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あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

街中の蛍

2008-06-10 00:58:27 | 生き物

 実家の近くの川に、今年もほたるが飛んでいます。 上を国道が通り、車のライトや、街灯やコンビニの強烈な明かりが照らす場所で、けなげに光っています。 


 今年、母が新しい情報を仕入れてきました。 町のかつての繁華街(今は単なる住宅街)を流れる川にほたるがいるというのです。


 ほんとかなあ? 夜、ライトをスモールにしておそるおそる走ってみました。 するとー


 ああ、いました。 たった1匹ですけど。 少し行くとまたいました。 今度は2匹。 車の通りも少なく静かではありますが、家が建ち並ぶ街の中にほたる  この川をもう少しさかのぼるとほたるが無数にいる場所に行き着きます。


 


 ほかにもう一カ所ほたるのたくさんいる場所があるみたい。 


 子どもの頃は、家のすぐ横の川にほたるがいました。 川といっても幅1メートルに満たない溝のような水路です。 家族連れで見に来る人もいたりして、ほたるの季節だけは田舎道は夜もざわめいていました。 そのほたるは、水路がコンクリートで固められていなくなりました。 そこにいたのはヘイケボタルです。 小さくて光も弱いので、体が倍もあるというゲンジボタルを見たくてしょうがありませんでした。 でも、ヘイケボタルのほうが、水がきれいでないと生きられないそうです。 ヘイケボタルの住む実家の周辺は実はとてもよい環境だったわけです。


 今いるのはゲンジボタルです。 だから見た目はとてもきれい。 
 


 実家の近くに飛んでいて母が連れて帰ったゲンジボタル。 明るい光に驚いてか、おしりよりも目のほうが目立ちました。 このあと、川へ返しに行きましたよ。


 


 
 そして川は、というと、こんな風に草ぼうぼうです。 ほたるは卵を産み付ける草がないとだめなんです。 底には石が必要です。 


 


 うちの近くでもほたるの飛び交う場所作りが行われています。 水路の一部を大々的にほたるが住める環境に作りかえて、幼虫を育てていました。 最初の年はたくさんほたるが飛んで遠くからも見物に来たようです。 でも今は・・・・・ いっこうにほたるの話は聞きません。 


 ほたるの郷づくりはいろいろなところで行われているようですが、それぞれ、地元の人々の並々ならぬ熱意と努力のたまもののようです。 それはそれでとてもすばらしいことですが、理想をいえば、昔のように小さな川にもどこにでもほたるがいて、それがあたりまえに思える環境を作ることが必要なのではないかと思います。 


 そんなことを考えていくと、ここの、街中でとびかうほたるを地元の人はもっと誇りに思っていいものだと思います。 家を一歩出ればほたるが見られる、それがどんなに値打ちのあることか分かってない人も多いのでは? (近くにほたるがいることを知らない人もいるんですって。 ) 
 


 ほたるがいるところから数メートル離れたところはー不法投棄のごみ! さすがにこのあたりにほたるはいません。 



 ほたるを守り育てるのではなく、ほたるが住める環境を守り育てていかなければ。 自分や子孫のためにもね。

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田植え日和

2008-06-08 23:40:25 | くらし

 今日は日曜日、昨夜からの雨はやみ、涼しい風の吹く曇り空。 田植え日和です。 とはいっても昔のようにどこのうちでも一斉に田植えというのではなく、早いところは4月頃から植えていますし、まだまだ準備中のところもあって田植えもばらばらのようです。



 こんな便利な機械ができて田植えも楽になりました。どこの田でも一人か二人で田植えをしています。 わたしが子どもの頃は「農繁休み」というのがあって、田植えの最盛期には2,3日の休みがありました。 子どもも手伝いをしなさいと言うわけです。 うちは父が勤めていた関係で日曜日にしか田植えをしませんでしたので、農繁休みは関係なし。 宿題もない、まるまる遊べる日だったんですよ。


