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あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

夏休み最後の日曜日

2019-09-01 21:30:29 | いろいろ
 今日で夏休みも終わりです。お盆以降不安定なお天気で、トラオとウマオは楽しみにしていた星空観察もできなかったそう。暇をもてあましている二人を連れてちょっとお出かけしました。
 まずは、西条駅近くにある甘味処蔵はちへ。ここのわらび餅がおいしいというので、トラオにごちそうすることにしました。トラオはなぜかわらび餅が大好き(シブイ)。回転寿司で寿司を食べずにわらび餅を3人前食べたというつわもの。作りたてのわらび餅は多分気に入ってくれると思います。ウマオは食べるかどうかわからないので無難にパフェを。ただし、あんこや白玉が入った和風のパフェです。

 まず、パフェが運ばれてきました。



 「この傘かわいい。ほしい。」とウマオ
 「映えるねえ。」といっちょまえに今時の感想をトラオ。
 二人とも女の子のように大喜び。

 手前の薄紫のアイスがね、イチゴアイスだとウマオは思ったらしいのです。実はこれ、紫芋アイス。正真正銘のお芋の味がしました。抹茶アイスもトラオは大好きですが(これまたシブイ)ウマオはさほどではなくて、白玉団子もほとんどトラオが食べて、ウマオは3分の1くらい食べただけで残しました。なので残りはわたしとトラオで平らげましたが、まん中の白いクリームがとても風味がよくておいしかったです。

 作りたてほやほやのわらび餅



 一人前ずつ作るので一度に二つは出てきません。わらび餅はまだ温かく、氷を乗せて冷やしながら頂きます。砂糖のきいてないきなこにまぶし、黒蜜をかけるのが子どもたちの舌にはちょうどよい甘さだったみたい。トラオはぱくぱくと食べてしまいました。ウマオもきなこだけをおいしそうに。(お行儀悪くてヒヤヒヤします)

 さて、次はどうしましょう。あまりかんかん照ってないし山の中なら遊具で遊んでも大丈夫かな?
 わたしは市民の森に連れて行くことにしました。ついてみると駐車場はがらがら。先客は一組の親子だけ。それもわたしたちと入れ替わるように帰ってしまい、「冒険広場」には誰もいなくなってしまいました。
 
 





 二人は長い長い滑り台を滑りましたが



 すぐにトラオが「寂しいから帰ろ。」と言い出しました。
 「日曜日なのにおかしいねえ。」
 「みんな宿題の仕上げに忙しいんじゃない?」

 とにかくびびりのトラオがしきりに帰りたがるので、滑り台を2回しただけで車に乗り込みました。その頃になって2,3台の車がやってきました。みんな暑さを避けて夕方から遊びに来ていたのかもしれません。

 広場の入り口に生えていた芭蕉



 目の前の高さに花が咲いていてよく見ることができました。



 実もなっています。



 これ、芭蕉よね、山の中の路地に生えているんだもの。実がバナナそっくりなので迷います。

 帰路についたとたんぼつぼつと雨が降りだし、途中でバケツの水をひっくり返したように降りました。だけど我が家に近づくと、道はちっとも濡れてなかったです。変な降り方。
 こんな調子なので、せっかくの夏休み後半はどの子もあまり遊べなかったのでは?  

 先週金曜日の空です。









 最近の不安定な天気を象徴するような夕焼けでした。 
 そして明日から新学期。月曜日から一週間丸々学校へ行かなくてはなりません。木曜日くらいからはじまるとウォーミングアップできてよかったのにねえ。しんどい1週間になりそうですね。


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夏休み最後の日曜日

2019-09-01 18:03:24 | いろいろ












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その後のその後

2019-08-19 22:54:17 | いろいろ
 アクセス解析を見ていていつもアクセスされている記事があることに気づきました。統計を取ったわけではありませんが、ダントツは「赤いジャガイモの中身」。それとわりと多いのが「ミニドラゴンフルーツその後」みなさん情報を求めての検索でしょうが、読んだら「ガクッ」の脱力内容です。お役に立てない情報ですみません。
 「ミニドラゴンフルーツ」には続きがありまして、3年目も花が咲いたんです。
 そして、その後のその後のその後、実がなったのをこんどは食べずに種を蒔きました。
 今度は大成功。多分ポット30個はあったと思います。
 多分これがそう。

