あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

記念樹

2007-09-06 23:51:19 | 植物

 今日は長女ぶじこの誕生日です。台風女のぶじこですが、今日は台風も遠くへ行ってくれたみたい。関東地方のみなさんは大変ですね。ずいぶん大型みたいだし。

 ところで、うちの二人の子どもには記念樹があります。9月生まれのぶじこの木は紅白の百日紅。ですからうちの百日紅は樹齢二十うん年。こんなに大きくなりました。 となりにちらっと見えているのは高野マキです。なんと悠仁様の木ですよ。今日は悠仁様も誕生日ですね。意識して植えたわけではありません。全くの偶然です。

 最盛期を過ぎた今は、上の方しか花をつけていません。う~、写真がうまくとれない。百日紅の若木が、まるで雲をつかむように枝を伸ばしている光景が好きなのですが・・・

 近くで見ると

 

 こんなに繊細でかわいい花。

 わたしは大好きなのですが、ぶじこはちょっと複雑な気持ちのようです。それは、百日紅=サルスベリ という名前のせいなのです。というのは・・・子どもの頃ぶじこは「サル」と呼ばれていたらしい。失礼な。親のわたしは、一度もサルに似ているとは思ったことありません。

 百日紅もたくましい植物です。植えたはずがないのにあちこちに生えています。

 たとえば、こんな所に。

  百日紅さん、これはシンビジウムの鉢ですよ。

 まだ他にも、畑のあちこちにうちの百日紅とは違う色の百日紅が生えています。どこにでも出かけていってちゃっかり居座るところはぶじこに似ているかもー。

 

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どうなってるの?

2007-09-06 00:02:39 | 植物

 ヘチマツリーを紹介したところ、へちまの後ろに写っている木が気になるとのコメントをいただいたので、確認に行きました。いつも見なれているのに、訊かれても答えられないなんてー  全く情けないものです。入りたくなかった畑に注意深く入って、近くで写真を撮ってきました。

 サンゴ樹でした。

 ついでにヘチマの数を数えました。大きいのばかり30個。小さな学校の一クラス分あります。ちなみにへちまは、2本植えてありました。

 ここまで来て一ついつも気にかけていたことを思い出しました。

 これです。牡丹クサギの木です。場所はヘチマツリーの後ろに見えていた倉庫なんですが、 どこか変じゃないですか?

   

 地面に届く茎がありません!窓の向こうから顔を出してるわけではありません。窓は閉まっています。空中に浮いているのです。なぁ~んてことはあり得ませんね。そばに行ってよく見てみると

  壁にしている波状のボードとアルミサッシの間のわずかな隙間から枝が出ています。じゃあ、ここから下は倉庫の中?それが、窓の開いてるときにちらっと覗いた限りでは、それらしきものはないのです。よそさまの倉庫ですから、しげしげと覗くわけにはいきませんが。

 思うに、このクサギは、ボードと内側の壁板とのわずかな隙間に生えてきたのではないでしょうか。おそらく鉄骨1本分の幅しかないと思います。狭い隙間の中を上へ上へと目指して1メートル。指1本分ほどの隙間を見つけて外へ出てきた牡丹クサギ。なんだかいじらしくなります。人間のように、なぜ生きるのかとか、存在の意義はとか言って悩むこともなく、ただ与えられた環境の中で懸命に生きています。本当は人間も、一生懸命に毎日を生きているうちに、後から、存在の意義も生きる意味もついてくるのかもしれません。

 

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