あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

幸せな出会い

2013-05-31 02:20:08 | 植物
 半月ぶりの更新です。具合が悪いとか、忙しいとか、そんな理由はないのだけど、ちょっとさぼりぐせがついてしまいました。アップしようと思って撮っていた写真もたくさんあるのだけれど、季節の移ろいは早いですねえ、あっという間に古くなっちゃった。
 
 その中で、捨てがたいものをいくつかご紹介します。

 5月始め頃、小高い山に白い花がいっぱい咲いていました。



 いったい何の花なのでしょうか。桜三里の山中ではあまり見かけないのですが、なぜかこの山一帯だけに見られるのです。正体を突き止めたくて山の方に向かって走ってみたのですが・・・・これ以上近づくのは無理。時間もガソリンもない。山道でガソリン切れになったりしたら悲惨な目に遭います。

 その途中で見つけたもの。



 なぜこんな白い葉が?



 光の具合ではない証拠に、ほら



 明らかに回りの木々より白っぽいでしょう。

 栽培されている庭木や山野草の中には、斑入りや白い葉の植物もありますが、林の中に自然に生えている木で見たのは初めてです。えのきによく似た葉っぱでしたけど。
 この葉が、一時的なものなのか、一年中こうなのか、確かめたいと思いつつ行けないでいます。

 それから、松山へ行く途中、ちょっとルートを変えて走ってみたときのこと



 これはすごい! すてき!
 新緑の柿畑が、一面マツバウンランで埋め尽くされていました。



 柿の木の手入れもされて、畑の端っこには草刈り機の通った跡もあったので、放置されている畑ではなさそうです。もしかしたら、わざと残しておいた? 
 この景色に出会えたことに感謝です。

 そしてもう一つ



 写真がわかりづらくて申し訳ないです。

 桜三里の道沿いにたった1本だけある巨木ですが、いっぱい花をつけていました。花も高いところにあるものですから、肉眼ではよくわからないのですが、せいいっぱいズームアップしてうつしてみると



 泰山木を地味にしたような、木蓮が思いっきり広がったような・・・・

 朴の木だったか栃の木だったか、いずれにしてももっと北の地方でよく見られる木だと思うのですが、わたしにとっては珍しい木です。
 二,三年前、もう花の終わりでたった一輪残っているのを見つけたときは感動しました。あれ以来、花の咲いている時期に出会えることがなくて、こんなにたくさん咲いているのを見たのは生まれて初めてなのです。しかもこの花、道がカーブしているせいか、周りの木々のせいか、松山方面へ出かけていくときは見えなくて、帰るときにしか見られません。
 これもまた、幸運な出会いでした。 


 追記 これはホウ(朴)の木でした。ホウとトチとは葉はよく似てるようですが、全くちがう分類の木なんですね。
コメント (8)
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