あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

蜂の子飯ースズメバチその2

2007-09-02 22:19:07 | 生き物

 昨日の続きです。

 あのハチたちはどうなったかな?気になって畑に行ってみました。

 

  なんと! ハチはもとの巣に帰っていました。 なんだ、一時的に避難してただけなんですね。  

 わたしの実家の地方でも、嫁いできたこちらの地方でも、蜂の子を食べる習慣があります。とてもおいしいんだそうです。でも蜂の子って、ハエの幼虫(つまりウジ)にそっくりなんですよ。わたしはとてもとても食べる気には 

 蜂の子飯にはスズメバチの幼虫が喜ばれるみたいです。アシナガバチよりはるかに大きく、見た目は・・・・想像してください。

 以前勤めていた山の学校で、教室に頻繁にスズメバチが飛んでくるようになったことがあります。あるときなど、黒のワンピースを着ていたわたしの周りを1匹のスズメバチがブンブン。スズメバチは黒いものを襲うというので、子どもたちには体育用帽子をかぶらせ、わたしは動くに動けず授業は中断、ということもありました。スズメバチは、校舎の天井裏に巣を作っているようでした。子どもたちに万が一のことがあってはいけないので教育委員会に駆除をお願いしたら、委員会の課長さんがハチの巣取りの名人をつれてきました。

 さて、そのおじさん、ハチの巣取りが趣味と言うことで、依頼を受けてはハチ退治に行くのだそうです。

 スズメバチの巣は完全なものは楕円形になります。そのなかに何段にも巣を作るのです。わたしが見せてもらった巣は直径30センチメートルはあったでしょうか。ですから、大量の蜂の子がとれます。そのおじさんの奥さんは、一度に1斗(15キログラム)とか、2斗(30キログラム)とか、信じられないくらい大量の蜂の子飯を炊くのだそうです。はぁ~。

 スズメバチは2カ所も巣を作っていて、おじさんには2回も学校に来てもらうことになってしまいました。その2回目のとき、おみやげを持ってきてくれました。なんと、蜂の子飯!!

 この前の蜂の子を炊いたのだとか。ぎっしりとご飯が詰まったパックを教職員に一つずつ。気持ちはとても嬉しかったので、ありがたくちょうだいしました。そのあとどうしたかな?夫が少し食べてくれて、わたしがご飯粒5粒くらい食べて・・・捨てた記憶はないのですが、思い出せません。 昨日はスズメバチが悪者になってしまいましたが、一番怖いのは ー 人間 ー ですね。

 さて、ブルーベリーの木のハチですが、こうなったらギネスブックに載るくらい大きな巣を作ってほしいです。ブルーベリーを収穫してしまって後はそっとしておこう、と思って枝に顔をつっこんで隅々まで実をとっていたら、またもやハチの塊を見つけてしまいました。それも2カ所で。もしかして巣別れ?来年ハチの巣が3個になったらどうしましょう。

 おまけ                                                                 今テレビで、女子マラソンの表彰式をしています。銅メダルの土佐礼子選手は、松山大学の出身です。おめでとう  マスコミはとかく見栄えのいい選手ばかりを追いかけるようですが、地味でねばり強く、結婚してもがんばっている土佐選手が脚光をあびてとてもうれしいです。

 

コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする