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あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

花巡りの旅 伊豆大島

2017-03-10 23:04:06 | 旅行
 今日は1回で終わらそうと思います。長くなりますがお許しを。

 ホテルに着いてから翌朝まで、何度天気予報を見たことでしょう。いつ見ても予報は変わらず雨。一時雨がやむときがあるらしいですが・・・せめてそのやむ時間が午後3時か4時くらいまでだったらなあ。
 旅行2日目は伊豆大島に渡ります。午前中火山博物館を見学して(ここは屋内だから雨でもいい)、その後三原山に登り、午後からは都立大島自然公園で、椿園と椿祭りを楽しむことになっていました。なんと、5000本の椿ですって!
 わたしたち、旅行すると一度は雨に降られるけど、メインの一番大事な時だけは降られたことないよねえ。だから、屋外に出るときはやんでいるかもしれないと淡い期待を抱きながらバスに乗り込みました。
 添乗員さん、開口一番
「ジェットフォイルは通常通り運行だそうです。よかったあ、わたし、この前大島に渡れなかったんです。
 ええ!? そんなこともあるのか。だったら、島に行けるだけでもましなんだなあ、となんとなく言葉のマジックにかかったような、ポジティブな気持ちになったような。

 太平洋側の港では、雨風の状態によって船の乗り場を変えるそうです。きょうの乗船場所には



 すごい数のウミネコ(カモメかも)が避難?しておりました。
 
 島行きの船は満席でした。
 下船するとき、船が揺れたのなんのって。でも走行中はあまり揺れを感じず、船酔いすることもありませんでした。
 港にはなぜかパトカーが停まっていました。車体に「警視庁」って書いてありました。そうなんだ~○○県警ではないんだね。

 島内のバスにはガイドさんがおらず、アナウンサーのように明瞭なアナウンスをする運転手さんが、運転と案内をしてくれました。
 まずは火山博物館へ。中はかなり専門的。写真と説明のパネルがずらりと並んでいます。いちいち読むのめんどくさいねえ。映画のほうがよくわかるんじゃない?と、200円払ってシアターへ。
 映画は、いきなりドッカーンと噴火の場面から始まってど肝を抜かれました。でも、学術的な映画ではなくて、伊豆大島の火山とは切っても切れない自然や暮らしを描いたものでした。よかった。なんとなく全島巡りをしたような気分になりました。

 その後三原山頂口へ。三原山が噴火して全島民が避難したのはつい10年ほど前のように思っていましたが、実際は1986年、なんと30年もたっていたのです。その山頂へめざす途中から、霧がどんどん深くなってきました。そして駐車場に着く頃には



 私たちの乗ったバスはどこ? 実は奥の方にあるんです。
 
 山頂口の景色は



 あとでだれかが「山はなかった」と言っていましたが、まったくそのとおり。

 これが一時雨がやんだときで、自然公園に向かうときにはけっこうな量の雨が降っていました。

 椿祭りの会場



 この奥に自然公園の入り口がありました。意を決して雨の中へ。いい雰囲気の森です。雨でなかったらどこまでも歩いていきたい、木々が誘いかけるような場所でした。

 

 島全体でスタンプラリーをやっていて、スタンプ3個でくじが引けます。わたしたち、それを楽しみにスタンプを集めましたが、結果ははずれ。ポストカードをもらいました。その絵はがきの写真に似た場所がここです。



 歩いていると「温室へ」という案内表示がありました。せめてそこだけは見ていこう、と言うわけで温室をめざしました。

 小さな小さな温室で、加温していたかどうか? でもきてよかった、ここを見なかったらなんのために椿園にきたかわかりません。

 

 え? これが椿?というような、外国産の珍しい椿が植わっていました。


 アッシミ・・葉っぱで隠れて読めない(香港毛芯茶)



 ウスバヒメツバキ(台湾連芯茶)
 
 オイフレビア (顕脈金花茶)


 豪華なのもありました。こういうのは多分西洋椿



 ティンカーベル




 でも、個人的には小さな小さな花に心惹かれました。花も葉も小さくてお茶に似ている。そうか、椿と茶って仲間だったのか、とやっと気づきました。

 温室を出て祭りの会場に帰ってくると、ほどなくしてあんこさんたちの踊りが始まりました。



 だけど、船で来たあの大勢の人たちはどこへ行ったんでしょうね。見物客が写らないくらいの混み具合です。

 早めに駐車場へ戻りました。 

 白い大島桜が満開できれいだったです。


 
 全員があまりに早く集合したので、添乗員さんに、本当にこのまま港に行ってもいいのか、長い間ごった返す港で待つことになるが、と何回も念を押されました。だけどみんなの心は変わらず・・・・
 バスが出るとき、あんこさんたちがお見送りをしてくれました。

 雨の中で最敬礼



 なんだか申し訳ないですね。わたしたち、大してお金も落としてこなかったです。

 途中、椿のトンネルをくぐり、
 樹齢600年という古木を見ました。



 港は言われるほど混ではなく、雨もやんだので近くの店を覗いたり、あんこわんちゃんを見たりして過ごしました。



 待合室から見た船着き場



 左の島の地形を見ると、溶岩が垂直に流れ落ちたということがわかりますね。
 船が出るときには、港の関係者が皆さん手を振って見送ってくれました。パトカーのおまわりさんまで。
 島っていいよね、今度は佐渡島に行きたいね。
 うん、行こう。
 もしかしたら秋頃にはまた二人で出かけるかもしれません。それまで倹約して旅費を貯めておかなければ。


 
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花巡りの旅 房総半島2

2017-03-06 23:52:12 | 旅行
 濃溝の滝をあとにして、バスはいよいよ房総半島フラワーロードへ。名前からして期待度大。しかし、行けども行けどもごくふつうの集落や枯れ草の荒れ野がみえるばかりで、花の色が見えません。
 フラワーロードと言うからにはせめて道の所々に花が咲いていたらいいのにーとは南国育ちの勝手な言い分かしら。うちの方だと、今の時期には小さな空き地にパンジーが植わっていたり、庭の花木に花が咲いていたりで何かしらの花を見るのですが、少し寒いのでしょうか。
 千倉という町に入ってようやく、花畑らしきものが見えてきました。
 道の駅にバスを停めて

 あまりお客がいない・・・・
 道の反対側に



 小さな花屋さんが並んでいました。その奥が花畑になっています。よくテレビで見かけるストックやキンセンカの花畑。ここは花の摘み取り体験ができる場所なんです。

 細い通路を歩いているとストックのいい匂い。ここは畑の持ち主にお金を払って花を摘むらしく、畑によって栽培している花の色が違っています。だけど花の種類は、ストックとキンセンカとポピーともう一つ(名前を忘れました)



 

 旅行最終日だったら摘んで帰れるのに~



  いや、やっぱりだめか。



 土の見えないアングルで撮りたいんだけど・・・・花の絨毯みたいでしょ?



 この時間摘み取り客は見えず、通りすがりの観光客だけでした。しかも、気温が下がってきたため寒冷紗をかけて店じまいするところが増えてきました。



 こうやって春の花を咲かせてたんですね。
 お店を覗くと、確かに切り花は安い。シーズン終わりになると鋤き込んでしまうのでうんと安くしてくれるんだそうです。だけどこんなに安くて、こんなに客がまばらでやっていけるのかなあ、とよけいなおせっかいの心配をしてしまいました。単に時刻が遅かっただけなのかもしれないし。

 夕方が近づいて、私たちはもう一箇所まわります。夕日がきれいだという野島埼灯台。



 しかしこの日はあいにくの曇り空。奇岩の連なる海岸には荒波が打ち寄せていました。



 そしてここも店という店はすべてシャッターが閉まり、観光地とも思えない寂しさでした。わたしたちのテンションも下降気味。 その上・・・・明日は伊豆大島に渡ります。でも、天気予報通り夕方から雨になりました。 
 そのあとホテルの部屋がすてきだったので元気を取り戻しましたけど。
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花巡りの旅 房総半島その1

2017-03-05 23:45:01 | 旅行
 関東の有名な花どころを巡るツアーに参加してきました。松山空港から始発便で羽田へ、そこで中四国各地から集まった人たちと合流して、まずは成田へ。
 千葉県と言えば成田空港とディズニーランド。どちらも何十年も前に一度来ただけです。今回の目的地は成田山新勝寺、初詣の参拝客は全国で2番目に多いのだとか。

 総門をくぐりーこの総門、古そうに見えますが、新しい物ですってー



 仁王門へーこれは古いー



 またまた石段があって、本堂の屋根が少し見えています。



 やれやれ、やっと上れました。
 この本堂も堂々とはしていますが、何となく重みはないなあと思っていましたら、これも新しい。年月の経過って正直です。
 

 
 中では護摩供養が行われていました。屋内で護摩の炎が燃えさかっています。天井まで余裕の高さがあります。僧侶の読経と太鼓の音が迫力があってすてき。

 美しい三重の塔がありましたー国の重要文化財ですー



 なんだか小さく見えるのは、本堂が大きいからのようです。

 とってもお金持ちの寺に見えました。実際そうなんでしょうけど。節分の日には有名人が多数豆を撒くそうです。

 さて、次はー
 最近SNSで話題になっている濃溝の滝へ。ガイドさんがいろいろ説明してくれていましたが、ちょうどお昼ご飯がすんでおなかが重くなった時間で、まぶたがくっついたり開いたり・・・
なんか、ハートに見えるとかどうとか。子守歌のように説明を聞いておりました。

 滝は山の中にありましたが、駐車場からきれいに整備された道を4,500歩。このあたりは公園になっているらしいです。



 突き当たったところの左手に「濃溝の滝」と札が下がっていました。

 え?あれが滝? 
 本当に滝? 流れ落ちるのが低くない? 
 ネットの写真で見たのと違うみたい。
 どこにハートが見えるん?



 あれじゃない? 上の黒いところ。
 いや滝壺のところもハートみたい。
 友人と二人わいわい言ってたら

 「滝はこっちですよ~」
 あはは・・・ なあんだ

 

 でも、ハートに見えないねえ。
 それは洞窟に日光が差し込む午前中のほんの一時なんだとか。
 まるでジブリの世界のようだと評判なんだそうですが・・・・・



 確かにいい雰囲気です。が、それを言うなら「雨滝」だって、と密かに思いました。車で来て簡単に自然豊かで澄んだ水を見られるのがいいのかも。
 駐車場のそばに売店があって、そこのソフトクリームとプリンがとっても美味しかったです。