 子どもの頃を思い出させる苗代を見つけました。 今時、苗代に直に籾を蒔いて育てるうちはめずらしいですね。 子どもができる田植えのお手伝いといったら、まず苗代の苗をぬくこと。 手にいっぱいぬいたら溝の水に根をつけてばしゃばしゃと土を洗い落とします。 それをわらで束ねて田んぼへ運ぶのです。 そして植えている人めがけて束を放り投げます。 植えている人は、投げられた苗を補充しながら手で植えていくのです。



 植え終わって間もない田んぼ。 田んぼに水が入ると、世界が広がったような気分になります。 水に映った空のせいかもしれません。



 わたしが一番好きなのは、田植え前の田んぼに水が入った状態を見ること。 さざ波が立つと海を連想します。  



 ほらね。 真ん中に模型の船でも浮かべれば、立派な海です。 



 20年以上前のことですが、カリフォルニアのユニバーサルスタジオへ行ったとき、映画づくりのからくりを知ってとても興味深かったです。 それこそ田んぼのような小さな池が、カメラを通してみると海に見えるのだということを初めて知りました。 映画作りを体験できる舞台では、来園した子どもたちが指示に従って演技をしていましたが、その達者なこと。 日本の子どもたちの表現力の違いを見せつけられてショックでした。


 その思い出のユニバーサルスタジオが、この間火事で焼けてしまったとか。 どうしたことでしょうね。 もう、思い出のアトラクションがないかと思うと、とても残念です。 また行く予定もないので、本当はどうでもいいことなんですけど・・・・・  

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牛肉のサテー

2008-06-07 22:24:17 | くらし

 前に○ねね○さんのブログで教えてもらったエスニック料理サテー、 スパイスたっぷりでおいしそうー。 わたしは鶏肉が苦手。 でも、牛肉でもOKとあったので作ってみることにしました。 宗教的なことを考えると現地の人は牛肉では作らないような気もしたんだけど、 この際、アレンジと言うことで。


 ソースというか、たれの材料にこれだけ使います。
  
  おろし玉ねぎ          
  おろしにんにく         
  おろししょうが         
  ピーナッツバター       
  ココナッツパウダー      
  カレー粉            
  砂糖               
  ニョクマム(ナンプラー)
  レモン汁             
  唐辛子              


 タマネギはたくさんある。
 ニンニクは地元産のをたくさん買ってきた。
 ショウガもある
 ピーナツバターはスーパーにあるでしょう。
 ココナッツパウダー これも売ってたような気がする。 そうそう、ケーキ材料のところにあったと思う。
 カレー粉、 この間買った。
 砂糖 もちろんある。
 ニョクマム 何だ? ナンプラーで代用できるのかな? でもできるならこちらを使いたい。 この田舎に売ってるかしら。
 レモン汁 春先に大量にいただいたレモンをしぼって保存してある。
 唐辛子 一味唐辛子で代用。


 というわけで、近くのスーパーに買いに行きました。 近くと言っても車で4,5分はかかります。 ところがー


 ピーナツバターがない、 ココナッツパウダーがない、ニョクマムはもちろんナンプラーもない! やっぱりねぇ。 日頃生活するのには何不自由ないのですが、ちょっと変わったことをしようとすると、すぐには間に合わないのが田舎暮らしです。
 わたしはもう少し離れた(車で14,5分)の大きなスーパーに行きました。 ニョクマム以外は手に入りました。 ここにないとしたら何処にあるかしら。 とりあえずナンプラーを買ってきましたが、ニョクマムがどんなものか気になります。


 この間、ふと思いついて、レザークラフトの教室近くにある外資系スーパーに寄ってみました。 小さなスーパーですが、 外資系だけあってそこいらのスーパーにはない変わったものもおいてあって楽しいのです。 


 ありました。 「ヌクナム」 これですね。 名前がちょっとちがっているけど、ベトナムの魚醤とあります。 ナンプラーとどうちがうのでしょうか。 どちらも原材料はカタクチイワシと塩。 栄養成分表も、量こそ違え同じです。 においもよく似ています。 ニョクマムのほうがちょっとにおいがきついかな?という程度です。 わざわざニョクマムを買わなくてもナンプラーでよかったかなあ。 ああ、ナンプラーとニョクマムと・・・・ こりゃ精出してエスニック料理を作らなくては。


