ハハハ、「みかんらしいみかんじゃない」って言いたかったのね。
そう、甘みも酸味もないただ水っぽいだけのみかんでしたわ。
今日なんかもう涼しいってなもんじゃなくて寒いからねぇ、これからみかんも美味しくなるでしょ。
↑夫も長袖を着て行った!
スタートダッシュは遅かったけど、この何日かで一気に秋になっちゃったね。
来週は絶対に衣替えをするわ。
って!まだやってなかったんかい!


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身近でこんなことが?なり~







お昼前にね、近所のコンビニにサンドウィッチを買いに行ったんですよ。
そしたらまぁ!車が雑誌コーナーのガラスに突っ込んだ直後でねぇ。
↑写真を撮りたかったが、呆然としている運転手の横で撮れなかった。
よくニュースとかで見るけど、こんな身近で起こることなんだねー。
早速、マリ造にメールをしちゃいましたよ。
マリ造>またブレーキとアクセルの踏み間違え!?いったい全国で何日に1度のペースでコンビニが被害に遭うんだ?
そうだよなぁ。
風が吹けば桶屋が儲かるじゃないけど、ガラス屋がどんだけ儲かるんだ?って感じだよね。(笑
そのうちコンビニもガラス屋をグループ企業にせなならんぞ。
オイオイ。
夫>コピー機やATMは無事だったんだろうねぇ。
これがうまいこと突っ込んだつうか、不幸中の幸いで、コピー機とATMを避けて間にある雑誌コーナーの被害だけで済んだんだよ。
何かさぁ、コンビニって、防犯上のためにそうしてるのかどうかわかんないけど、大抵入り口に高価なコピー機やATMがあるじゃない?
あれを弁償するとなると大変だもんなぁ。
ほんま、他人事と思わんと私も気を付けなくっちゃだわ。
絶対にやらないと言う自信がないので、私は被害が最小限で済むようになるべく正面に停めないようにしていますのよ。
ホホホ。
あ、事故に気を取られてはおりましたが、ちゃんと目的のサンドウィッチを買って来ましたよ。
私ね、コンビニのサンドウィッチ、結構好きなのよ。
パン屋のサンドウィッチで、時々パンがパサパサになってるのありません?
私、アレ、めっちゃ許せないんですよ。
コンビニでは絶対それがないから安心して買えるんだー。
ええ、大好物のミルクフランスも買って、ご満悦のランチでした。
やっすい女やのう。ハハハ。

そうそう。
「身近でこんなことが?」というのが最近もう1つありましてね。
←長年、私が愛用しているこのパナソニックの全自動コーヒーメーカー。
遂に終末期を迎えまして、毎朝ものすごい悲鳴を上げているんですよ。
そら、17年以上も毎日こき使われてりゃあ、そろそろ限界だわな。
つうか、よく頑張ったよ。(笑
で、新しいのをネットで買おうと、いろいろ調べましたらですなぁ。
どの店も納期が皆11月末、早くて11月中旬になってるんです。
何でだ?
今すぐ発送出来るところを探しに探して注文したら、やはり11月中旬まで入らないと言うではありませんか。
何ですとぉ??
こっちがあれがないと困るんじゃ~!
何で納期に1ヶ月以上かかるねん、何とかせぇ~!
とメール(もっとソフトにね)をしたわけですよ。
まぁ、それほど需要のある製品でもなかろうし、どのお店でも納期が1ヶ月以上かかるつうことは、メーカーの問題だろうとは思ってました。
そしたら、お店の回答は
>モーター部品のトラブルのため生産が止まっており、ご案内しておりますお日にちより早くのお届けは現状難しい状況でございます。
ええっ!?機械(コーヒーメーカー)を作る機械が壊れてるって?
それも修理に週単位じゃなくて、月単位掛かるってこと?
つまりコレって、ウチのガスコンロが壊れて、直すのに1ヶ月間も掛かってその間料理が出来ないのと同じことだよね?
こんなことってあるのねー。
新しいモーターを買えよ!
って!単純な問題じゃないんだろうねぇ。(笑
本当なら「もういらんわ!」と言いたいところなんですが、どこも納期は同じで待たなきゃしょうがないみたい。
あーあ、11月まで今のコーヒーメーカー持つかなぁ。
↑悲鳴を上げつつも、何とか動いてはくれている。


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完成度と好みは違う?なり~







夕方のニュースを見ていたら、「世田谷立てこもり事件」をやってたのね。
何やら元警視じいさんが近隣トラブルで、隣のばあさんを日本刀で切りつけて、ばあさんちに立てこもって自殺しちゃったらしいんだよねー。
はぁ~、もう80歳過ぎたじいさんが何をやったんだか。
まぁ、このじいさんとばあさんは以前にも掴み合いの喧嘩をしてたっていうから、修復出来ない関係になっていたんだろうね。
近隣トラブルって、簡単に逃げられないからほんとにやっかいさ。
なーんて思っていたら、階下からまたピアノの音がぁぁ~。
もう~何度言えばわかるんじゃ~!ピアノを弾くときには窓を閉めろ、窓を!
つうか、何でメヌエットなんだ?
しかも何でいつも同じところで間違えるんだ?
最初から弾き直すな、そのまま弾き続けろ。
ったく、いい加減にしてくれ。
ハハハ、じいさんと大して変わらん?
もちろん私は怒鳴り込むつもりなんかないし、自分ちでブツブツ怒ってるだけに留めておこうと思ってるけど、ピアノの音がする度にイラッとする。
↑あんた、WEB上で充分愚痴ってるじゃん!(恥
関係ない人から見たら、「そんなことで?」という些細なことでも、渦中にいる当事者には我慢ならないことってあるんだよね。
それはわかるけど、じいさん、日本刀を持ち出しちゃいかんよ、日本刀は。
自分も含めて日本中の人がイライラし過ぎてるよね。
あかんですのう。