 花にたどり着けませんが、長くなりそうなので続きは明日に。

 
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なばなの里 ウインターイルミネーション

2017-01-21 00:14:51 | 旅行
 なばなの里もう一つの売り物がウインターイルミネーション。 もうそろそろ点灯するというので人の流れについていきました。するといきなり前へ進めなくなりました。



 そこにたくさんの人がたまっていたからです。そして向こうの方になにやら明かりが。


 きらびやかな光のトンネルでした。みんなこの明かりがともるのを待っていたのですね。
 大勢の人、いつの間に?二十年以上前に見た神戸のルミナリエを思い出しました。あのときはもっとすごい人でしたけど、中央部分はそれに近い状態。
 警備の人たちが「立ち止まらないように。流れの中で写真を撮らないように、出口近くがいい写真が撮れます。」と呼びかけていますが、お構いなしにど真ん中で自撮りする人も。日本語がわからなかったのでしょうね。

 少し混雑が少なくなったところで歩きながら撮りました。



 放射状の光に吸い込まれていくようです。 どうせあっという間に出口なんだろうと思っていたら、どうしてどうして長く長く続いていました。そしてトンネルを抜けると

 いきなり前方に巨大な光のスクリーンが

 初夏の棚田

 

 つぎつぎと景色が変わっていきます。棚田の上に月が昇り花火が上がりました。

 やがて景色はユーラシア大陸の何とかという公園にかわり、青々とした夏から紅葉の季節に
 今年のイルミネーションのテーマは「大地」なんだそうです。 



 これ、いまはやりのプロジェクションマッピングではなく、無数の電球の光を切り替えて作り上げているのだそうです。こんな仕事、考えるのおもしろそう。


 南極大陸ではオーロラがゆらめき、鯨がジャンプして海へ消えていきました。



 アメリカ大陸モニュメントバレーは夜明けの空か刻々と変化して虹がかかりました。 
 

 アフリカ大陸のサバンナを象やキリンが歩いて行きます。 


 五つの景色が何度も繰り返されるのですが、飽きもせずにずう~っと眺めておりました。
 ほかの場所を見てみると


 光の流れをぬって人が歩いています。
 
 おっと!こんなにのんびりはしておられないんだった。わたしたち、7時過ぎにはここを出ないとフェリーに間に合わないのです。
 どう歩いたのかはわかりませんが順路に沿って歩いて行ったら、昼間見た池の畔に出ました。

 教会がライトアップされて宝石のよう


 そして池の反対側には川があって、そこは水鏡になっていました。


 先ほどの場所とはうってかわって静けさが漂うスポット。行き交う人も心なしか声を潜めているような。
 様々な光の表情を見せてもらって、個人的にはここの静けさが一番好きだったです。

  さて、夜の食事はこの中でしようと決めていました。いろいろお店がある中で私たちが食べようとしていたのは「伊勢うどん」
 弟夫婦が以前食べたことがあって、とっても柔らかかったんだそうです。伊勢うどんとは本来そういうものか、その店が柔らかかっただけなのか、もう一度食べて確かめようという魂胆でした。(追記 慧竿さんにコメントをいただいて改めて伊勢うどんを調べました。柔らかいのが特徴なんですね。)
 そのためには池の畔をかなり引き返さなければなりません。

 昼間通ったパンジー畑が

 
 光の海に


 何気なく通り過ぎた木立もライトアップされて樹氷をまとったように



 目移りしてなかなか先へは行けないものです。そしてやっとたどり着いた麺のお店は、

 20分待ち
  
 でも、20分なら何とかなると、待つことにしたのですが、実際に案内されたのは30分をとうに過ぎていました。が、メニューを見てがっくり。
 
 伊勢うどんがない!
 
しかたなく名古屋名物きしめんを注文しました。そしてさらに待つこと20分、ようやく食事にありつけたのです。弟はとっくに夜通し走る覚悟を決めていたそうです。伊勢うどん、食べてみたかった。

 そんなこんなで高速道路をひた走り、明石大橋に入る道を間違えて下道をさまよい、ガソリンを入れるためにまたまた下へ降りて24時間営業の店を探し、また高速道路を走って(もちろん休憩はとりながらですけど)
 夜中の1時頃無事に帰ってきました。 おしまい。
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なばなの里ベゴニアガーデン

2017-01-17 01:05:10 | 旅行
 寒いですね。冬になると冬眠したくなるあた子です。おまけにただいま娘一家が居候中。かわいい盛りのヨウコのお相手をしているとほかになあんにもできません。それでもやっとこさブログを更新する気になりました。
 昨年末に中断していた名古屋旅行、片付けてしまいましょう。

 結婚式を終えた夜、私たち一行は甥や姪の家族と合流しました。最年少1歳、10歳以下3人、20代2人、30代2人、50代1人、60代3人、なんと11人もの団体さんになっていました。そして食事をしようと名古屋駅の地下街にむかいました。こんなに年代の違う一行、最大公約数の食べ物って何かしら。
 有名な名古屋飯と言えば、きしめん ひつまぶし みそかつ・・・
 
 でも結局食べたのはエビフリャー



 ぐつぐつ煮えた特製味噌をつけて食べるのが名古屋らしいのかしら。

 この味噌が、なぜか溶き卵を混ぜ込んでいるんです。海老フライにつけるとちょっとからいかなあ。でも味噌だけだととってもおいしくて、わたしはキャベツにつけて食べました。おいしかった。キャベツがもっとほしかったです。
 あ、海老フライも普通においしかったです。

