あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

臭い植物

2019-08-01 09:43:07 | 植物
 ついに8月です。
 7月後半遊びすぎたかなあ。 いや、大仕事もしました。アトリエ(作業場)兼物置、 兼書斎(パソコン置き場)の部屋と ギャラリー兼作業場の2室の大整理を敢行。5日間奮闘しましたがまだ片付かず・・・
 そのためかどうかははっきりしませんが、脊柱管狭窄症由来の神経痛が悪化して外仕事ができません。長時間座るのもだめ、長時間立つのもだめ、運転も1時間以上はだめ、歩くときは数十メートル歩いては一休み、要するにちまちまといろいろな体勢でいなければならないので、このままではネタが尽きそうです。
 それと、そろそろ染色モードに突入せねば。
 なので8月のブログは以前のように不定期になりそうです。無理をせずに続けたいと思います。悪しからず。

 ほんのちょっと家の周囲を回っただけですが、夏草の元気なこと。

 ナンテンの木がヘクソカズラに覆われていました。



 みためにはとてもかわいい

 あれ? ピントはつぼみに?



 わたしの好きな花です。実は、豪勢に金の粒がぎっしり成ります。これもまたいいんですが、名前のとおり悪臭が・・・特に実をつぶしたとき。
 だけどこんな名前ほどひどい匂いではありません。うちの周辺では本物の「へくそ」の匂いなんてしょっちゅうしますから。たいがいは豚か牛のものですけど。
 いつも思うのですが、もうちょっと長所に目をつけた呼び方はできなかったのかなあ、と。

 もう一つ匂いのする



 クサギ

 今白い花がわあ~っと咲いています。あれ?何だろうと近寄ってみたくなる木です。
 だけど近くで見れば



 枯れた花がへばりついて思ったほどきれいじゃないのですが、
 さらにさらに一つの花を見てみれば

 





 なかなかかわいいでしょう?

 さらに秋の実は、お正月のはねつきの追い羽根みたいな形で、青い実と赤い羽根のきれいな実が成ります。さらに、その青い実は染めると秋の空のようなブルーでとても綺麗なんです。
 昔、わたしがその実でハンカチを染めたとき、クサギの実はあまりなくて、たくさん集めることができませんでした。それから10年近く、今ではあちこちクサギだらけです。今なら簡単に実を集められそうなのですが、染める時間と元気があるかどうか・・・・・

 名前の由来となった匂いですが、葉っぱをちぎるとわかります。



 こうした若葉を食べる風習がある地方があるとかで、わたしもまねして食べてみたのですが、強烈な苦さに食べることができませんでした。多分調理にコツがあるのでしょうね。

 あるテレビ番組で、はびこったクサギを刈り取るのに、堪えられないほどの匂いであるかのようなリアクションをしていましたが、あれではクサギがかわいそう。芳香のする植物も多い中でたまたまよい匂いではなかったと言う程度ですよ。

 そして
 臭いのは枝葉だけで、花にはほんのりとニオイバンマツリのような芳香がするのです。
コメント (4)
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