さて、先日、作った薬臭いマフィンを台所に置いておいたら、マリ造
「私、最近、マフィンに凝ってるのよねー(食べる方ね)」と言うから、
「よかったら1個あげるよ」言ったら!
「いやいや、そんなつもりじゃなくて、たまたまマフィンが目に入ったからあちこちのを買って食べてるって話をしたかっただけなのよ」だって。
ハハハ、そんなつもりじゃないのに、絶妙なタイミングってあるのよね。
もらうだけじゃ申し訳ないと思ったのか。
>蜂蜜に文旦が良い仕事をしていました。しかし、私は蜂蜜好きな方だけど、これはちと主張が強く、気持ち控え目でもいいかなという気がしました。
とわざわざ感想をメールして来ました。(笑
私の機嫌を損ねないよう配慮した文章でしょ?
たぶん相当蜂蜜が気になったんだな。ハハハ。
そうだよなぁ、やっぱりあの高い蜂蜜は存在感がありすぎたよね。
というわけで、今度は蕎麦の蜂蜜を使って焼いてみました。
うーん、私、根本的に間違ってないか?
何でまた蕎麦の蜂蜜なんて癖のあるものを使ったんだ?
そら、前回使った蜂蜜(マヌカハニーと普通の蜂蜜の中間くらいな感じ?)より癖が少ないとは言え、アカシアなんかに比べたら充分癖がある。
まぁ、在庫が蕎麦の蜂蜜しかなかったんだけど、それだったら、何故メープルシロップにしなかった?
もうどうかしてましたわ。
ええ、結果は前回より若干薬臭い香りが弱まっただけでした。
あーあ。
そうそう、一緒にあげたキャロットケーキの感想も一緒に送って来ててさぁ。
>マクロビ菓子としては完成度高し!
だってさ。(笑
あのぅ、私はマクロビ菓子なんか作るつもりじゃなかったんですけどぉ。
「完成度が高い」なんて言われてもなぁ、困りますがな。
>しかし、お菓子には一瞬の快楽に身を委ねるのが正しい付き合い方ではないかと感じたのでした。
わしもそう思うよ。
別にお菓子から必要な栄養素を摂らんでもええし、食べなくても死なないのに、そこから快楽を除いてどうするねん!ちゅう話やわな。
つうか、あんた、相当物足りなかったんだな。
ハハハ。


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気忙しいわなり~







朝晩、ちょっと涼しいというより寒くなって来ましたなぁ。
昨日の朝、スッキリの占いを見てたら、4月生まれは衣替えをドーンとやれば吉、みたいなのが出ていたんだけど、日中の暑さを考えると・・・
まだ手をつけられません。
だって、ウチの暑がりなんですもの。
今、半袖をしまったら、「拷問かい!」と言われそうよ。(笑
皆さんのお宅は、もう衣替えが済みました?
あー、やらなきゃいけないと思うと、焦るわ~。
とりあえず、今日はシーツを洗って布団を干して、冬布団に替えました。
明日は夏用のラグを洗って、冬用のカーペットを出そうかしら。
扇風機もそろそろしまわなきゃねぇ。
何だかこの時期は気忙しくて落ち着きませんわ。
また今月は何気に忙しくてですねぇ、14日は叔母の49日で実家へ、19日から21日まで東京に行って、22日はクリニックで23日は整形。
↑ようやく夫のスケジュールが決まったんだ♪
病院、2連チャンつうのが笑える。ハハハ。
月末には薬師寺の奉納歌舞伎を観に泊り掛けで行ってくるんだー。
って!普段引き篭もりの私がこのハードなスケジュール、大丈夫か!?
はドキドキしています。(笑

さて、東京と言えば、ムラカミーチェ夫が社員旅行で横浜東京に行っていたらしく、お土産をもらいました。
「聘珍樓」の小籠包と肉包です。
お店には何回か行ったことがあるけど、チルドを食べるのは初めてよ。
どんなもんでしょ。
と早速昨夜蒸してみました。
何回かに分けて蒸すのが面倒で、一杯一杯に並べたらお隣とくっ付いてえらいことになってましたわ。(笑
「取るときに破れるかな」と思ったんだけど、そうでもなかったわ。
たぶんちょっと皮が厚かったせいね。
見ておわかりだと思うんですけど、スープは一杯入ってます。
が、具が皮に比べて少ないの。
何だろ、ワンタンくらいな感じ?
思っていたものよりは美味しかったけど、あの具は寂しかったなぁ。
「鼎泰豐」の小籠包が無性に恋しくなったよ。
あー、食べたいなぁ。
ついでに東坡肉や牛肉餡餅、あー、フカヒレやアワビも食べたいのう。