 翌日の観光はお子様優先で名古屋港水族館へ。うっかりカメラを車の中に忘れてしまい、画像がありません。イルカショーが楽しかったです。そして昼ご飯は味噌カツ。
 う~ん、私には、やっぱり味噌がからい。普段はトンカツもソースをつけないで食べてますから。
 
 そして午後3時過ぎ解散して帰路につきました。

 と、ここまでは前置き。
 これからが本日のメインです。すみません、写真をどっさり載せて長々と書きます。適当にスルーしてくださいね。

 私たち一行はもう一箇所見ていくつもりなんです。それが「なばなの里」
 もうここからは名古屋ではありません。名古屋から車でわずか30分ほど離れているだけですが三重県にはいりました。
 ちょうどウインターイルミネーションが始まっているというので、せめてそのイルミネーションだけでも見て帰りたかったのです。大阪のフェリー乗り場までざっと二時間かかるでしょうか。出航時刻から逆算して、午後7時にここをでれば間に合うんではなかろうかと計算していました。ざっと2時間半の滞在です。

 広い駐車場に着いたとき、あたりはまだ明るく、人も混雑と言うほどの人出ではなかったです。駐車場横にずらっと並んだトイレがあまりにもたくさんなのでびっくりしました。
 入場してすぐ、私たちはベゴニアが展示されている温室に向かいました。国内でも最大級の規模なんですって。

 敷地内の中央に広い池があって教会が建っています。


 こんな景色、オランダかベルギーで見たような・・・


 この池をぐるっと回って、あざやかなコリウスの植え込みの向こうに温室がありました。


 さあ、入りましょう。
 


 なるほど、広い!
 天井からぶらさがっているベゴニアの株の立派なこと。周囲にずらっと並んでいるのは球根ベゴニアですね。これは花が豪華。栽培はそう簡単ではないと思います。私には手が出ません。それをこれだけ並べているというのは、見事としか言いようがありません。







 一つ一つの花の大きいこと、豪華なこと。シャクヤクくらいの大きさがあります。種類も多くて、バラのようなの、牡丹のようなの・・・ね? 同じ植物とは思えないほどでしょ?
写真を撮っていたらきりがありません。

 でも、これだけなのかなあ。だだっ広い部屋にたくさん並べただけでちょっと物足りないと思いつつ出口をでたら、次の部屋が待っていました。
 次の部屋はホクシアの部屋。



 これも見事な大株がぶら下がっていて、花の種類もこんなに多かったんですね。魅力的な形の花がいっぱい




 
 ここでも写真を撮りまくって、これでおしまいかと思ったらまだ次の部屋がありました。



 こんどはペチュニアを集めた部屋です。ここにもハローウィンらしい飾り付けが。
 よく見かけるペチュニアもたくさんありましたが、こんなに大株になるとは。プロの手にかかるとこんなに立派に育つんですね。




 こんどこそ、おしまいの部屋だろうな。
 
 エアープランツのすごいこと
 

 この部屋は一般的な熱帯の植物を集めた部屋でした。



「珍しい花が咲いています」という看板を見つけて、近くにいた人と一生懸命探したのですがなかなか見つかりません。何度も何度も木の周りを回ってやっと木の上に見つけました。
 なあ~んだ、下ばかり見てました。



 モンキーオーキッド・・・猿の顔のように見える蘭です。つい先日テレビを見ていてこの蘭の存在を知ったばかり。想像していたのよりうんと小さくて地味な花でした。

 やれやれ、楽しくて時間を忘れてました。もう出なくてては。

 ところが! あれれ? 初めの部屋にもどっちゃった?



 でも、それは初めのベゴニアの部屋ではなかったのです。中央に池があって、その上を無数のベゴニアの花が浮かんでいます。そしていよいよ最後の出口というところで振り返ってみると



 まるで印象派の絵画のような色と光の洪水。
 はあ~ため息が出ました。

 温室を出るとあたりは薄暗くなっていました。

 

 ここはいろいろな菊の花が植えられているところ。ほかにもダリアやコスモスのエリアもあったみたい。残念、暗くなる前にそちらを見ておくべきでした。

 ー続くー

 

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プチ観光IN名古屋ー興正寺

2016-12-12 19:09:14 | 旅行
 夜が明けて
 いよいよ結婚式の朝。
 私たちは、名古屋のモーニングを食べようとホテルの周辺を歩き回りました。9時半には弟たちは着付けに行かなければならないのに、早朝から開いているところがありません。せっかく名古屋に来たのに・・・・愛媛にもあるコメダ珈琲でモーニング。いろいろある「名古屋めし」できるだけたくさん食べたかったのですが、わりとふつうのモーニングでした。

 夜にはわからなかったことですが、ホテルの前はイオン、少し歩いたところに中京大学。おお!まおちゃ~ん、しょうまく~ん。ちょうど二人はアメリカ杯でアメリカに行ってましたね。
 そして裏山は、興正寺というお寺の広大な敷地のようでした。

 二人がでかけたあと、私は興正寺に行ってみました。

 なんだ、あれは?