 はっきりと覚えてないので間違ってたらすみません。
 初めこそ大事に育てていたのですけど、強風でハウスのビニールが飛んで寒さに弱り、わたしの腰椎の骨折でガーデニングができない間に草に埋もれてしまい、姿を見ないうちにすっかり忘れてしまっていました。

 ところが

 今年、ハウスの中の草やら蔓やらをきれいに取り除いたら、

 青息吐息、やっと生きているぐらいの鉢が二つ出てきました。あんなにたくさんあった鉢がたった2個・・・・なんだか、南極に取り残されたタローとジローみたいだなあ、ごめんね・・・でも生き残ってくれてよかった。



 小さな赤い芽が見えるでしょうか。大事にすればこれからもっともっと大きくなるはず。



 さっそく「サボテンと多肉植物の土」なるものを買ってきました。ははは・・・自分で調合するよりは簡単。プロが調合した土の力に期待です。

 その後といえば、あれはどうなった?
 あれ、早くに落ちてしまったあれですよ。







 その後一番大きかったのはきれいに色付きました。お肌もつやつや。
 枝ごと落ちた若い実は、色づきはしましたが表面がしわしわ。
 枝ごと水に挿しておいたのは、葉っぱは元気でしたが実が落ちたので台所で追熟させました。
 

 
 食べてみた結果
 一番見かけがよかった大きいのは、皮も手でむけるくらいで



 小さいしわしわのは


 まだ青いところがありました。
 しばらく水に挿していたのは



 とうとう腐り始めました。
 不思議。水だけではどうにもならなかったんですね。

 味の方はどれも十分甘くて、おいしく頂きました。だけど一番おいしかったのは



 この状態で落ちてきたもの。 だけどこの実は、ひっくり返すと



 真っ黒。傷になっていたんです。


 でも、わたしの経験と勘が、「食べてみろ」と言っている。
 で、汚いところを切り落として食べました。さすが完熟、甘みも最高、その中に爽やかな酸味も混じって、とてもおいしかったです。

 毎日マンゴーネタ、そろそろ終わりにしますね。

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立秋前日

2019-08-07 09:58:30 | いろいろ
 昨日、雨の最中に桜三里を越えました。松山は薄日の射す曇り。こちらでは、台風は恵みの雨をもたらしただけで去りました。

 帰り道、前方に虹が出ました。



 端から端までかかる虹ですが、わかるかなあ。
 虹のたもとはもうちょっとわかりやすいです。


 振り返って西の空を見ると





 部分的に鰯雲。立秋の前日です。

 桜三里に入って、レストパーク(トイレのある山中の広場)で休憩を。最近松山までの1時間の道のりをドライブすると疲れて、たいていこのあたりで一休みしています。(歳だねえ)

 車から降りると
 カナカナカナ カナカナカナ
 ヒグラシの鳴き声のシャワー、 これを聞くと「ああ、夏休みが終わるなあ。」っていつも寂しい気持ちでしたが・・・・ 確かに暦の上ではもう夏は終わりだけど・・・・多すぎない?

 目の前に木にとまっていましたが高すぎて撮れず。どこか近いところにいないかと目で追っていたらいきなりアブラゼミが鳴き出しました。

 

 体感は夏の最中なんだから、やはりアブラゼミに鳴いてもらわないと。

 ここは前にミズヒキソウのあったところ。
 
 これ、なんだったっけ。

 花のように見えるけど多分種です。
  


 わたしとこの植物の間には溝があって草ボウボウなので確かめることができませんでした。

 ミズヒキソウは?

 ありました。




 ここのは赤が一段と鮮やかなように思います。

 しかし、地面はというと



 ここはコンクリートタイルでできていて、タイルの隙間に草が生えてくるのです。そこにいっぱいミズヒキソウの小さい苗が生えていて、2,3本頂いて帰ったのでした。今も我が家の庭には生えています。
 だけど、短い草がいっぱい生えているのですが、ミズヒキソウの苗は1本も見当たりませんでした。もうちょっとしたら除草剤が撒かれて草もきれいさっぱりなくなります。もしかしたら去年、一昨年の除草剤で全滅してしまったかも。

 その代わり、意外なものを見つけました。



 四角い茎、対角線状に輪生する葉っぱ、長い蔓。

 これ!
 もしかしてアカネ? 草木染めに使うー

 見ると、コンクリートの隙間のあちこちに生えています。

 

 やったあ、除草剤で枯れる前に頂いて帰ろ。
 で、引っ張ってみましたら茎がちぎれるだけで根っこがとれないのであきらめました。そういえば、これを野放しにすると大変なことになる、ってみーばあさんがコメントしてくださってたなあ。けっこうはびこると言うことか。
 そういえば、この四角い葉っぱ、どこかで見たことがある。それも我が家で。どこだっけ?見たときどうしてアカネって気づかなかったんだろう?
 