そうそう、先日友に送ってもらった粕漬け、早々に食べちゃいました。
これは最後の鮭ね。
私、魚料理の中でやっぱり粕漬けが一番好き。
これが変に私の中の何かを刺激をしてしまって、無性に食べたくなったの。
自分で作ろうと思ったんだけど、ちょうど粕が切れててねー。
弘法さんの縁日に買いに行ったら、「酒粕が出るのは冬になってから」と言われてしまったわ。
そりゃそうだ。
冬までお預けね。


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人のふり見て我がふり直そなり~







isp細胞の研究をなさってる京大の先生がノーベル賞を獲ったんやねぇ。
山中さんまだ50歳というじゃない?
若いのにすごいねー、知り合いでも親戚でもないけど、同じ日本人として何やし鼻が高いわ。(笑
何だろうね、この感覚。
そういや、この間、新聞に村上春樹さんのエッセイが載ってて、ちょっと考えさせられたわ。
今の領土問題に絡めて「政治と文化は別」みたいなことを言ってたんだけどさぁ、私は日頃から「それはキレイ事なんじゃない?」と思ってたの。
正直、そういうキレイ事にうんざりもしてたのよ。
そもそも領土問題なんて、“縄張り意識”の本能レベルのもんなんだから、理屈じゃないし、そんな風に割り切れるもんじゃないんじゃないよね。
でもね、彼の本が店頭から撤去されてたというのを聞くと、日本人の私としては「ちっちぇえなぁ」と腹も立つわけよ。
↑普段、村上さんのことをボロクソ言ってるくせにね(笑。
何だろうねぇ、こういう感覚。
よくよく考えてみると、領土問題が起こってから韓流ドラマやK-POPを拒否してる我々も「ちっちぇえ」んだよね。
たぶん、文化とも言えない日本で駄作と言われてたりする漫画でもアニメーションでも、拒否されたらめっちゃ腹が立つと思うんだ。
結局、表と裏で同じようなことをしてるんだよね。
文化なんてもんは誠に便利なもんで、自国の文化は誰もが素晴らしいと思うし、尊重して欲しいとも思う。
だけど、「他所の国の文化も自国と同じように尊重してるか?」と聞かれると、決してそうではないんだよねー。
冷静に考えると、他所の国の文化を否定しておいて、自国の文化だけを尊重しろ、ってのは勝手な話だよ。(笑
ま、こういうのは理屈じゃなくて、“感覚”だからどうしようもないんだけど、少なくとも、私は本の撤去の話を聞いて、「ちっちぇえなぁ」と思ったからねぇ。
これからちっちぇえことをしないように気をつけようと思う。

さて、今日はは家にいることはいるんですけど、ゴミ部屋 書斎に籠もって仕事をしております。
昨夜、と言っても夜中1時前、肩が凝ってしょうがなかったらしく、2時までやってるマッサージ屋に行ったら、断られたんだって。
「暴れなかったの?」と聞いたら、おとなしく引き下がったらしい。
ハハハ。
お気の毒だったので、「どこかに連れて行け」などとは言わず、お昼を食べに行く程度に済ませておいてやりました。(笑
↑って!あんた、どこにも出掛けたがらないじゃない。
いつものつけ麺屋でいつもの1.5玉に挑戦。
少しずつ食欲も戻りつつあるんだけど、やっぱり完食は無理でに手伝ってもらいましたわ。
何やし、今日は珍しく流行ってて、???と思っていたら、近所の有名なつけ麺屋が休みだったみたい。
あー、そういうことですか。
ハハハ。
塩辛いものをたんと食べたので、何だか甘いものが食べたくなってコンビニに寄って、アイスを買いました。
森永とドトールがコラボレーションしたアイスらしいです。
中身はちょっと苦めのカフェオレで美味しいと思ったんだけど、コーティングしてあるチョコがもう少し薄くてもいいんじゃないかなぁ。
アーモンドも粒が大きくて、サクサク食べられる感じじゃなくてうるさい。
といろいろ文句を言いながらも完食。
文句を言うなら、食うな~!!
ったく、黙って食うことは出来んのかねぇ。


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がっかりなり~







忘れていたんですけど、3連休だったんですねー。
はまだ戻って来てません。
亭主元気で留守がいいとは言うものの、これじゃあ一般企業に勤める人以上に働いてるんじゃないか。
何度も言うけど、騙されたなぁ。ハハハ
まぁ、好きなことを仕事にしてるって点では、彼はかなり幸せな人だとは思うけどね。
↑それでも昨今は好きなことだけをしていることは許されないようだけど。(笑
先日、新聞の投稿を読んでたらね。
>一般企業はキツかったから、役所に転職したのにそれほど気楽な稼業じゃなかった。
とあったのよ。
もうさぁ、そんなん当たり前じゃん。
部署によっちゃ、ノルマがあるところだってあるし、世間の皆さんの目も厳しいんだからそうそう気楽でいられないって!
公務員法で守られててクビになることはないだろうけど、その法律によっての義務もまたあるでしょうに。
いいことばかりじゃないと思うよ。
今日も買い物から戻って来たら、怪しい男女の2人組がウチのポストに何かを入れようとしてたの。
「我が家に何か用ですか?」声を掛けたら!
市役所の人で、「お寺の資料をお持ちしたんですけど、休日に先生をお尋ねするのは申し訳ないと思って、ポストに入れて帰ろうと思ったんです」
だって!
あなたたちも休日でしょってね。(笑
急ぎだったのかわかんないけど、休日にわざわざ資料を持って来てくれて、それをポストに入れようとしてたみたい。
それぞれ、働くってことはシンドイことよ。
って!遊んでるあんたが言うなぁ~!!
ほんまにねぇ、気楽なわたくし、今日も午後から記憶を失っておりました。
ハハハ。