ちょうどこの日は「興正寺マルシェ」という市が立つ日だったみたいです。そういえば、織田信長が楽市楽座の政策を行って人々の経済活動を盛んにした、というのが尾張の国だったですね。そんなことを思い起こさせる風景でした。

 行列のできているお店も



 並んでいる人に「おいしいんですか?」と聞いたら、「おいしいですよ」とにっこり。手作りのケーキかお菓子の店でしたけど。おいしそうなお弁当を売っている店もあったけど。あいにくモーニングを食べたばかり。これから結婚式ではお菓子もケーキもじゃまになりそう。心惹かれながらも何も買いませんでした。

 ずらっとならんだテントを抜けると


 立派な五重塔と大仏様。
 この大仏様は新しいんでしょうか。
 そこかしこに新しい建物があって、



 なんと!エスカレーターまで。



  
 エスカレーターを上ると下の景色が見渡せる場所に来ました。本堂の屋根が見えました。


 少し離れたところにお茶室があるのですが、これも新しい建物のようでした。そしてそこに行くまでに小さくて新しいけれどいい雰囲気のお庭。向こうに見えるのは何とかというお堂でお茶室ではありません。





 お庭の出口



 お茶室へ続く道の始まり


 
 別の道を行くと、葵の御紋のついた扉があって、古い歴史も感じさせられました。


 これはどこへ続く道だっけか



 ああ、とにかく広くて、あまり行くと道に迷いそう。昨日食べたかにのお店も、ホテルも大学も、このお寺のある山のはしっこにそって建てられているような感じでした。

 なんか、すごいお金持ちのお寺に来たような・・・ちょっとだけ違和感。
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プチ観光IN名古屋

2016-12-09 00:13:27 | 旅行
 甥が名古屋で結婚式を挙げました。



で、はるばる愛媛から出かけていったのです。弟の車に便乗して、8時間かけて。それがなかなか楽しい旅だったので、もう1ヶ月以上前のことではありますが、思い出に残しておきたいと思います。

 式場は、深い緑に囲まれていて、初めは鎮守の森かと思って通り過ぎたほどでした。



 花嫁は、宝石や豪華なドレスは一切身につけず、シンプルなコットンのドレスに義母(わたしの義妹)の作った花の冠をかぶっただけ。 愛らしく素朴な村娘のようでした。とてもきれいな娘さんで、着飾れば王女様のように美しく華やかだったでしょうが。

 

 この二人なら、堅実に幸せな家庭を築いていくことでしょう。

 せっかく名古屋まで来たんだからちょっと観光もして帰りましょうということで結婚式の前後2泊しました。
1日目、我が家を午前中に出発して、休憩を取りつつホテルに着いたのは夜の8時前。

 ライトアップされたサーウィンストンホテル



 ロビーのディスプレイはハロウィン。



 ちょうどハロウィンの10日ほど前で、どこに行ってもかぼちゃのオブジェ。かぼちゃお化けはすっかり日本の社会に溶け込んだようで、もう抵抗する気にもなりません。ほんとはいやだけど。ゆらゆらと炎の揺れるろうそくは、偽物です。どんなしかけだろうとしげしげと観察してしまいました。

 お部屋は

 おお、ベッドが4つ


 こんな部屋もあるんですね。ファミリースウィートですって。



 お風呂もひろびろ(トイレとは別)

 しかし、残念ながらゆっくりお茶を飲む暇もありません。急いで食事場所を探さねば。早いお店ではオーダーストップになってしまいます。せっかくだから名古屋らしいものを食べたいよね、とは思ったのですが、ホテルの近くで開いていたのはここだけだったので・・・・



 カニ専門店に入りました。このお庭を見て、うわっ、高そう、と、覚悟したのですが、そうでもなかった。 
この庭は建物の中の庭のように見えますが実は上は星空が見えます。お店の裏が山のようでその崖を利用して作ったもののようでした。

 
 そしてホテルに帰る途中こんな門をの前を通りました。なんだか由緒あるお寺のようです。



 明日の朝、結婚式の前に散策してみよう。 注:写真は散策の時撮ったものです。

 こうしてプチ観光はゴージャスに始まりました。 続く
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台湾一周駆け足の旅6 台北

2016-10-07 22:48:29 | 旅行

 やれやれ、なんとか今週中に終わらせそうです。長い旅行記、もうしばらくおつきあいくださいませ。

 花蓮から台北までの移動は、高速列車です。11時何分かのこの列車に間に合わせるためにタロコ渓谷を早々に後にしたのでした。そもそも丸々4日間で台湾を一周するというのが無理だったのかもしれません。

 駅は混雑を極めていました。こんな人の多い駅、東京と大阪でしか見たことがありません。ガイドさんと添乗員さんとがツアー客を掌握するのに必死でした。これが修学旅行だったら、「そろった人からすわってね。」の一言ですんなりと集まるものをー 大人は話を聞かないし、勝手に行動するしね。
 何とか無事に全員が列車に乗り込み、お弁当が配られました。



 80元ー安い。しかし中身が

 

 うう・・・もともと肉自体があまり好きではないわたし。食べられるだろうか。 

 あら! 案外おいしい。それは豚の角煮を薄型にしたような味で、柔らかくてあっさり。家でつくるとき、角煮にしなくてもこちらの方が短時間でできそうです。
 窓の外を見ると向こうにおもしろい列車が停まっていました。



 なんとなく日本のアニメっぽい絵。そういえばバスにもいろいろな絵を描いたのが多かったです。

 車窓の景色は山が近すぎて写せません。その代わりわたしが注目したのが前の電光掲示板

繰り返し流される掲示板の内容が面白かったので見入ってしまいました。もちろん漢字ばかりで書いてありますので、自己流の意訳です。
 この列車は花蓮発台北行きです。
 車内は禁煙となっております。
 咳の出る方はティッシュかハンカチで口を覆ってください。
 ほかの乗客に迷惑になりますから大声で話さないでください。
 万が一火災が起きたときは1初期消火 2乗務員に連絡 3・・・・忘れた。
 いろいろあって最後に
 地球環境のために我々公共交通機関をご利用ください。

