あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

夏のバス旅行  和三盆(干菓子)作り体験

2019-08-29 09:34:23 | 旅行

 最近の雨の降り方、どうしてこんなに極端なんでしょうか。度重なる九州地方の雨災害には言葉もありません。

 瀬戸内海沿岸は普段から雨の少ない地域。 栗林公園を出る頃には雨は降ったり止んだり・・・予想通り、もうちょっとで止みそうな空模様になってきました。ここから歩いて5分くらいのところと添乗員さんは言っていましたが、多分10分以上歩いたと思います。途中地下道を通ったりしたものですからちょっとつらかったのですが、公園で、同じように腰の痛いわたしよりちょっと年上と思われる女性と知り合いになって
二人でがんばりました。

 行った先は「栗林コミュニティーセンター」だったと思う。公民館のようなところでした。

 机の上の不思議な木型



 これで香川特産の和三盆を使った干菓子を作ります。 講師の先生は明るくてかわいい女性でした。お父さんは和三盆の木型職人、だけど後継者がいないんだそうです。木型は上半分がふたのようになっており、印を合わせると上下ぴたっとくっつきます。そして上下くっついた状態で貝がら、富士山、亀の甲等の形にくりぬかれています。ものすごく繊細で精密な造り。もっと詳しく写真撮っとけば良かった。できあがったお菓子を見れば納得できると思います。


 材料は、和三盆糖と着色した水少々のみ。すでに道具と一緒に配られていました。



 まず、和三盆糖に水を混ぜてしっとりとさせます。お団子を作るときのように水の量が少ないですからまんべんなくまぜるにはちょっとした要領が要りますが、みんな経験がありそうな人ばかりでしたから、大丈夫でした。

 次に裏ごしで細かい粉にします。
 それを木型にぎゅっぎゅっと詰め込んで、まず木型の上の部分をそっとはがし、次に下の部分を持って板の上に中身をころんと落とせば出来上がり。



 一人分です。左から 貝殻 亀の甲 金魚 富士山
 木型も和三盆の色も交換しながら作りました。 われながら会心の出来。

 お隣さんは次々と型を変えていろいろ作っていました。



 右上のは逆さまのコアラ、中のクリーム色は同じく逆さまのビールジョッキ 、上のピンクは扇、 その隣は家、、左下のブルーのはオリーブの枝みたいです。というぐあいに、いろいろな種類があって、なるほど、どんな木型を持っているかによってお菓子屋さんの製品も違ってくるんですね。

 できたてのを食べてみてくださいと言われて一つ口の中に入れました。予想に反して、口の中でお砂糖がほろほろとこぼれていきました。時間がたつと水分が抜けて固くなってくるそうです。できたては壊れやすいので、傾けないようにそっと持って帰ってください、とのこと。



 箱に入れるとお店で売ってるお干菓子みたい。大満足でもと来た道を歩きました。だけど、地下道は歩きません。長い信号を待って、歩道を歩きました。

 さあ、お昼になりました。昼食は港の前の「ホテルクレメント」で、ランチビュッフェ。
 バス旅行での楽しみはなんと言っても昼食。数多く並んだお料理を見るとテンション上がります。





 まず第1陣ね。いろいろ食べたいので一口ずつ取ってきました。
 あとは・・・・食べるのに忙しく写真無し。鶏肉とご飯もの以外はほとんど食べました。もちろんデザートは全種類。90分間食べようと思えば食べられましたけど、そんなに食べられるものではないですね。

 たくさん歩いたけど時間はたっぷりあったのでロビーでゆっくり休めました。 


 ランチには関係ないですが、これはどこでしょう? 



 ホテルではありませんよ。
 


 手洗い場と



 化粧室とが別になっています。

 これ、高速道路のサービスエリアのトイレです。たしか、東京駅もこんな方式だったとおもうけど、鏡のない手洗いは開放的で全体が見渡せて、化粧直しで洗面台を占領することもなくて、混雑回避に一役買っていると思います。そして長い間立っているのがつらい人に座りやすそうな椅子。サービスエリアのトイレの進化はめざましいですね。
コメント (1)
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