さて、こんなことで1人なのでちゃちゃーと夕飯を済ませたいことろなのですが、昨日ママがお刺身用の赤イカを持って来てくれたんですよ。
当然昨日は食べられなかったから、今日何とかせねばならんのです。
ママ「わたが出るのは嫌だろうと思って、魚屋さんに抜いてもらったよ♪」
うーーーん、魚ならそれは嬉しいけど、イカは嬉しくないぞ。
新鮮だったんだから、わたがあったら塩辛に出来たじゃないか。
いや、塩辛にしなくても、わたでソースを作ってパスタとかにも使えたじゃないか。
どうして、そんな余計なことをしてくれるかなぁ。
と思ったのは、心の中だけにしておきました。
とりあえず、ゲソと耳は焼き豆腐と里芋で煮てみました。
美しくない、どう見ても美味しそうに見えんのう。
子供の頃、ママが作ったタコと豆腐を甘辛く煮たのが大好きで、それに似たものを作りたかったのよねー。
たぶん、ママはだし汁を使わずに、醤油と酒か味醂と豆腐の水分だけで煮たんだと思うわー。
タコの風味が豆腐に移って、めっちゃ美味しかったんだよね。
私はかつおで取っただし汁を使ったこと、焼き豆腐を使ったことで何だか腑抜けた味になってしまった。
そもそもイカでやろうと思うのが間違いだった?
大失敗ではないけど、私の思い出の味とは程遠いものになってしまった。
あーあ。


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面倒くさっ!なり~






は今日明日と滋賀の大学(名前は忘れた)と、卒論の合同中間発表のために滋賀へお出掛けで留守です。
↑どちらも学生が少ないため刺激し合う意味もあってね。
まぁ、留守を狙ってと言うわけではありませんが(笑、ママが弘法さんの縁日に来ておりました。
せっかく(!)が留守なんだから、「泊まって行きなよ」と言ったら!
「昨夜、歯の詰め物が取れたから歯医者に行かないと。今日を逃したら、明日明後日とお休みになるから」だって。
オイオイ、それなら何で来たんだ?
来る前に歯医者に寄って来ることは考えなかったのか?
つうか、ウチに来るのを止めようと思わなかったのか?
まぁ、そんなことを彼女に聞いても無駄だわね。ハハハ。
何だろ、今まだ従姉妹家族と暮らしてて煮詰まっていたんだろうねぇ。
ちょっと今の環境から離れて、息抜きがしたかったんだと思う。
私、悩むのよ。
7割方ママが悪いし、彼女が理不尽なことを言ってるのはわかってるんだ。
幾度となく注意してきたけど、ママ自身、自分が悪いとは思っていないからさぁ、一向に改まらないのよ。
たぶん私が言っても言わなくても、結果はそう変わらない。
それでも私は皆のために口煩く注意をし続けねばならないのか。
↑ママに注意出来るのは、私かねぇやんしかいないじゃない?
私が言えば言うほど、ママは自分の味方は誰もいないと余計に意固地になっていく気がするんだ。
もしかしたら、ママの言うことを否定せず、「そうだね、そうだね」と言っている方が良い結果が出るんじゃないかって。
ただ、そうすると、私自身がいけないと思うことを曲げなきゃいけなくなるし、従姉妹達も立つ瀬がなくなるんだよねー。
ふぅ~。
正しい正しくないはまず置いておいて、どうすることが一番皆の利益になるか、考えた方がいいのかなぁ。
押してばかりじゃなくてたまには引いて、皆にとってどの方法が一番果実を取れるか、やってみますか。