 ステーキ肉の安売りをねらって作りました。


 肉以外の材料を混ぜ合わせてレンジでチンします。 さましてから肉を混ぜ込みます。


 


 ちょっとたれが多すぎたかな? 
 そこで、お肉を焼くとき、余ったたれを集めて焦げ目が付くまで焼いてみました。 それはとてもおいしくて何につけて食べても合いそうでした。


 にんじんのグラッセを添えてできあがりです。


   


 春先から、菜っ葉ばっかり、 たけのこばっかり、まめばっかりといった「ばっかり食」だったわたし。 スパイスたっぷりのエスニック料理は、変わりばえしない食卓と、変わりばえしない暮らしに香りを添えるスパイスでもありました。


 お肉がたくさんあったのでぶじこにもおすそわけ。 ぶじこは、ピーマンも一緒に入れて焼いていました。 やっぱりー。 あのたれは野菜にも合いました。 豚肉や海老、ナスなどにも合いそうです。


 本場のサテーを食べてきたぶじこに感想を聞いてみましたら、「おいしかった。 においが同じだった。」 と言う返事。 でも、本場のはもっと砂糖がきいて甘辛いのだそうです。 


 しまった、砂糖を入れるのを忘れていました。

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アカンサスの花

2008-06-07 00:26:59 | 植物

 春頃、実家の畑にアザミのような葉っぱが出ていました。 大きい葉っぱです。 あざみにしてはやたらと大きいし、何だろう?


 


 義妹に聞いたら、アカンサスだと言います。 
 「特にきれいな花ではないけれど、味わい深い花なので植えてみたの。」


 おお、アカンサス! 


 名前だけは知っていたけど、まだ見たことのない花。 アカンサスという植物があることを知ったのは去年の11月、「古川五巳とアカンサスフォー」のふれあいコンサートに、子どもたちが出演したときです。 事前にチラシをいただいたのですが、チラシのバックに変な花があしらわれていたのを見て、思わず 「何?これ。この花とコンサートと何の関係?」と言ってしまいました。 
 アカンサスが花の名だと知ってネットで調べたのを思い出します。


 アカンサスは、 真ん中から茎が伸びて、先端につぼみがつきました。



 長い間待って、やっと花が開きました。



 



  正面から見ると、鳥が飛んでいるみたいですね。


 花の高さはわたしの背丈くらい。 バランスのとれた美しい姿です。


 


 太く力強い茎は迷うことなく天を指し、茎の周りに花が寄り添うように集まって、葉は花々を支えるように大きく広がっています。 
 


 その姿は、何か理想を掲げて仲間と共にまっすぐに歩んでいるようで、つい人間の意志を重ね合わせてみたくなるような魅力がありました。   


 

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水田のあおさぎ

2008-06-06 07:51:49 | 生き物

 車の前方左手におかしなものが見えました。 低い、看板のようなものが等間隔に並んでいます。 でも、看板にしては形がいびつで高さが低すぎます。 ちょうどそちらのほうに向かって道が延びていましたので、わざわざ左折して回り道をしました。(物好きですねぇ)


 


 おかしなもののすぐそばには行けませんでした。 広々とした田んぼがあったからです。 そのおかしなものの正体は?


   あおさぎでした。


 


 


  全部で14,5羽いたでしょうか。 群れといっていいのかどうか。 今まで、たった一羽でいるあおさぎしか見たことなかったものですから、こんなにたくさん集まっているのがとても珍しくおもしろかったです。 それぞれ間隔をあけて立っているのは、あまりなれなれしくしたくないから? たまたまえさがたくさんあるから来たけど仲間じゃないよ、とでも言いたげですね。 一列に並んで見えるのは、きっと畦に立っているからでしょう。 えさを待っているのか、一休みしてるのか、一羽も田の中に入ってないのが不思議です。



  白いさぎは一羽も見あたりません。 こちらのほうは何羽かがいっしょにえさをあさっているのですけれど。


 あおさぎは大きい鳥です。 それが、家のそばの道にたたずんでいたりするとなんだかわくわくします。 豊かな自然に感謝です。


 