 なかなか過去のことを思い出せないのでした。

 




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母の日は・・・

2019-05-15 22:22:03 | いろいろ
  5月12日日曜日 母の日
 
 プレゼントにカーネーションの工芸茶もらいました。

 娘からランチのお誘い。だけどいってみたら20食限定のランチはもう終わっていました。その店は予約できないので早い者勝ちなんです。まあまあ早く行ったと思ったのに。急きょめぼしいところに電話しましたがどこも満席。母の日だからねえ、みんな考えることは同じらしいです。

 午後からは東温市に行きたかったので、結局道中にある「うしろのしょうめん」で普通のランチを食べました。ここも満席でしたが、電話していたので他の人よりはすこ~し早く座ることができました。
 初めて知ったんだけど、ここ、テラス席があったんですね。



 緑が気持ちいい爽やかなテラスでしたが、ヨウコがお気に召さなかったので中で。
 お料理が出てくるのを待つ間、ケイタを連れてお庭探検。実は前々から興味があったの。というのはここには桜の木で囲まれた広場があって、春はお花見、夏はビアガーデンが開かれているらしいのです。いつも車を運転しながら横目で見て、中がどうなっているのか気になっていました。



 びっくりした! 桜の木だけじゃなかったんです。畳何十畳分もあろうかと思われる藤棚、それが1本の木でした。絶対新聞種になりそうな大きさよね。ちょうど花殻を剪定しているところでした。来年は見に来よう。

 無事食事にありつけてそのまま桜三里を越え東温市伊予13仏札所「香積寺ーこうしゃくじ」に向かいました。ラッキー、駐車場がたった一つ空いていました。

 

 後日新聞記事で詳しいことを知ったのですが、伊予13仏の13の寺院が持ち回りでこのお祭りを開いているそうです。

 山門までの通路には献花がずらり



 願い事と名前を書いた紙を竹筒に貼っています。その下の方にいろいろな寺院の名前が書いてあったのは、13ヶ寺の檀徒さんみなさんが供えた物だったんですね。このお花、帰りにはみんな持ち帰っていましたが、誰のでも頂いてよかったのかしら。バケツ持参で来ていた人もいたけど。

 境内はさほど広くありません。お参りの人と露天とでぎゅうぎゅうでした。



 奥の方に舞台ができていて、どなたかえらいお坊さんがお話をされていました。本堂から見るとこんな感じ



 お話の後は法要、太鼓演奏の奉納と続きました。
 本堂は


 以前来たときと同じようにたくさんの折り鶴で飾られていました。
 テントの中では



 これに願い事を書いて受付に渡すと祈願成就の法要(?)をしてもらえるようです。

 こちらの建物、以前あったかなあ。



 ここの2階で念珠作りと写経の体験ができました。2階までは階段もありますが、スロープもあります。



 工事現場の足場か何かのようにも見えます。点々と丸い物が見えるのは



 四国88箇所の寺の名前が書かれた石がはめ込んであるのです。これ、新しくできたのでしょうか。

 そうこうしているうちに餅撒きの時間になりました。待ちきれなかった参拝客老人が「遅い、はよせい(早くしろ)」と怒り出す一場面もありましたが、この人餅拾いだけにここに来たのでしょうか。あさましいね。

 危なくないようにと小学生以下と大人とは別のところで蒔いてくれました。お餅はたっぷりあり、ヨウコもいくつか拾うことができました。しかもほわほわのつきたてのお餅。当たってもいたくないようにとの配慮でしょうか。ヨウコパパは何十年ぶりかに拾ったと楽しそうでした。それにしてもつきたてのお餅、どうやって準備したのでしょう。大変だったでしょうね。
 ケイタも一つ拾って、食べたくてたまりません。それを、パフェをあげるからとなだめすかしてお目当ての古民家カフェに行ったら、「閉店にはまだ時間があったのだけどイチゴがなくなったので閉めました」とのこと。
 ああ、今日はどこに行ってもだめだあ。帰りながら別のカフェにも寄りましたが、ラストオーダーを過ぎていてだめ、最後に寄ったお店はパフェがなく、クレープを食べて帰りました。
帰り道、眠り始めたケイタは寝てもお餅を握りしめていました。






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冬の小川

2019-02-16 21:59:51 | いろいろ
  娘が川にメダカを捕りに行くというのでついていきました。網、バケツ、水をくむためのひしゃくまで準備万端です。
 はて?
 メダカなら冬でもいるか。それよりも、めっきり少なくなった天然のメダカがその辺の川にいるものでしょうか。
 
 あたりはまだ寒々とした冬景色



 でもなく、この枯れたような木の下には早くも菜の花がいっぱい咲いて、早春の景色でした。



 

 このあたりの水路はまだ石垣の所があります。



 岸辺にはもうレンゲが咲いていました。



 これはニガナでしょう。多分。どれも下を向いていますのでうまく写真がとれません。なにしろケイタが喜んでうろうろしますので、目も手も離せないのです。



 オオイヌノフグリも咲いています。



 これを見るといつも、空から星が降りて来たようだと思います。
 上から見る葉っぱの形も、牡丹の花のようでかわいい。



 で、肝心のメダカは?

 いましたよ。目をこらしてみないと見えませんでしたが群れをなして泳いでいました。

 わたしも網を持って挑戦してみましたが・・・・緩やかな流れなのに意外と水は重く、網を素早く動かすことすらできませんでした。多分、わたしの腕力の衰えは予想以上だったのだと、ちょっとショック・・・・

 さすがに娘は若い。



 だけど、これ、メダカかい?
 え、ちがう?
 明らかにメダカとちがうでしょ。川魚の稚魚だと思うよ。
 ええ~ 睡蓮鉢に入れて飼おうと思うのに~ 大きくなりすぎる? 狭くて死んでしまうじゃろか?
 とりあえずしばらく飼って、大きくなったら川に帰してやったら? と言っておきました。



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2月11日

2019-02-12 09:37:31 | いろいろ
建国記念の日、旧暦1月7日(あら、七草だ)

 夜中過ぎから背中が寒気がして、足が冷たくて眠れませんでした。ああ、ついにインフルエンザにかかったか。腰のあたりも痛むし・・・睡眠不足のまま起きましたが、熱はない。

 外へ出てみてわかりました。

 まさか、まさかの雪。今日から椿さんなのに。
 椿さんは、伊予路に春を呼ぶ祭りと言われ、椿さんが終わるといよいよ春がやってくると、伊予っ子は首を長くして待っています。

 といってもうっすらとね。


 
 北のほうではとんでもない大雪なのに、こんなことで騒ぐのは申し訳ない気がしますが、この冬はもう雪は降らないものと勝手に決めておりましたので、本当にびっくりしました。

 
 午前8時半、すでに雪は溶けかけていました。





 この下には何とかデージーの葉が隠れているのですが、わたしはにんじんの葉の天ぷらを思い出してしまいました。

 こちらはぽんぽんデージーの花
 


  花のくぼみにシャーベットができています。それでも枯れないのがすごい。



 話はそれますが、この赤いデージー、ホームセンターで78円で買いました。ぽんぽんデージーってたしか寒さには強かったはずです。ところが植えてしばらく立つと葉が痛んでしまいました。買ったときから背丈も大きくならず、花だけは増えていっているみたいですが、みすぼらしいです。

 いっぽうこちらのデージーは




 某スーパーで38円だったか39円だったかで買ってきました。やや徒長気味ではありましたが、葉の色も濃くなり寒さにも負けずきれいです。

 並べて植えたら、こんなに違う。



 大きくならないのは、もしかして矮化剤をかけているのかしら。 葉先のいたみは、豚の堆肥を入れたから?どうも原因がわかりません。だって同じ土に植えても38円は痛んでませんから。 これからの回復を願うばかりです。

 デージーを見ていたら、近くの畑で雉が一声鳴きました。
 明けて12日朝、つまりさっき、今度はコジュケイが「チョットコイ、チョットコイ」と高らかに鳴きました。鳥たちは春の兆しを敏感に捉えているのかもしれません。
 



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小さな喜び

2018-12-31 00:18:15 | いろいろ
 この歳の瀬に余裕の連続更新。今年は喪中欠礼で年賀状を書かない分気持ちにゆとりがあります。こうしてみると年賀状ってけっこうプレッシャーなのよねえ。

 ただ、お正月準備が・・・・春からほったらかしだった庭や畑、壊れたままの温室。腰椎骨折の影響が年末まで及んでいます。
 10日ほど前にようやくチューリップの球根を植えましたが、背丈ほど伸びたコスモスやら網目状のルコウソウやら、それに負けじと伸びたエノコログサやアメリカセンダングサの始末が大変でした。・・・うまく育つかしらん? がんばって堆肥だけはしっかり投入したんだけど。

 1メートルを超える枯れ草の中から出てきたのがこれです。



 この花には見覚えがありました。たしか黒ほおずき。3年前、あの年も植えたまま母の看病やら葬儀やらでほったらかしにしてたら7,80センチにもなって紫の花をいっぱいつけていて驚きました。あの大きな草花が、わずか10センチほどの背丈になって、たった1輪花をつけて・・・ごめんね本当はもっと大きくなるはずだったのに世話もしないで。それでもけなげに花をつけてがんばっている姿がいじらしくてかわいくて。

 みるとまだほかに2,3本



 黒ほおずきというのはこの実から名付けたのでしょうね。多分ほおずきとはちがう植物だとは思うんですが。これからまた来年生えてくれるかしら。生えてほしいな。

 もう一つ、外回りの雑用の中で見つけたもの



 びわの花です。びわは冬に花をつけて約半年かけて実を結びます。1ねんでもっとも厳しい季節に花を咲かせる果物です。えらいよねえ、としみじみながめていたらブ~ンと聞き慣れた羽音がきこえてきました。それも1匹や2匹ではないようです。



 真ん中のやや左上、わかりますか? なんと日本ミツバチが来ていたのです。冬の花の少ない時期、少しでも暖かい日差しがあれば蜜を集めにでてくる働き者。この小さなハチのおかげでたくさんの実をつけることができていたんですね。
 それにしても、このミツバチはどこに住んでいるのでしょう。
 ここ最近、洗濯物の縫い目や折り目の陰にミツバチが潜んでいることがあって不思議に思っていたのです。



 我が家からミツバチがいなくなって何年になるのかなあ。10月に花をいっぱいつけたヒイラギモクセイにも来てなかったと思います。もううちの近所にはハチはいないんだなあ、とふと寂しく思ったものですが、なんとミツバチはいたんです。柿畑の農薬散布にも負けず。

 ささやかなうれしい出来事でした。

 巨万の報酬を得て、世界中の景勝地にいくつもの別荘をもっても、なお満足できない人もいるらしいですが、日々のつましい暮らしの中にもちいさな驚きや喜びがたくさんあります。そんな暮らしに感謝して、来年もブログを綴っていきたいと思います。今年1年のご訪問、ありがとうございました。
 皆様良いお年をお迎えください。

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晩秋の色

2018-11-30 10:07:05 | いろいろ
 わたしの住むの地方では暦の上では冬ですが、体感的には秋ー晩秋です。こんな花がまだきれいに咲いています。



 マリーゴールド。夏の花壇のイメージですが、これを見るといつも「秋深し」と思うんです。とくにオレンジ色系のマリーゴールドは。



 最近ハローウィンが市民権を得て、この色が町にあふれ出したからかなあ? いやいや晩秋にはこの色が増えてくるからでしょうか。

 たとえば

 ブルーベリー


 さるすべり


 かしわばあじさい


 そして柿







 柿の取り入れが終わり、霜が降りるとあたりは急に寒々と冬の景色になってしまいますが、まだもう少し晩秋の風景を楽しめそうです。

 華やかなだけではないもう一つの色。これもわたしは晩秋の色だと思っているのですが、

 セージの仲間だと思いますが名前がわかりません。ブルーベリーの紅葉を背景にすると



 よく似合うでしょう?

