あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

南国の花

2019-01-14 20:24:30 | ガーデニング
昨年の冬風に吹き飛ばされて大破したハウスを、ぎりぎり寒さが本格的になる前に作り直しました。今いくつかの南国の花が咲いています。このハウス、全く趣味のための物で生産性があるかといえば・・・ない。今のご時世少々のうしろめたさも感じてはいますが、いったんこの中に植えてしまった植物を枯らすにはしのびなくて。

 そもそもこんなハウスをなぜ建てたかというと



 夫がこの花が好きで、これを守るために建てると言い出したのです。わたしはこの花は路地でも大丈夫と言ったのですが、心配だったらしくて。赤、オレンジ、黄、サーモンピンクと4種5本の木がありますが、赤が圧倒的に元気で、そのほかの木は赤に押され気味です。今は赤だけしか咲いていません。

 そのあとわたしが、食べたマンゴーの種から苗を育てることに成功しまして、それを見た夫はわざわざお金を出して接ぎ木のマンゴー苗を買ってきました。合わせて4本も植えてあったのですが、生き残ったのは実生が1本、接ぎ木が1本だけです。栽培方法も何も知らず、ただ植えておくだけですものね。昨年1ヶ月ほど寒風にさらされて大夫ダメージを受けたと思うのですが、復活しました。接ぎ木の方に花のつぼみができてきました。



 実生苗のほうは?

 花芽があるようなないような。もう少し待たないとわかりません。だけど勢いだけはいいのでわたしがばっさばっさと切ってしまいましたから、実がならないかもしれません。

 ストレリチアは二種類あります。
 これは葉が退化しているのか、ほとんど針金がのびているようなすがたで大きな葉がありません。後ろに見えているのは別の種類のストレリチアの葉ですね。



 一般的なストレリチアに比べると、背丈も半分くらいの小さなもので、変わった花が咲くかなと期待していましたが花自体は全く同じ姿をしています。

 ストレリチアも丈夫な花でハウスの中でどんどん増え、今花穂が20ほんくらい。咲き終わった花の中にはこんなのがありました。



 右の方に豆のような、こぶのようなものが。これ、多分種だと思うんですけど。受粉は何でするのかな?



 蜜がしたたり落ちています。きっと虫が来るのを待っているのではないでしょうか。でも、ハウスのなかに虫は滅多に来ないのです。この花にとっては不自然な環境なんですよね。ごめんね、待ちぼうけだね。

 せっかくハウスがあるのだからとどんどんどんどん鉢を持ち込んで、地植えにして、こんなものまで



 かわいいポインセチアだったと思うんだけど、なんだか地味~な草になってしまいました。


 ガジュマル



 なんと実のような物ができました。割ってみると



 これ、種ですかねえ。
 ガジュマルは閉鎖花、つまりイチジクと同じで開かない花なんだそうです。花まで咲かせてしまうとは、いい加減で切り詰めないとカンボジアの遺跡のようになってしまいそう。

 花が待ち遠しいのは



 パイナップルです。実を食べた後、先端の葉っぱの部分を土の植えに置いておくだけで根付いて大きくなりました。今地植えにしているのを含めて五,六本あるんですけど、実がなるには三,四年かかりますね。

 バナナもあるのですが、今年あたり花が咲きそうだった株が枯れまして、今次の世代が成長中。これも花を咲かせて実がなるにはまだまだかかりそう。

 今日は久しぶりにハウスの中の植物の水やりをしたのですが、暖かい日で、ハウスの中は汗ばむほどでした。
 

 

コメント (6)
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