あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

ジャンボタニシ

2007-09-20 20:29:27 | 生き物

 突然ですが、クイズです。 これはなんでしょう。 


   


      ヒント: 田んぼの水たまりで見つけました。
        植物みたいですが、植物ではありません。
        さわるとぷつぷつとこわれます。
    


     答え: ジャンボタニシの卵です。光線の具合で色が薄いですが、ほんとはもっと鮮やかなピンクです。
 このジャンボタニシが、あろうことか、うちのきゅうりハウスの中に卵を産み付けたのです。     


 集めてみるとこんなにありました。 


   


 ハウスの外の溝の中には、うようよと這っています。


 


 一昨年、道を隔てた筋向かいの田んぼに大発生していたのですが、ついにうちのハウスの中にまで。
 ジャンボタニシは、西日本では広く発生して、イネの幼苗を食べるので問題になっています。
 聞くところによると、この町のさる人が、食用として販売する目的で養殖したらしいのです。しかし、もうけにならなかったのか1年で廃業、不要になったジャンボタニシを川へ捨てたということです。 たった一人の欲と無知が・・・ 


 さて、駆除の方法ですが、夫が持ち出したのは「特殊農薬」と書かれた袋。なんでも椿油から作った農薬だそうです。水の中に撒くとタニシは死んでしまうんだとか。
 でも、他の生き物も死ぬんだろ?
 おう、死ぬぞ。どじょうなんかも死ぬけど、ここにはおらんじゃろう。


 他の生き物を巻き添えにしたくはありません。ハウスの中なら他の生き物はいないか。と思い、おそるおそる撒いてみました。あ、小さいかえる!大丈夫、逃げてくれるよね。ところが、水の中で突然くねくねと暴れ出したものが・・・どじょうでした。この間の大雨でハウスに流れ込んできたのでしょう。わたしは、大あわてで手ですくって川へ逃がしてやりました。


 ハウスの外の溝には農薬は撒けません。小さな溝ですが、たくさんの生き物がいるのです。あめんぼ、みずすまし、どじょう、トンボのヤゴまでいました。そこでわたしは一つずつ拾い集めることにしました。が、半分まできたところでギブアップ。網かなんかで泥ごとすくわないと間に合わないや。ということで、溝に水を送ってくる用水路を覗いたら、


 うおー


 石にすずなりのタニシ!!


  


   もうすっかりやる気が失せました。


 家に帰って、調べていたら、「素手でさわってはいけません。」と書いてある。
 ときすでに遅し。
 まあ、手はよく洗ったから大丈夫かな? ですよね?

コメント (6)
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