 それにしても、稲田のきれいなこと。 ここはかなり早く田植えをしたにちがいありません。 稲がすくすくと伸びていました。


 

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つばなの穂はいっせいに

2008-06-05 00:12:14 | 植物

 今週は、月曜日から木曜日まで毎日大学病院通いです。 母の、次の治療のための検査、娘のぶじこの指の精密検査。 ふたりの付き添いに行ったり来たりー。 幸いぶじこのほうはたちの悪いものではなく、 母のヨード制限食も終わりました。 
 病院内をあちこちして、医学の進歩はすばらしいと思いました。 
 それにしても待合室の人の多いこと。 よく見ていると、患者一人に付き添いが2,3人。 病院側も、受診に間違いのないように、行き先を迷わないようにシステムを工夫していることがよくわかるのですが、 それでも、広い病院内をあちこちして検査を受けるのはなかなか難しいです。 まして重大な病気だったらと思うと、いきおい付き添いの人数が増えるのもいたしかたありませんね。

 ところで、病院へ行く道の分離帯にチガヤの穂が出そろっていました。

 

  もうだいぶ開いています。 

 別の場所で出そろった穂。 ここはまだ出たばかりで開いていません。

 わたしたちは子どもの頃、チガヤを「つばな」と呼んでいました。 このつばなのごく若い穂は食べられるのです。 ただし穂がまだ葉に包まれて隠れているときでないと硬くて食べられません。 ですから、穂が出る前に探し出すのですが、わたしはけっこう見つけ上手でした。 

 中に出遅れてまだこもっているのはないかと探してみたのですが、ありません。 季節をたがえず一斉に出てくるのですね。 

 いろいろなところを探してやっとまだ穂が出てないのを見つけました。 ここのチガヤはどれも出るのが遅いようでした。

 中を見てみます。 まだ緑色の柔らかい穂が出てきました。 でも残念、 これくらいの穂だともう硬すぎます。 

  わたしが子どもの頃 何処の家でもこどものおやつは、今頃ならはったい粉(麦を煎って粉にしたもの)とか、そら豆のゆがいたものとかでした。 だから、こどもたちはおやつ代わりにつばなの穂を食べたり、苗代いちごを食べたり、イタドリをかじったりしていました。 お金持ちの子も貧しい家の子も、チガヤの穂のようにあまり変わらぬ横並びの暮らしだったと思います。 
 そして、野山で食べられる物を探すことで季節の変化を感じながら育ったのですけど、今では、チガヤの穂どころか野いちごさえも探す子はいないのではないでしょうか。

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ヨード制限食

2008-06-03 23:57:17 | くらし

 検査のため、母は1週間、ヨード制限食です(一人だけ別メニューも面倒なので父も)。
 病院で食べてはいけないもののイラスト入り説明プリントを受け取りました。


 食べててはいけないもの=ヨードを含む食品


  海草類  マグロ カツオ さば さけなどの青身、赤身の魚 魚が原料の練り製品 えび いか 貝 出汁入りみそ、出汁しょうゆなど・・・・要するに、海のものがだめなんじゃろ?と母。 そんなに単純だといいんだけど。 
 いりこもだめ、花がつおもだめ、いつも使っている出汁パック(いりこや昆布を粉砕してパックにしたもの)もだめ、昆布エキスやカツオエキスのはいっている風味調味料もだめとなったら、ああ、出汁をどうしよう。  
 また、インスタント食品の中には魚介エキスとか、昆布エキスとかが含まれているものもありますから、成分表示をよ~く見ないと食べられません。 スーパーのお総菜なども何を使っているかわからないので×。 これでは、とても母には任せられません。 1週間、わたしは細心の注意を払って食事を作りました。 ところが、


 1日目、 母がいりこの削り節を入れて大根を炊いていました。 食べる前にわたしが見つけてセーフ。 その日の午後、寒天入りのゼリーを見つけました。
 「これは、食べないように。」 
 「もう、ひとつ食べた。」
 「わたしに聞かないうちはなんにも食べたらいかん!」
 それでも、店で買ったコロッケを食べていたりしてー。 やっぱり年寄りにはむずかし~い。


 