 思うに、台湾の人へのメッセージというよりはとある国の観光客へのメッセージかと思いました。台湾の人たちは列車の中でも静かで、夜市のような人の集まるところでも声が大きくてうるさいとは思いませんでした。旅行中不愉快な思いをしたことはなかったです。

 そうこうしているうちに台北に着きました。再びバスに乗り込んで、ちょうどいい時間だからと忠烈祠に向かいました。



 戦争で亡くなった兵士を祀るお宮です。ここで行われる衛兵の交代式が見ものになっています。



 
 本当に生きた人間なんだろうかと疑いたくなります。微動だにしません。暑いでしょうねえ。立っているだけでも汗がだらだら出る日でした。



 実は、台湾へ来たのは2回目なんです。かれこれ10年位前、母と娘と3人で台北へ来ました。そのときも衛兵交代を見たのですが、今ほど警備が厳しくなくて衛兵と並んで写真を撮ることができました。今はロープでそばには寄れないようになっており、行進のときも左右に警備の人がついておりました。衛兵のための警備員て 衛兵が動かないのをいいことにいたずらする人がいるんですって。

 衛兵の交代式を見たらさっさと次の場所へ。お茶屋さんでお茶のセミナーです。中国茶と言ってもすごく種類が多く味わいも違うということが分かりました。入れてくれたお茶はとてもおいしかったです。ただ、そのあとはお約束のショッピングですね。

 前回来たときは3泊4日のツアーで添乗員無し、2日間は自由行動というスケジュールでしたがお値段は今回の倍、連れて行かれた買い物は免税店位だったかしら。いや翡翠のお店にも行ったかもしれませんが、わたしの経験では、安いツアーは必ず何かのお店に行くことが多いです。だけど全体的にはお得感があるんですよね。ただ今回みたいに、徹底的に省略してさわりの部分をちょこっと見るだけというのもある意味すごいと思いました。
 まだ元気だった母は、若い孫の行動について行けたのです。朝、中正記念館に行って太極拳やダンスやいろいろな運動を楽しんでいる人々を見たり、日曜日の玉市に行って掘り出し物の石を探したり、京劇を見たり・・・ちょうど母の日で、3世代の母娘そろっての旅行者に対して台湾の人はやさしかったです。レストランで特別にジュースをサービスしてくれたりしました。前回思う存分遊んだからこそ、今回の旅がいかにダイジェストであったかよくわかりました。

 ただ、前回自由行動の日にも行かなかった九份、それも夜景が見られるというのが今回の旅行の一番の楽しみでした。
 
 「弁当は忘れても傘だけは忘れるな」と言われるほど雨の多いところだそうですが、私たちが行った日は晴れ。これがいかによいことだったことか。行ってみてよくわかりました。

 「千と千尋の神隠し」のおかげで大人気の九份は

 

 山の上に家がへばりついている感じ。駐車場から裏道を通ってメインの通りへ行っているところです。

 今夜の夕食場所に着きました。



 ここから狭い坂道沿いにお店が並んでいます。左手の建物が、「千と千尋の神隠し」のモデルといわれる建物。写真を撮る人でいっぱいでした。



 芋洗い坂ですねえ。雨だったらここを傘を差して歩かないといけないんですよ、想像しただけでいやになります。
 うかうかと角を曲がったら迷って帰れなくなると、さんざん脅かされた私たち、横道に入らずまっすぐ上に。
 小学校らしいところにつきあたりました。

 
 石段に人がいっぱい。眺めがいいのでしょうか、疲れたんでしょうか。おもしろいのは、左の石垣にずらっと張ってあるポスターのようなもの。どうやら○○コンクールに入賞とか○○競技会で優勝とか、この学校の成果を張り出しているようでした。それがすごい数で(かぞえたらよかった)優秀な学校だったんでしょうか。
 ここを左に曲がると今まで見慣れた形のお宮があるのですが、あまり有名ではないらしく人もまばらでした。
 曲がるときは心して曲がれといわれていましたので、角にあったお店をしっかりと覚えて曲がってみました。すぐに見晴らしのいいところに突き当たってしまいました。本当に狭いところ



 あんなにしっかり店を覚えたのに、あやうく曲がるところを間違えそうになりながら待ち合わせのレストランに到着。例によって円卓の台湾料理ですが、台湾料理はどこでも野菜が多く味付けはこってりというよりは薄味であっさりしていました。美味しかったです。
 なかでも、ここのが一番口に合ったかもしれません。今までとはちょっと趣が変わっていて、海老の蒸したものが湯気の立つ箱に入れられてやってきました。



 食べている間に日が暮れて、提灯に灯がともりました。先ほどの千と千尋の建物も


 いい雰囲気です。下界の方は

 よかった。ここが一番ゆっくりできましたし、前回見逃したのをあとあと後悔してましたから。

 さあ、あとはホテルに帰るだけ。
 ここで追加料金を払ってホテルをグレードアップしたお客を先に送っていきます。



 ホテルの軒先だけでこの豪華さ。圓山大飯店です。中はもっとすごいんだそうですよ。追加料金と行ってもあまり高くなかったのでどうしようかと迷ったのですが、今回の旅程を見てホテルは寝るだけだと思いグレードアップしなかったのですが・・・・ははは、もう一生泊まることはないかもしれない。いいチャンスをのがしたかもね。だってホテルの入り口だけでもこんな感じなのです。