というわけで、わたくし、めっちゃ優しい娘に大変身。(笑
弘法さんの縁日でママの好物の柿を買ってやったり、お昼を一緒に食べたりしましたよ。
ママ「蕎麦が食べたい」ゆうので、元禄に久しぶりに行って来ました。
ママはカレー蕎麦なる気色悪いものを注文。
気持ち悪いでしょ?
これがまたさぁ、後半蕎麦がカレーの汁を吸ってどんどん気持ち悪いものになっていくの。
人が食べてるものを「ひぇぇ~!!」と言うのもなんだけど、ひぇぇぇ~!!
ママ「最初より最後の方が蕎麦がカレーを吸って美味しくなるのよ。うっきーも食べてみる?」
と言っておりました。
いくら美味しいものでも、そんな気色悪いものを私はいりません。
ハハハ。
そして、帰りは実家まで車で送ってやりましたよ。
もちろん歯医者にも連れて行ってやりました。
歯医者の帰りにケーキ屋に寄って仏壇に供えるお菓子を買って、
「ついでにお茶でもして行く?」と聞いたら、「うん」だって。
ママはこういうことがしたかったのかも。
たぶん寂しかったのね。
徐々に愚痴の数が減っていきましたわ。(笑
どうでもいい話を「うんうん」と聞きながら、アップルパイを食べました。
結構いいお値段してたんだけど、コレがなかなかいいのよ。
リンゴの煮方がすごく上手い!
ふにゃふにゃでもなくシャキシャキでもなく、酸っぱさも甘さもちょうどいい。
またパイも私が大好きなパリパリでかなりいい線いってる。
大当たりだったわ。
反対にママが頼んだ緑茶のクレープは・・・
中はフロマージュ風のチーズクリームだったんだけど、味見をして大後悔。
な・なんと!バナナが入っていたのよ。
私ね、世の中で一番嫌いなものがバナナなのよ。
あの香りを嗅ぐのも嫌で、スーパーでもバナナ売り場には絶対に近寄らないし、唯一人に勧められても食べないものなの。
↑アレルギーは別にしてね。
そんなバナナが口に入っちゃったよ。
うきさん、一生の不覚であったわ。(笑
教訓、中身をちゃんと確認して食べないとね!

たったこれだけのことなのに、ママはかなりの上機嫌になって、従姉妹達にも比較的穏やかに接していましたわ。(笑
やっぱり構ってあげることが大事なのねー。
歳を取ると、子供と同じなのよね。
自分が大切にされてるかどうか、試すのよ。
大事にされてると思うと、それだけで安心するみたい。
ったく、面倒くさいのう。
と言ってから、あと何十年か後には私も同じようになることに気付く。
あー、嫌だ、嫌だ。

夜のおつとめ(親戚が集まってお経を読む)にも付き合い、こうなったらとことんママに付き合ってやろうと、夕飯も一緒にしてきました。
↑従姉妹家族は自分ちに帰った。
近所の回転寿司屋で、バイ貝、ホタテ、かわはぎにイカ。
〆はだし巻き、しゃりナシでお願いしました。
2人合わせて9皿、2500円。
なんということでしょう。
1人分の値段じゃないですか。
もうそれほど食べられなくなったのよねー。
あー、嫌だ嫌だ。



本当のサプライズってこのことよなり~







さっきね、ブログを更新しようと思ってPCの前に座ったんですよ。
ふふふ♪今日はお菓子を焼いたからそのネタをUPしようかなぁ、と思っていたんです。
ええ、さっき佐川のおっちゃんがこの荷物を持って来てくれるまでは・・・。
わかります?横幅が玄関の戸よりあるんです。
「あらー!こんな大きい箱、何が入ってるの?」
佐川のおっちゃん「はぁ、私に聞かれてもわかりません」
そらそうだわな。(笑
誰が贈ってくれたんだ?
送付伝票を見ても、差出人はお店になってて贈り主が誰かわかりません。
何度見ても送り先は私になってるしなぁ、私への荷物だよねー。
開けるのがちょっと怖い。
が戻るまで待とうか?とも思ったんですけど、軽いし時計の音はしないし(爆弾なんか入ってないよ!)、好奇心に負けて開けてみました。
そしたら、こんなゾウが出てきました!
うそーーっっ!このでっかいゾウは何!?
あーびっくりした。
横幅が2畳のラグの半分以上を占めてるじゃない?
こんなに驚いたのは久しぶりよ。
当たり前だけど、隅っこに置いてもこんなにデカイ。(笑
ウチにある大きめのぬいぐるみとは比べ物にならないじゃない。
何度も言うけど、デカイなぁ。
つうか、これはいったい誰が贈ってくれたんだ?
嫌がらせになってないが(笑、これはもしかして、新手の嫌がらせか?
うーん、うーん。
もしかして、箱の中にメッセージカードとか入ってるかもと思い、もう一度箱を見直したら、もう一つ小さい箱が入っておりました。
ドキドキしながら開けたら、これがな・なんと時計でした。
時限爆弾じゃなくて、壁掛け時計ね。
どなたかわかりませんが、笑わせてもらいましたわ。
あー、動いてなくてよかったー。
もし動いてたら、警察に連絡してたかも。
ハハハ。
なーんて思いながら、小さい箱をもう一度よく見たら納品伝票が入ってて、そこにブログ友・miwasukeさんの名前がありました。
いやー、あなたでしたか。(笑
本当の意味でのサプライズプレゼントでしたよ。
このドキドキ、ちょっと癖になるかも~。
こんな刺激的で高価なプレゼント、初めてでした。
最近いろいろあって気分が晴れなかったんですけど、お陰でしばらくバカみたいに笑えましたよ。
いつもお心遣いありがとう。

