宇ち中
宇ち多゛中毒のページ




2007/03/20
この日の翌日、21日は春分の日で祝日。宇ち多゛も臨時休業になるということで、そんな日の前日は大抵混雑するのですが、この日の前日に、頭の中が一度宇ち多゛のタレモードになってしまったS先輩とボク。新橋玉やでも当然満足出来ずにかえってタレモードに拍車をかけてしまい、何が何でも宇ち入りせねばという心境になっていました。そして、宇ち多゛感激王の同僚Iさんも誘って3人で宇ち入りすることにします。定時に仕事を終え、いつもの立石号で順調に到着しますが表側には結構な行列が。3人の我々は裏側に並ぶことにします。そしてそうさんとのアイコンタクトを済ませ、しばしじっくりと席が空くのを待ちます。わくわくしながら待つこと10分弱、3人並んでメインテーブルに着席することが出来ました。既に煮込みは終わってしまっている様子。はやる心を抑えつつ、ビールと、まずは大根お酢だけとレバナマお酢をいただきます。



ビールで乾杯。いやあ、この一杯が最高に旨いです。レバナマもいつもながら絶品。そして、満を持してシロたれ大きいのをお願いしました。



大きいお皿は4本でワンセット、すなわちダブルです。串から外すと山盛りのレバタレができあがります。七色をふりかけて一口ぱくり。うーん、これこれ、この味ですよとS先輩と思わずうなずきあいます。Iさんもシロたれが一番の大好物。悶絶をうたんばかりに感激してます。向かいのおとうさんも呆れてしまうほどの感激3人組と化してしまった我々は、梅割りにシフトです。



辛め、普通、普通と並んだ三つの梅割り。シロたれも遠慮無くみんな手を出し、さらに焼き物を追加していきます。何となくガツ塩をいただきたくなりました。



そして焼き上がったガツ塩。これがまた絶品で、とりわけS先輩がとても感激されてました。そして煮込みがないこの日、みそでなにかいただきたいと思い、アブラみそをいただくことにしました。



もくもくと湯気が上がるアブラみそ。ぷりっぷりのアブラ多めのところがたまりません。絶品ですね。そして次にいただいたのはレバナマお塩です。



電車の中で、「塩でいただくレバナマも美味しいんですよ」なんて話をしていたこともあり、初めて塩でレバナマをいただくIさん、「これも旨いですね~」と感激してくれます。いやあ、嬉しいです。梅もすすみ、二つ目も辛めでいただきました。



あまりの旨さに興奮気味の三人。梅割りをきゅーっとすすって、少しクールダウンします。シロたれはやっぱり美味しいねえとしみじみと語り合う我々。シロみそも美味しいからいってみましょう、とよく焼きで注文します。



軽く塩焼きしたシロを、煮込みが終わってしまった時間も残りの汁にくぐらせて出してくれるシロみそ。これも絶品です。でもS先輩もIさんも、みそもうまいがやっぱりタレのほうが好みとのこと。それじゃあもう一度シロたれもらいましょうとお願いすると、なんとシロが終わってしまったとのこと。なんと、シロが無くなることもあるんですねえと驚きつつもがっくりしていると、なんと、奇跡的にオーダがだぶっていたようで、そうさんがうしろからさっとお皿をのっけてくれました。



絶望の淵からはい上がって喜びの絶頂にきたような感じの3人。既に変なテンションを通り過ぎちゃってますね。ありがたく、それでもあっという間に平らげてしまいます。そして梅割りもおかわり、三つ目です。



そして大根お酢も追加です。



最初にいただいたのはお酢だけ、そしてこれは醤油もかかっている普通の大根お酢。いつもながらみずみずしくてシャキシャキの大根ですが、違った味で楽しめるのも嬉しい限り。そして焼き物を追加しようとすると、なんと焼くもの全部終わっちゃったとのこと。まだ19:30前なのに焼くものが無い、というのは初めてです。仕入れの量の関係もあると思いますが、やっぱり休み前。たくさんのお客さんが駆けつけたに違いありません。がっくりしていると、なんとありがたいことに一本ずつ残っていたナンコツとハツをいただくことが出来ました。



ありがたやありがたや。感謝感激でいただきます。そして三つ目の梅も空いてしまい、ぶどうを半分だけいただくことにしました。



さっとぶどうエキスを入れたばかりのグラスは、いい感じにグラデーションになってますが、しばらくするとなぜか均一の色に混ざってきます。



焼くものがなくなってしまった店内は、ぽつぽつとお客さんがお会計を済ましていき、すっかり閉店前のまったりモード。この時、まだ時刻は17:45過ぎ。それにしても懸案のシロたれもたくさんいただき、3人ともすっかり満たされた感じ。残りのおかずをやっつけて、グラスの焼酎も飲み干してごちそうさまです。梅三つのあとぶどう半分で大満足。超ゴキゲンでお店をあとにしたのでした。
(つづく)

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