 とおくからでもよく見える建物です。前回来たときから気になってたの。
 でも、私たちが泊まったスタンダードのホテルは立地はよくて近くにコンビニもあったので、現地の食べ物やビールを買うことができました。旅行先のコンビニやスーパーはなかなかおもしろいのですよ。 
 最後の日故宮博物院を見学して旅は終わりです。前回よりは警備が厳しく、空港と同じ保安検査をして中に入ります。あめ玉1個のために検査にひっかかった人がいましたよ。館内で大声を出すことも禁止で、わたしたちはイヤホンでガイドさんの説明を聞きながら歩きました。でもここは写真は撮れないし、文章だけでは中の様子は伝わらないし、で、省略します。

 かわりにー神業駐車のタクシー
 

 台湾はどこへいっても黄色いタクシー。九份の超狭い駐車スペースにぴったりとはめ込んでいるのがすごい。多分両横の隙間は10センチくらいです。バスの運転手さんも狭い道も混雑した道もすれすれの離合も難なくかわし、運転は上手でした。
 



 

 

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台湾一周駆け足の旅5 花蓮

2016-10-06 20:14:37 | 旅行
 台東をひた走りに走って花蓮に来ました。早めの夕食を済ませて


 新鮮な海の幸がいっぱいのビュッフェ形式の食事。

 アミ族の舞踊ショーを見に行きました。
 ガイドさんの話によれば、台湾はもともとたくさんの部族がそれぞれ分かれて暮らしていて、独自の文化と生活様式をもっていたのだそうです。今は少数民族の伝統を守るために政府が保護しているそうです。アミ族のショーも観光化しているとはいえ伝統の音楽や舞踊を継承する場となっているようです。

 アミ族文化村


 ショーの舞台はサーカスのテントを小さくしたような場所でした。全面にある舞台は楽器の演奏と歌を歌うところ。


 公演中写真撮影は禁止ですが、観客を交えた踊りでは撮影OKでした。
 これはバンブーダンスを踊っているところ。


 最後は観光客と記念撮影にも応じてくれました。
  
 ホテル到着は7時過ぎ。これでも今回の旅程の中では早いほうですね。アミ族の意匠を取り入れたホテルでした。



 すごい精緻な彫刻がなされた応接セット。実際に座ることはできません。
 

 朝7時30分ホテル出発。早朝の出発には慣れてきました。ホテルの写真を撮る余裕も。

 ホテルの玄関先
 

 アミ族の結婚の時花婿が花嫁を背負ってくる像が建っていました。この背中の負いこのようなものに花嫁を座らせて山道を歩いてくるんだそうです。夕べのショーで見たばかり。そして誰でも花嫁になってこの像に座ることができます。 ほとんど全員がおばさん、おばあさんのわたしたち一行、入れ替わり立ち替わり花嫁のイスに座りました

 ホテル近くの通り。街路樹が立派。


 長くなりますが早く連載を終えたいので、もう少し先に話を進めたいと思います。

 今日は世界遺産太魯閣(たろこ)渓谷に行きます。楽しみ・・・
 
 渓谷の入り口です。



 ここは大理石の産地で、いろいろなタイプの大理石があるとか。
 ビジターハウスの庭も大理石でてきていました。


 いよいよバスは渓谷の奥に向かいます。


 画面の右、陰になっているところに遊歩道があります。ここを歩いている人もいましたが・・・
なんとその人たちトンネルの中に観光バスを止めてそこから降りて来た人たちでした。暗いトンネルの中で乗り降りなんて危険きわまりないし、車道に大きなバスを止められては後から来る車の邪魔になります。こんなことをするのはとある国の人しかいません、とガイドさん怒っていましたがね。

 駐車場に着きました。ここから見える小さな滝のところまで歩くつもりです。無理だと思う人はこの屋根の下にある休憩所でコーヒーでも飲んで待ってくださいとのことでした。



 あの小さな滝のところにお宮(お寺?)があって、そこからさらに長い階段を上って上の方のお宮に行けるそうなのですが


 ひゃあ、これは無理、無理
 無理でなくても時間がないので行きません。

 橋を渡って対岸の洞窟のようなトンネルに入ります。


 いったん外へ出て、バスを降りたところを振り返り


 
 また入って行くと穴の奥に水の流れ出るところがあって



 この滝になっているのでした。



 そしてせっかく下のお宮までたどり着いたのですが、そこには鎖が張られていてそれ以上は行けないようになっていました。

 で、タロコ渓谷の観光はこれで終わり。え?もっといろいろ雄大な景色が見えるんじゃなかったの?
 奥深く行くと台北へいく高速電車に間に合わないんですって。でも大理石工場でのショッピングはしっかりと時間をとりました。大理石工場と言っても売っているのは翡翠などの装飾品だったのです。

 駆け足で見た工場内部。巨大なカッターで切り出した大理石を薄い石版にしていました。


 おまけの1枚
バナナに袋をかぶせて栽培してるって知ってました?