今日はねー、面白い贈り物がもう一つあったの。
じゃんぼおかんから「小ざさ」の最中が届いたの。
内容は「最中」とあるんだけど、キレイに包装されて箱に入ってたのよ。
はて?これは私が開けていいものなのか?
彼女はね、私がゴミを嫌がるのを知ってるから、何かを送ってくれるときは出来るだけ包装ナシで送ってくれるのよ。
しかも、内容がパパの大好物だった「最中」だからさぁ、お供え用に贈ってくれたかもしれんし・・・。
としばらく開けるのを躊躇しちゃった。
もうおあずけを食らってる犬のようよ。(笑
我慢出来ずにメールで「開けていいか?」と確認してから、開けて1人お茶をしましたわ。ハハハ。
子供じゃないんだからって!
まぁ、この餡子ったら、素晴らしいのよ。
ええ小豆を丁寧に煮ました!って見本のような餡子よ。
何だろ、いい意味で小豆独特のあくも残ってるし、つぶ餡のくせに舌触りもめっちゃ滑らか。
こりゃ、私が今まで食べた餡子の中で、1,2位を争う餡子だよ。
彼女が私に食べさせてやろう」と思ったのも、わかる気がする。
ありがとうよ~。
あー、美味しかった、ご馳走さん。


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中村勘九郎襲名披露の話なり~







こちらはどうやら気温が30℃を超えていたようです。
10月と言えば、衣替えなのにいつになったら半袖をしまえるのかしら。

さて、忘れないうちに2日の歌舞伎観劇の話を記録しておきますね。
演目は
一、鬼一法眼三略巻(菊畑)
鬼一・市川左團次 牛若丸・尾上菊五郎 鬼三太・片岡仁左衛門
皆鶴姫・中村時蔵
二、口上
三、義経千本桜(道行初音旅・川連法眼館)
義経・尾上菊之助 佐藤忠信(狐)・中村勘九郎 静御前・中村七之助

私、今まで襲名披露公演は見たことはあったんですけど、「口上」を聞いたことはなかったんですよ。
だから、今回は夜の部だけ「口上」が聞けると言うので、すごく楽しみにしておりました。

まずは開演まで30分ほど時間があったので、いつものモナカをば。(笑
私はいつもの抹茶で、マリ造はいつも同じじゃ芸がないと思ったのか、あずきにしておりました。
が、やはり抹茶の方がよかったみたい。
秋の期間限定なのか、栗のモナカもあったので、次回秋に来ることがあったら今度は栗にしてみようと思います。
歌舞伎を観に行ってるんだか、モナカを食べに行ってるんだか。

席は6列目の9,10と花道から3つ目4つ目の良席でしたのよ。ホホ。
20000万円とちと高額だったですが、今回は「元は取った~」って感じ。(笑
一幕目は鬼一法眼三略巻(菊畑)ね。
鬼一法眼という平家側に付いたおじいちゃんがおってね、彼には生き別れになった源氏側に付いた弟が2人いるのよ。
そのうちの1人(鬼三太)がやっこに化けて、これまた使用人に化けた牛若丸と虎の巻を盗もうと法眼の家に潜入してるのよ。
んなもん生き別れになったからって、実の弟がわからんはずないやん!
って突っ込みはしちゃいけないんだなー。(笑
ある日、法眼が自慢の菊畑で菊を愛でてたら、娘と一緒にお出掛けたはずの牛若丸が1人で帰って来たのよ。
そしたら、法眼えらいこと牛若丸を怒るんだな。
んなもん、娘が「先に帰ってて」ゆうたら、帰るやん。
自分のところの娘のわがままを叱れよってね。
なんつう突っ込みもナシね。
まぁ、この舞台では法眼が鬼三太と牛若丸の正体を薄々感じてはいるけど、どうなの?って設定だからさぁ。
鬼三太に主人である牛若丸に仕置きをせえ、と命じるの。
でも、弁慶になれない鬼三太は主人を打てないのよ。
もう~頭の悪いやっちゃなぁ、疑われるちゅうねん。(笑
案の定牛若丸にも怒られるし、その場面を娘にも見られるしで、ほんまに鬼三太は間抜けやねん。
って!こんなことを言うたら、身も蓋もないんやけどね。ハハ。
この幕ではたぶん「弁慶になれない鬼三太」が主題なんだろうね。
あとは娘(牛若丸に恋してる)に横恋慕する嫌なヤツを牛若丸が討って、娘が「虎の巻を盗むお手伝いをしますわ~」で幕引きよ。
ストーリーとしては極めて中途半端なんだけど、幕を細切れで上演する歌舞伎ならではゆうたらそうなのかもね。
その後を本で読んだところだと、法眼は源氏を憎からず思っていたし、娘可愛さで虎の巻を牛若丸に渡して切腹しちゃうんだって。
↑次男が関わってくる話もある。
法眼は牛若丸に「くれぐれも娘を頼む」って死んでいったのに、牛若丸ってば誠実じゃないよねー。(笑
しっかしさぁ、花道から菊五郎さん扮する牛若丸が登場してきたときには、思わず噴出しそうになったわ。
マリ造にまた睨まれちゃった。
だって、70近い菊五郎さんが牛若丸だよ、失礼だと思ったけど、ちょっと違和感があるよ。
それが歌舞伎ちゅうもんだろうし、鬼三太扮する仁左衛門さんを叱っているときなんかの掛け合いは、そら見事で溜息が出るほどだったけどね。
何だろうねぇ、私、よく芸を言い訳にして女遊びをしたりする役者さんを懐疑的に見てたんだけど、やっぱり「芸」って存在するのねー。
所作一つ一つが美しいだけじゃなくて重いのね。
ああ、それにしても仁左衛門さんが美しかったー。
彼の主役の舞台が観たい。