 ヨードを含む食品は意外なところにもありました。 たとえばー
  せんべい・・・・魚エキス入り
  地元産のタマネギを使ったドレッシング・・・・寒天入り 
  赤いキャンデー・・・・赤色色素にヨードが含まれているのだそうです。


 食べてはいけないというだけでなく、献立なども教えてくれるとありがたいんだけどと思いました。


 参考までに、 ヨード制限食をお見せしましょう。 他の方のお料理ブログなどに比べると余りにも貧相ではずかしいのですけれど。 血糖値の高い父のためにカロリーは控えめにしてとなるとなかなか難しいのですよ。


  白身魚はOKということなので、サヨリの煮付け 小松菜の煮びたし キャベツとキュウリの酢の物 そらまめの茶巾絞り ミニトマト  
 そら豆は母がうっかりと焦がしてしまったんですね。 それでこげた皮をむいでつぶしてラップでしぼりました。


 


 煮豚 キャベツ、もやし、しいたけのスープ煮 かぼちゃの煮付け 野菜とたまごのサラダ 
 豚は、かたまりのまま塩こしょうして、包丁の先で突いたところにニンニクのかけらを押し込んで表面をフライパンで焼きます。 それをショウガやネギといっしょにゆでます。


 


 ゴーヤチャンプルー 干し大根の煮物 水菜と油揚げのおひたし スティックサラダ
 サラダに添えてあるマヨネーズは、お料理上手のAさんに伝授してもらったもの。 マヨネーズ1カップぐらいに、しょうゆ少々を垂らし、カレー粉や一味唐辛子、こしょうなどを入れます。 ニンニク1玉すべてをみじん切りにし、焦がさないように炒めてからさましてマヨネーズに加えます。 これがとてもおいしいのです。


 


 ほかにも、 汁物はコンソメスープで、 肉のたれはショウガやごま、ニンニク、ニラなどを入れた自家製、酢の物も味ぽんは使わず自分で調合・・・・といった具合です。 でも、ふだんあまりインスタント食品や冷凍食品などは使ってないし、出汁しょうゆなども使ってないのでさほど苦にはなりませんでしたが、食材が限られることと、肉中心のメニューになるのがちょっと。 わたしも母もあまり肉は好きではないのです。 


 ところで、テレビを見ていたら、最近の幼稚園児のお弁当に異変が・・・・・
 ○ 子どもの好きなものだけを入れる。 子どもからチェックが入るんだそうですよ。 遠足の日だけならそれも許せますが、毎日それでいいの?


 ○ 赤、緑、黄色は必ず。 スティックや、はらんなどで彩りよく入れるんだそうです。 おいおい、赤、緑、黄色って栄養素で分類した食品を指すんですよ。


 ○ 赤の食品でミニトマトを入れる。 ないときはかにかまで代用。 ミニトマトのかわりにかにかまはないでしょう。 全くちがう栄養素です。


 ○ 菓子パン プリン ぜりーetc.  おやつですか?


 ○ おにぎり スパゲティ グラタンがいっしょに。 炭水化物ばかりですねぇ、子どもが太りそう。


 見ていておばさんはのけぞりそうになりました。 食の大切さは強調したつもりなんだけど、わたしの教え子たちは大丈夫か? もしものときヨード制限食やらアレルギー除去食やら作れるか?  


 

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畑にたぬきが?!

2008-06-01 22:23:16 | 生き物

 剪定された木の枝がうずたかく積まれ、草ぼうぼうだった我が家の畑が、ついに野菜畑に生まれ変わりました。


 



 改造したのは娘婿のぶじおくん。 仕事の合間にせっせと片付けて、耕して、いろいろな野菜を植えています。 彼は野菜作りに目覚めたらしいです。 ちょっと虫に食われた小松菜を食べました。 無農薬、有機肥料を使った安全な野菜です。
 この畑の目玉作物は、ポップコーンとうもろこしだそうですよ。 たのしみ~。 
 


 畑の向こうに枝を広げているのは、ぶじおくんの植えた栗の木です。 桃栗三年柿八年、今年あたり実がなってもよいころです。 これも秋が楽しみですねぇ。


 ところで、この畑にたぬきがでたんだそうです。 それも2回も。 ぶじおくんのほうをじぃ~っと見て去っていったとか。 (スクープ写真がないのが残念!)  
 ねこと間違えたんだろうとか、みんないろいろ言ってますが、たぬきがでても不思議はないかもしれません。 わたしも少し離れたところできつねらしきものを見たことがありますから。 ここらあたりはだんだん山地のようになっているんでは? 


 たぬきといえば、子どもたちが小学生の頃、夫が山で捕れたたぬきをもらってきたことがありました。 2,3日、とりあえずコンテナを伏せて車庫のコンクリートの上で飼っていたのですが、子どもたちの祖父母が畑に小屋を作ってくれました。 そして、引っ越しして1時間後、たぬきはものの見事に小屋を抜け出して逃げてしまったのです。 たぬきが穴を掘るということをうっかり忘れていたのでした。

 もう20年くらいたっていますからまさかあのたぬきではないでしょうが、子孫かも? このあたりで柿やみかんを食べて生きているのでしょうか。
 畑の右の方にたわわに実ったくわの木が写っています。 近づいてみると、もう狂ったように実をつけています。


 


山で見つけた自生のくわはこんな実の付き方。 これに比べてもうちのくわの実の付き方はすごい。



 


 こちらはピラカンサの実。 これも枝が垂れ下がるほどたわわに実をつけています。 ことしはいろいろなものの成り年(実がよくつく年)なんでしょうかね。



 もしかしたら、たぬきはおいしいくわのみを狙っているんでは? これから畑には、ビワ、すもも、もも、いちじく、かき・・・・つぎつぎと果物が実ってきます。 どうせ人間は食べきれないのですから少々たぬきさんにあげてもいいです。 でもぶじおくん、だいじなトウモロコシやらかぼちゃやらさつまいもやらを盗まれないように気をつけてね。

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遅ればせの母の日ー歓喜庵へ2

2008-06-01 08:04:40 | お出かけ

 さて、食事の後はお風呂です。


 ここの温泉はナトリウムなどを含んでいるそうで、乳白色の濁った湯。 床は板張りで、一瞬濡れた足であるいていいのかな? と思ってしまいました。 広々とした湯船はわたし一人(子どもたちは足湯につかりに行ったようです)。 お湯は柔らかく、窓からは木々の間から黒瀬ダム湖がのぞいて見えました。


 次は露天風呂へ行ってみることに。


 ここからの眺めはさらにすばらしい。 眼下に黒瀬ダム湖が広がっています。


 


  伊予の青石と言われる緑泥変岩をふんだんに使ったお風呂。 このあたりは青石の産地でもあります。 青緑色に縞模様などが入ったきれいな石です。 お湯でぬれるとさらに青みがましてきれいになるでしょうね。


  


 左端になぜか男性が・・・・ ここは女風呂よ。 


 わたしが入浴せずに見るだけと知ったぶじおくんが、このことついてきたのです。 露天風呂がどうなっているのか知りたかったみたい。 ふたりで雄大な景色をたっぷりとながめました。 もちろん服を着てね。 隣の男湯はわいてなくて、工事の人が何かしているようでした。 


 その工事のおじさんが話しかけてきました。


 「ここはよかろう?」
 「いいですねぇ」
 「社長が自分で設計したんじゃけんなあ。 黒川温泉行ったことある?」
 「有名なとこですよね。」
 「あそこをイメージして作っとんよ。 ほじゃけど、黒川温泉にもないもんがここにはあるけん。」
 「・・・・・・?」
 「この石よ。 こんな大きな石はどこにもないけん。 ここじゃけんできるんよ。 こんなん運んで行くだけでえらい高いけんなあ。」
 職人さんにとっても自慢の温泉らしいです。


 青石はいたるところに。 このかえるくんも青石。


 


 ここには月庵、星庵という二つの離れもあります。 それぞれお風呂もついているらしいです。 


 



 身も心も洗われるすてきな時間をありがとう。


 国道11号線へ降りるまでの道は意外に近かったです。 来るときのあの遠さは何だったんだ? 


 

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