バウムクーヘン作りの続きです。
大捕り物が始まりました。
ああ、あっち行った、こっち、網が要る、持ってきてー
まぁ逃げるの早いこと。
子どものモグラです。施設のスタッフを巻き込んでの大騒動。呆気に取られていた家族も覗きに来て撮影会が始まりました。そして、しばらくみんなに見せてあげようと、受付側の薄暗い影に置きました。モグラは多分日光に弱いと思うので。
去年、草木染め教室で教えてもらったサワグルミに花が咲いていました。
逃げ回るネズミの形を見て、思いました。これはモグラじゃないかな?とにかく静止画像を見なければなんとも言えないわ、と、わたしもスマホを構えて参戦。
とにかく写真に収めたくて追いかけます。娘たちは捕まえたくて追いかけます。近くにいた他の家族が呆気に取られているのにはお構いなく、必死で追いかける私たち。
ブレずに撮れた奇跡の一枚です。
やっぱりモグラでした。なぜ昼間にここへ?
しかし、モグラは炭焼き小屋の端っこに置いてあったロッカーの下に入り込んでしまいました。
諦めてまたみんなで食べていたら、
あ!また来た!
さっき追いかけ回された同じ所に来るなんて、どうしたんでしょうねえ。
今度は手元に網があります。何度もモグラの上に被せることはできたのですが、敵もさるもの、その度にすり抜けていくのです。地面がでこぼこなので隙間ができてしまうのでした。
しかしついに、網の周囲を靴でふみつけて隙間を塞ぎました。
何か入れ物、むしかご取ってきて!次々と指図する娘に誰もついて行けません。ようやく虫かごがきたものの、どうやって入れようか?
「噛まんよね?」と、わたし。
「噛まん」娘が断言。
モグラのこと何も知らないのに、噛まないと断言できるのか?と、私はちょっと不満ではありましたが、両手で網ごとそっとすくい、虫かごの中に入れました。石が入っているのは、私が石ごとすくいあげたからです。
子どものモグラです。施設のスタッフを巻き込んでの大騒動。呆気に取られていた家族も覗きに来て撮影会が始まりました。そして、しばらくみんなに見せてあげようと、受付側の薄暗い影に置きました。モグラは多分日光に弱いと思うので。
どうして同じ所に出てきたんだろう? みんなで考えたのですが、もしかして、穴を掘れる場所がない? そのあたり一帯、舗装はされてないのですが、砂利を敷き詰めて地面を固めていましたから。
モグラを預けて、わたしはその辺を散策しました。
どっどどどどうど…時折風の又三郎みたいな風の吹く日でした。
去年、草木染め教室で教えてもらったサワグルミに花が咲いていました。
雌花
雄花
紐状の花が楽しいです。去年はついに、実が熟したところを見ることはできませんでした。今年は見てみたいものです。
孫たちは、生まれたばかりのひよこに名前もつけさせてもらったんですよ。朝のカエルのお兄さんが、ひよこの品種と特徴を書いた紙を持っていて、子供たちか言った名前を書いていきます。
雄花
紐状の花が楽しいです。去年はついに、実が熟したところを見ることはできませんでした。今年は見てみたいものです。
孫たちは、生まれたばかりのひよこに名前もつけさせてもらったんですよ。朝のカエルのお兄さんが、ひよこの品種と特徴を書いた紙を持っていて、子供たちか言った名前を書いていきます。
ここで訂正
カエルのお兄さんこそが、ふれあいの里の所長、田村さんでした。まだ読んでなかったタウン情報紙を整理方々読んでいて気づきました。田村さん、ごめんなさい。カエルのお兄さんだなんてねえ。失礼しました。
あと一羽、この子の名前がない。
最後にケイタが恥ずかしそうにくーちゃんと言いました。
よし、これで終わり
え? 言いなりの名前なの? たくさんの候補から選ぶんじゃなくて?
はい、今つけたままの名前です。
子どもたち、ずいぶんいい加減な名前を付けていたんです。でも、鶏が大きくなったら案外似合う名前になっているかもしれません。ところがお兄さん、「今度来た時は、我々の胃の中かもしれない」なんて言うのです。雄鶏だと朝の3時から鳴いて困るんですって。卵を生んでくれたらバウムクーヘンづくりなどに利用したいと言っていました。ふれあいの里の運営はまだまだ進化中。
孫たちとパパが遊んでいる間、わたしと娘は古いプールを眺めました。ひっきりなしにカエルが鳴いていたので正体をつきとめようと。
プールも使えるようにしたらいいのに。
維持管理が大変だから今のスタッフの人数では無理なんじゃない? 監視員だって要るし。
毎日浄化装置を運転して停止して 塩素投入を1,2回 水質検査 一杯仕事があるんです。
釣り堀とかは?
それでも、危険防止のため一人はここに付いとかないかん。
年に一回、魚の手づかみ大会とかは?
年に一回でも、そのためのプールの掃除、水替え、魚の仕入れ…今の人数では無理だろうねえ。
ついにカエルが現れました。けど遠いなぁ。カエルはだんだん声のする方に近づいていきました。そして見えなくなりました。
いったい何というカエルなんでしょう? 大きさはうしがえるくらい大きいのですが、あの、牛が鳴くような声ではありません。ヒキガエルかな?でも、ヒキガエルはもっとかわいい声らしいしー
カエルを追いかけているうちに、偶然面白いものが写っていました。右の赤い丸。大きなトンボです。オニヤンマではなかったと思います。色がエメラルドグリーンでとてもきれいなトンボ。ギンヤンマかなぁ?
壁面には大きな抜け殻がいくつもくっついていました。
それから、イモリが時折浮かんできては赤い腹をひるがせて潜っていったり。
濁った水の中は生き物天国になっているのかもしれません。へたにいじらないほうがいいかもよ。
孫たちは実桜の赤い実を集めてお店屋さんごっこをしたり、タンポポの綿毛を飛ばしたり、野苺を摘んだり、自然の中で思いっきり遊びました。素敵な1日でした。
来る時写せなかったので、今花盛りのシイの木を写して帰りました。
そうそう、モグラは帰る時、裏山のふかふかの土の上に離してやりました。