楽しみにしてた二幕目の口上・・・。
菊五郎さんから始まったんだけど、2番目の時蔵さんがめちゃ噛みの上に詰まったもんだから、そのあとの人も伝染したようでグダグダだったの。
何だろ、やっぱり緊張なさってるのかなぁ、気持ちが前に前に行き過ぎて早口になっては噛む感じだったわ。
テレビなんかでよく見るユーモア溢れる口上とは、ちょっと違った。
歌舞伎座とかだとメディアも入ってるし、ありゃ皆さんちゃんと練習しての結果だったんだな。
よーくわかったよ。ハハハ。

二幕目が終わって、我らはいつものお寿司で食事。
事前にマリ造が予約をしておいてくれたんだけど、何故かリストから漏れていたようでねー。
ええ、もちろんマリ造は毅然とした態度でねじ込みましたよ。(笑
また間の悪いことに相手は、「二幕目はお寿司が出来ません」言うの。
あんた、またやっかいな人にやっかいなことを言うのう。
「おりゃぁ~!そっちの手違いなんだから、何とかせんかい!おらぁ~!」
↑もっと丁寧で慇懃にね。
ハイ、私達の席にはお寿司が置いてありました。ハハ。
特別お寿司が食べたいわけじゃないんだけど、30分の幕間で慌てて食べずに済むのが握り寿司しかないんだよ。
それでも私達はギリギリよ。
もうびっくりするのが、どんなに品が良さそうなご高齢のご婦人でもめっちゃ食べるのが早いの。
やっぱり戦中戦後を生きてきた人達は違うのよねー。

三幕目の道行初音旅は所謂舞踏劇。
義経を訪ねて吉野山に来た静御前が義経にもらった“初音”という鼓を打ったら、忠信が現れて彼女を守りながら旅をする話を踊りで表現するのね。
↑忠信は義経の家来ね。
実は忠信と思っていた人は狐だったというお話なんだけど、何ともグロい(失礼!)のが初音はその狐の両親の皮で作った鼓だったのよ。
両親恋しさでその鼓の音色に誘われて、狐が忠信に化けて出て来てたの。
まぁ、想像すると気持ち悪いんだけど、勘九郎さんがときどき見せる狐のコミカルな動き楽しかったし、七之助さんとの絡みも息がひったりでねー。
私は口を開けて観てたと思うわ。
幕間に知らない叔母さんに声を掛けられて少し話をしたんだけど、かなり興奮した様子で「感動したわー」とおっしゃってた。
うん、確かに頭ではなくて何だか体で感じた気がしたよ。
誰彼構わず時間を共有した人と話がしたくなる気持ちはわかった。(笑

4幕目の川連法眼館は、本物の忠信が義経の滞在先に来てて、静御前と一緒に旅をした狐忠信の正体がバレる場面。
忠信は母の病気で帰郷して、母が死んだ後も自身の破傷風の治療でずっと故郷にいたと報告するんだけど、じゃ、静御前といる忠信は?
忠信が何か悪巧みをしてるんじゃないか、と疑われて別室へ。
↑勘九郎さんが2役を同時にどうこなすのかな?と思ってた。アホだ。
静御前が例の鼓を打ったら、忠信に化けた狐が現れて告白と懺悔。
鼓が狐の両親の皮だと聞いた静御前のリアクションったらなかったよ。
心底「ゾッ」とするって感じだった。
忠信に化けた狐が白い毛の生えた衣裳に早変わりして”本物の狐”になったんだけど、、早変わりってほんまに早変わりなのよね。
思いもよらないところから出て来て、さっと引けて行ったりと歌舞伎の舞台セットの仕掛けってすごい。
また勘九郎さんのアクロバティックな動きにもびっくり。
階段で座ったままイナバウアーをやって頭を床につけちゃったり、150cm以上ある廊下の手摺りをヒョイと飛び越えたりするのよ。
人間、あんなことが出来ちゃうのねー。
感心しちゃった。
あれは早変わりやセットの仕掛けを上手く利用して、狐の動きを再現してたのね。
狐には見えなかったけど、確かに何か獣には見えたわ。
と一連の見せ場が終わったところで、奥で狐と静御前のやり取りを聞いていた義経が現れて、狐は義経と静御前にお詫びを言って去って行くの。
義経が狐を不憫に思って呼び戻そうと静御前に鼓を打たせるんだけど、鼓は音が出ないの。
つまり鼓の皮となった両親黙ってしまったということね。
親子の情とは何と厚くて、尊いものよのう、となるわけよ。
私としては、「ええ話やな」とここで終わって欲しかったわ。(笑
が、その後、狐が戻って来て、鼓をもらいお礼に悪い人達が押し寄せてくるから自分の通力でやっつけますね、と。
うーん、これはストーリーとしては無駄ではないかい。
狐にもう一動きさせるのに必要なのかのう。
最後、音楽(!)に合わせて勘九郎さんが踊りまくるんだけど、お客さんも拍手じゃなくて手拍子よ。
何だろ、この一体感、まるでアイドルのコンサートにでも来てるみたいじゃないか。
めっちゃ楽しかったよぉぉ。
いやー、マジで許されるなら楽屋まで行って、「ありがとう。いい舞台だった」と言いたかったよ。(笑
↑何で歌舞伎にはカーテンコールがないんだろ?ある?
もし、財布が許すなら3幕目からまた観たいと思う。
いやいや、その前に昼の部だな。
あー、私はこうやって歌舞伎貧乏になっていくぅ。ハハハ。


