思いがけない草取りのご褒美をもらったおかげで、わたしもようやくエンジンがかかりました。夕方1時間ほどはあちこちの草取りに当てています。
話がそれますが、「草取り」のことをこの地方では「草引き」といいます。でブログではなるべく標準語の「草取り」を使うことにしているのですが、やはり「草引き」がしっくり来るんです。数日前新聞(愛媛新聞)を読んでいたら「草引き」 という言葉が出てきてびっくり。「草引き」って方言じゃないの?辞書で調べてみたらやはり「草取り」しか出てきませんでした。ま、愛媛では違和感なく「草引き」という言葉を使っているということで・・・・わたしにはやはり草引きという言葉がふさわしいです。だって本当に伸びた草を引っ張って取り除くんですから。
青々と畑を埋め尽くしたホトケノザ。冬、しめってかたまってしまった油かすをこの辺に放り込んだら、効果てきめん、しっかりと草を育ててしまいました。
ホトケノザを引き抜くと下から
小さなマリーゴールド。
困った芽も出ています。ここまで来ると判別がつきますが、もっと小さいときはマリーゴールドとよく似ていてー
センダングサです。これは見つけ次第抜いておかなければ。
同じく見つけ次第抜いておく草
イシミカワと
ヘクソカズラ
黒々と茂った草のなかで咲き遅れたチューリップが鮮やかです。これが野菜だったらねえ。
早くもコスモスが大きくなっていました。
この間つんつんと芽を出していたミョウガもはや葉を広げ出しました。
これ、何だかわかります?
ミョウガがカタツムリの殻をかぶっているんですよ。珍しい光景です。
それから
去年の秋、50円というめちゃくちゃ安いお値段で買ってきた山椒です。爪楊枝に毛が生えたくらい小さくて、やがて葉を落としてしまい、ちゃんと生きているんだろうかと心配しました。
3月の終わりにはまだとげの方が大きかったのです。
とげがわずかにみずみずしい感じがするなと思い、抜かずにそのままにしていたのです。あきらめないでよかった。
もう一つ、これは完全に枯れたとあきらめていたアジサイ。けど抜かずにおいていたら
なんと、芽が出てきました。
たくさんあったのに夫が大盤振る舞いで人にあげてしまって我が家にはたった一株しか残らなかった貴重なアジサイです。
枯れたと思っても1年は株を残しておくのがわたしのモットーなんです。根っこが生きていることもあるので。植物ってもろいようでもありしたたかなようでもあり、おもしろいですね。