3.11を前に想うことなり～

明日は3月11日、あれから5年。 もうねぇ、この時期の新聞もテレビも、ほんと見るのが辛いのよね。 あのときの「空気」を思い出しては、いろんな感情が蘇ってくるんだよ。 今でも怒りに震えます。 何の被害にも遭ってない私ですらそうなんだから、実際家族を亡くし、家を失くした方達は、どんな気持ちでこの時期を過ごしてらっしゃるのか。 特に今でも風評被害に苦しむ福島の方達のことを思うと、遣り切れない。 あの日から何もかも変わっちゃったんだよ。 被害に遭われた方がテレビに出てるだけで、ウルウルしちゃう。 先日、毎月野菜を取り寄せている福島の農家の方から ＞5年過ぎた今でも、残念ながら、いわゆる「風評被害」は続いています。いくら、放射能を測って出なくても、なかなか流通が復活しない。「どうか福島の農産物を正当に扱って欲しい！」これが福島県農業者からの望みです。 というメールが来ていました。 人の考えを変えるのは容易ではないのよね。 いくら数字を示しても、意味がない。 でも、応援している人もまたいるはずです。 私は頑張っている人には、絶対に報われて欲しいのよ。 だから、福島から野菜を取り寄せ続ける。 10年経ったら、身銭を切って買い続けたことを自慢するわ。（笑 そして、「偽善なんかで10年続けられるもんですか！」と言ってやる。 って！誰に！？ ふふふ、私を怒らせると、ひつこいのよ。 そんな中、夕方のニュースをたまたま見ていたら、私が寄付してる「みちのく未来基金」の記者会見をやっておりました。 4年間で約400人のお子さんが給付金を受け取ったそうです。 ↑学費の全額（年間上限300万円）を返済不要で支援している。 初の大学卒業生も社会に旅立つんですってよ。 私が寄付してる額なんて微々たるものだけど、嬉しいねぇ。 あと20年と先は長いけど（震災の年に生まれた子供が大学院を卒業するまでを想定して25年）、頑張りますか。 うん？20年って！？ 私は70歳になってるんかー。 それまで生きてるんかいな。（笑 前納しておいた方がいいかもなぁ。 さて、そんなことをテレビの前でブツブツ言いながら、今日もグータラしておりました。 今週1週間、休養週間といたします。 えっ！？いつも休養してるやん！って？ ホホホ。 昨夜は、私が食事の用意をしないように、夫が早く帰って来てくれて、外で食べましたの。 何だか近頃、気持ち悪いくらい優しいの。 気持ち悪いとか言うな。（笑 この間もね、イトーヨーカドーに行ったら、ホワイトデーの特設会場があったのね。 そこで売ってた、コレ、「欲しいなぁ」と言いつつ、他の買い物をしてたらすっかり忘れてしまったの。 帰りにまた見かけて、「買って来るわ」言ったら、「もう買ったよ」と。 いやーん、買ってくれてたの？ めっちゃ気が利くじゃん！ ああ、この人と結婚してよかった―。 オイオイ、こんな単純なことで！？ いやいや、些細なことの積み重ねが日常で、こういう平穏な日常が本当の幸せなのよ。 震災で被害に遭われた方達を見て、改めてそう思います。