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このアホ、懲りないのうなり~







ふぅ~、わたくし、疲れています。
今日は1日どこにも出掛けず、昨日の歌舞伎の感想をまとめようと思っていたんです。
昨日は4時開演で8時25分終演で、3時間強も座ってたからやはり体中が凝っていたんだよね。
が、10時半頃、自分の部屋(廊下に面してるの)でメールをチェックしてたら、ムラカミーチェ「うきさん、散歩に行かない?」と誘いに来ました。
廊下から声を掛けられたので、居留守が使えない~。(笑
ああ、以前「私達運動不足にも程があるよね。いい季節になったからアピタまで歩いて行って、ウロウロして帰るなんていいんじゃない?」
なんて話をしてたんだっけ。
すっかり忘れてたよ。
そういや、ケンタッキーの30%OFFのキャンペーン、今日までだっけか?
CMを見て、「食べたいなぁ」と思っていたんだった。
このアホ、体調が優れないのも忘れて、「行く、行く!」だって!
片道20分ほどの距離なんだけど、半分も行かないうちに大後悔よ。
暑いし、腰は痛いし、持ってる鞄も何故か重い。
なんで私ってば、毎回毎回こんなアホな選択をするんだろ。
案の定、アピタに着いた頃には、もうズタボロよ。
それでも「ケンタッキー♪ケンタッキー♪」と意気揚々と4ピースとポテト、コールスローのセットとコーヒーを注文。
このアホ、また忘れてるんだよ。
夏以降、以前ほど食べられなくなってることをすっかり忘れてたの。
絶好調のときでも3ピースが限度なのに、どう考えても食べられるはずがないじゃないですかね。
ハイ、玉砕でございました。
ポテトに至っては、一口も食べずに終了。
ちっとも安かなかったじゃないか。
目の卑しさが財布も身も滅ぼす。
食べた分だけアピタをウロウロしようとするも、お腹が重くて立ってるのも辛い有様。
ったく、何でええ大人が同じ失敗をこうも繰り返すんだろ。
トホホ。
ムラカミーチェをハロウィンのセットの顔出しに立たせて写真なぞ撮ってみるも、1時間ほどで限界に。
帰りは市の巡回バスで帰ろうとも思ったんだけど、「今日の目的は?」と考えたら、意地でも歩いて帰らなきゃいけないじゃない。
もう足を引き摺りながら、家に戻って来ましたよ。
あー、シンド。
大袈裟じゃなく、家に入った途端動けない感じ?(笑
そのままリビングまで這うようにして行って、横になったわよ。
あーあ、本当に何をやってんだろ、私。


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勘九郎襲名披露に行って来ましたなり~







今日はマリ造「御園座」「六代目中村勘九郎襲名披露」を観に行って来ました。
いやー、いい舞台でしたよ~。
七之助さんは妖艶だったし、勘九郎さんは早変わりにアクロバテックな動きにとこれでもか!と技を披露しておりました。
ちょっと興奮しちゃったよ。
たぶんおかしくなってた、いや、たぶんじゃなく絶対おかしくなってた。
ネジが1本すっ飛んでたな。(笑
その流れで調子をこいて↑の写真を撮っていたら、「タコスさん」と声を掛けられ、「うん?」と思ったら、の研究者仲間の中根先生でした。
いやーん、見られてました?(恥
彼女は旦那さんのお母さんといらしてて、「ほら、閻魔さんの奥さんです」と紹介されちゃいましたよ。
こんなお調子もんの姿を見られたことも、「閻魔さんの奥さん」と言われたのも恥ずかしい。
誰かに会うと思ったんだよねー。
あんまりアホなことをせんように気をつけなくっちゃ。
いつ誰に見られてるかわかんない。(笑
恥ずかしいと言えば・・・。
開演前にマリ造と例のモナカを食べてたら、和服のご婦人が前を通られて、マリ造「キレイねー」と言うから
「ほんとね。富司純子さんに似てらっしゃる」と言ったら!
マリ造ご本人だよ!と突っ込まれてしまいました。
だって、思ったよりも痩せてらっしゃって小さかったんだもん。
ハハハ。
初日はこういう楽しみもあるのね。
ちょっと疲れたけど、本当に楽しかったー。
今晩はええ気分で眠れそう。ふふふ。

詳しい感想は、また明日にでもゆっくりUPしますね。
これから自分の備忘録のために、演目やあらすじ、感想は出来るだけ残していこうと思ってるんだよねー。
悲しいことに、すぐ忘れちゃうの。
あー、やだやだ。


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