 
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台湾一周駆け足の旅 4 台東を走る

2016-10-05 20:04:32 | 旅行
 台湾て、地図で見るとさつまいもみたいですよね。そのお芋の下の方にある高雄から今度はぐるっと東へ回って海岸沿いに北上します。旅はますますマラソンめいてきました。

 朝1番に行くはずだった三鳳宮は昨日行きました。これで今日の行程が少し楽になるというのですが・・・出発は7時45分、確かに昨日よりは15分遅い。そしてその15分が思いのほか楽だったりして。
 台東市内の民芸店でお買い物をした後はひたすら走ります。車窓からの撮影でぶれたものが多いのですが、すみません。
 
 高雄はきれいな街でした。早朝からお掃除をしています。



 コーンにも車がついてます。おばさんの帽子もコーン型 
 
 市内を出た後はほどんど緑の風景です。

 ウナギの養魚場


 パイナップルとバナナ畑


 黒い寒冷紗でおおわれているのはマンゴーだそうです。


 あら、うちのも寒冷紗かけた方がいいのかな? ちょうど食べられそうになった実があったのだけど、もしかしたら落ちちゃったかもしれない。にわかに我が家のマンゴーが気になってきました。

 残念ながらヤシ畑がきれいに撮れてなくて。 檳榔椰子という種類の椰子の実はこのあたりでは重要な産物だそうです。

 昼食までひたすら走って、降りたところにこんな風景。


 海が近いようです。

 昼食場所はなんということもないドライブインだし、料理は中華料理の常で、円卓に大皿がつぎつぎと出てくるので、今回ほとんど写真を撮っておりません。が、これだけは、撮っておきました。



 きゅうりやパプリカなどの野菜サラダ? 味もよかったのですが注目すべきはこの赤い塊とオレンジの細長いもの。
 オレンジのはたぶんカンゾウかキスゲの花でしょう。この赤いのもコリコリと歯ごたえがあって甘酸っぱく漬けてあるのですが、これが一体何か? わたしもどこかで見たことがあるなと思いながら思い出せません。すると、同席の方があれじゃない?と指さしました。



 壁にかかっていた巨大なパネル。その中の左手前にある赤い花?
 これ、生け花でいけたことがあると思うのですが何という名前だったか? いまだに思い出せません。とにかくおいしかったです。そして中央にどかっと写っている緑のぼこぼこした果物はー



 これですね。釈迦頭、読んで字のごとくお釈迦様の頭のような形をしています。来る道々ガイドさんから今が旬だというお話を聞いていて興味がありました。そしたらレストランの隣に釈迦頭専門のお店がありまして、「全国発送賜ります」との看板。(もちろん漢字で書いてあります)食後みんなが揃う4,5分の間に覗いてみました。きれいに化粧箱に詰めたものの向こうでは山盛りのシャカトウを選別している家族らしき人。わたしは思い切って一つほしいと声をかけてみました。すると、ショーケースの中に冷やしてあったシャカトウを取り出し、重さを量って100元だけどいいかと。日本円にして300円ちょっとかな。



 こぶこぶのところを持って引っ張ると皮がむけるので、スプーンですくって食べるようにと教えてくれました。以上、言葉のわからない者同士、身振り手振りの会話でした。

 ありがとう、さっそくバスの中で食べてみました。

 おお~ おいしい。そして何かに似た味がする・・・・アイスクリームのようなねっとりとした食感、バナナのような梨のような香りと甘み。

 そうだ! ぽぽーだ。
 それからしばらく私はポポーについて質問攻めにあいましたが、うまく説明できないのよね。せめてシャカトウの味見をしてもらったらわかったのでしょうけど、シャカトウはちょうど食べごろだったようで柔らかすぎて皆さんにお分けすることもできませんでした。

 帰ってから調べてみましたら、シャカトウはバンレイシ科、ポポーもバンレイシ科、同じ仲間だったのです。あら、以前ポポーはアボカドの仲間と教えてもらったのだけど、違ってたようです。

 さて、午後になってやっと一つ目の観光地「三仙台」に到着です。滞在時間トイレも含めて30分、駐車場からは少し歩かなくてはいけなかったのでなかなか忙しかったです。証拠写真だけ取って引き返しました。



 あの橋の方まで行けたらよかったんですけどね。私にしてはめずらしく消極的。とても暑い日で歩くのも難儀だったのです。
 たぶんお弁当を持って一日過ごすつもりで来た家族なんでしょうが、



 奇岩の陰で涼をとっていました。

 海岸沿いの家々はりっぱとはいいがたいものでした。



 こんなのがいくつもあるのです。それが何年か前の大きな台風による被害の跡だと教えてもらいました。それでー納得です。
 

 次の観光地は山の中。8人の仙人が修行をしたといわれる「八仙洞」です
 が、雨か何かで崩れて中に入れないという・・・



 大きな岩に穴が開いていて中がどうなっているか興味深いですが、残念。だけど八仙洞というからにはほかにも洞窟があるんじゃないの? はい、あるそうです。だけど行きませんでした。
 もう~
 外から岩を眺めるだけだったら何のために来たのかわかりません。いちおう周辺は聖地らしい雰囲気ではありましたが。



 いかがですか? いかにも、水だけをとってほかには目もくれず走り去るマラソンランナーのようでしょう? 走行距離400キロ、花蓮に着きました。

 今日のおまけの1枚は 



 すごい電線の絡みよう。 工事中かなあ、これで使ってるんだろうか。
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