 それからこんな実も

 深い青



 話は変わって、先日清游庵中川亭でお食事をしました。ミシュランガイド中国四国編に紹介された和食料理店です。(残念ながら☆はなし)ちなみに西条市でガイドに載ったお店と宿泊施設は計八つ。そのうちの3点までがおそば屋さん。あとはフレンチ、イタリアン、焼き肉、和食、宿泊の東予国民休暇村といろいろなジャンルから1軒ずつでした。

 そのお料理

 椀物

 
 松茸のあしの千切りに菊の花びらを散らした美しい一品。お椀のふたにまで華やかさがあふれていました。この日の主役は小さな女の子でしたのでね。松茸は地元産。
 
 お造りにも大将の包丁の技がさえています。



 そして、明かりを消した部屋に運ばれてきたのが

 ジャーン、これです。八寸三種盛り



 名付けて山里の晩秋。あれ?晩秋の山里だったかな?

 鮮やかな柿と桜、もみじの紅葉を器にして、炊き合わせ、くりきんとん、かますの棒寿司がもりあわせてあります。山間の民家を模した器ー青ですね。みかん型の器も青、中にも八寸が入っています。
 子どもたち興味津々で、早くも小さい手が伸びてます。



 暖かくともる灯りは大根でできています。
 何もかもがわたしがイメージする晩秋にぴったり。

 そのほか地物の車エビをウズラ卵に巻いて揚げた物。小さい稲穂がひつじだを思わせますね。


 手作りの大福


 柔らかい求肥の中にはスポンジケーキや生クリームと一緒に栗の粒や、餡(くりだかいもだか?)が入っています。これが夏だとメロンとかいちごとか。

 どれもおいしゅうございました。特にかますの棒寿司は絶品。今脂がのっておいしいのだけどなかなか手に入らないんですって。高級魚ではないのにね。
 
 1歳のケイタが食べること食べること。なにもかもはやく早くと指さして催促します。ケイタの分はもちろんありませんから大人の誰かが犠牲になることに。大福なんかほとんど一人で食べてしまいましたから。
 おいしかったのね・・・・・

 暗くなっておいとまするとき、庭にはあの大根あんどんのような柔らかなあかりが足元を照らしてくれていました。
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台風のあとさき

2018-10-03 09:10:41 | いろいろ
 台風一過
 すかっとした青空ではありませんが、駆け抜けてくれてよかった。
 30日、中山川の水位が上がっているというニュース。中山川は普段は水がほとんどありません。ニュースになるほど水位が上がるなど、よっぽど大雨だったに違いありません。翌日孫たちとドライブに出かけて土手を通ってみました。

 上流にはまだ濁流が流れていました。

 向こう岸と手前の河川敷、草がなぎ倒されているところまで増水したと思われます。

 取水堰


 川幅いっぱいに水が流れるなんて・・・ 滅多にないことです。

 台風が過ぎると今日から10月。さすがにもう秋ですね。

 でも、うちの朝顔はけなげに咲いています。



 何年か前に植えた朝顔の子孫。勝手に生えてきたのでお世話もしていません。だから他の兄弟たちはみんな酷暑の夏に枯れてしまいました。たった1本残った朝顔です。毎日1輪ずつ花が咲きます。今は冬になっても盛大に咲き続ける朝顔が人気のようですが、わたしは夏しか咲かない朝顔のほうがいいです。それが寒くなってもがんばっているとつい、応援したくなります。

 夏の花と言えば、この間まで相当元気に咲いていたポーチュラカ。台風の後どうなったかなあ。。

 お彼岸前まではこんな様子でした。
 信号待ちでみかけたおうちのポーチュラカ



 華やかな群れに思わず車を降りて撮ったポーチュラカ





 ですが、昨日回り道して見たらみごとに葉っぱだけに。グリーンの塊がひろがっていました。このまま置いておいても11月くらいまでは活きていますが、花はうんと小さくなって貧相になるでしょう。急に寒くなったということかな? もう半袖はいらなくなりました。


 今年の猛暑の後遺症もまだ見られます。

 丈夫な椿の葉が

 
 やけどしたみたいでしょう?

 これもけっこう肉厚の葉なんだけど


 先だけが枯れています。が、新しい葉が出て、あの暑さからやっと逃れたことをものがたっているようです。今年の夏は、人間も生き物も植物もがんばったね。

 
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