言うまでもなくハスはレンコンの花。レンコンは蓮の花の根っこ。同じ植物ですが、私の中では蓮根畑と蓮池とは明確に違いがあります。
蓮池は美しい花をめでるためにいろいろな種類のハスが植えてあります。
先日、国道196号線近くに何枚かあるレンコン畑を見に行きました。ろうけつ染めをするためにスケッチしたかったのですけど、暑くて暑くて・・・・
レンコン畑は、食糧である蓮根を収穫するために栽培している土地。水が張ってありますから田と言ったほうがいいのかも。
多分食用に適している品種なのでしょう。白い花が多いです。
見栄えには無頓着で、この田には水が見えないほど浮草が繁殖していました。
そして畔には雑草が生え放題。 うかうかと歩いたら足を踏み外しそうです。
雑草の中にこんな花が咲いていたのですが、何かしら。乾燥した果樹の畑地では見たことがありません。
この姿、まさか千日紅ではないですよね。
と、まあ、こんな風に、浄瑠璃寺の蓮池とはずいぶん雰囲気が違うなと思いつつ、3,4か所見て回ったのですが、今まで、手入れされた蓮池では絶対見なかったものを見つけまして、軽くショックを受けました。
水田ですから、当然当たり前のようにあるものなのですが、なんだかありえないものを見たように思えて。
本来、実に毒々しいピンクなのです。
これはもうすぐ親と同じ姿になって水に入るのではないかしら。
水の中を見ると
うようよ這っていました。
ジャンボタニシです。もともとは食用として養殖されていたらしいですが、今では稲の幼苗を食べるので迷惑な貝です。
穴だらけのはっぱ。もしかして、ジャンボタニシはレンコンの葉も好物なのでしょうか。
現行犯? 発見。
清純そのものの花もかじられていますね。
水辺と言えばトンボ。これはレンコン畑も共通です。
が、浄瑠璃寺の蓮池にはいろいろな種類のトンボがいて、それを見るだけでも楽しいです。
小さいけれど、チョウトンボ
体の真っ赤なショウジョウトンボ。
イトトンボも色の違うのが数種類飛んでいます。
かたやレンコン畑ではシオカラトンボが多かったです。しかもこのトンボ。一回り小さいトンボを頭からバリバリ食べてたんですよ。
レンコン畑って、もちろん見えないところでのお世話はあると思いますが、わりと自然任せのところがあるのでしょうか。蓮池より、ワイルドな世界が広がっているなと思いました。
個人の感想です。😁