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あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

鳥の群れ

2024-02-15 22:22:00 | 生き物
 梅を見に行ったついでに漁港まで足を伸ばしました。



 ここには、船の近くに冬鳥が群れて(というほどではないけど)います。


 相変わらずの豆粒みたいな画像ですが、この冬見つけた鳥を紹介します。


 去年、ほとんどがマガモに見えたのですが、今年は何やら背中の白い鳥がいました。真ん中左の方。これが何なんだろう。ヒドリガモ?
 いや、もっと頭が黒いように見えたのですけど。キンクロハジロなんかだったら嬉しいなあ。
 いやいや、マガモが白く見えただけかも。

 あいにく双眼鏡も持っていませんでしたので、確認はできませんでした。

 ホシハジロか、ヒドリガモがやってくる川があります。去年偶然に見つけて、わたしの観察スポットになりました。街中を流れる川です。この辺りの人は当たり前になつているのか、散歩する人も珍しそうに見てはいませんでした。


 そして、額の白いオオバンが混じっています。


 別の日に



 空を舞うハト。
 刈り取った田んぼで何かを啄ばんでいました。
 


 車に驚いて飛び立ったところ。ドバトの群れです。が中に2、3ば、茶色っぽい羽のがいて、あれが何だろうかなと、思ったのです。


 それから散歩道で会うスズメたち。わたしたちが通りかかると、一斉に近くの木に止まりますが、


 誰もいない時は、こんな、低いお茶の木の間にいるんです。土地の境として植えているだけで手入れもされてない木です。


 お茶の木の間にコセンダングサがいっぱい生えています。わたしの背丈よりずっとたかく、空にそびえているという感じ。


 下の方はもう種がありません。そのうちこれも食べ尽くされるかな?
 スズメは米を食べる害鳥というイメージが強いですが、雑草の実も食べるし、虫も食べます。一概に害鳥とは言えないんですよね。

 最後に、去年の初冬、やっときてくれたジョウビタキ。

 
 見かけることが少なくなったのが気がかりです。

 ところで、昨日は四国地方に春一番が吹いたんだそうです。そして明後日からは伊予路に春を告げる「椿まつり」が始まります。何だかあっという間に春になりそうです。

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伊予柑取り

2024-01-20 09:13:00 | 生き物
 ようやく伊予柑の収穫が終わりました。たくさんあった木も次々と弱って枯れていって、元気だった木も処分したりして、今は数本、まともに実がなったのはたった一本です。
 夫はとっくに責任放棄。わたしがゴミ捨てのついでにコツコツと採りました。毎日1時間ほど。本当はもっと早くに採らなければいけなかったんです。霜に当てると良くないとか。
 でも、霜に当たってしまいました。





 採るのはいいのですが、運ぶのが重労働なので、やり過ぎると腰痛が悪化します。なので日にちがかかっても、1時間ずつね。自家消費用ですから少々の霜は気にしない。


 この木は実がなっているのに枯れちゃったみたいです。頑張って、ここまで実を大きくしたのに



 その原因は



 おそらくカミキリムシ


 今年収穫できた木も、もう長くないかもしれません。ほら。



 残った木は、害虫に集中攻撃されるんでしょうね。
 秋にはカマキリが頑張っていてくれたことがわかります。が冬も元気な害虫は?
どうしましょう?

 カマキリの卵嚢はいくつもありました。初めて見る細長い








 調べてみると、朝鮮カマキリの卵がこんな風らしいのですが、断定はできません


 オオカマキリの卵
2個も落としてしまいました。持って帰って割り箸にくっつけてみたんですけどどうでしよう。あー、つける場所間違っているかも。


 カマキリの赤ちゃんはとても役に立つそうなのです。小さいなりに害虫を食べてくれるからです。うまくカマキリが生まれたら、アブラムシなどのいるところに放すつもりです。無事に生まれるますように。
 

 それから、枝をかき分けて採っていたら面白いものを発見。

 モズの早贄




 そして、枯れ草と細いテープで編んだ何かの鳥の巣







 この辺にはよくホオジロが飛び交っていましたから、もしかしたらそれの巣かな?
剪定もせず、枝の混み合った木はちようど良い隠れ場所だったのでしょう。

 たった1本の伊予柑の木で、本当にたくさんの生き物の営みがあったのだと実感します。

 1番元気なこの木だけでも何とか世話をし続けたいと思っているのですが、どうかしら?
 元気な木の1番勢いのいい枝に

 
 イセリアカイガラムシ!💢

 背に腹は替えられません。一応、農薬は買ってきました。

 こうして、コンテナ7杯の予感を収穫してきましたが、やはり手入れをしていない木の実は酸っぱいです。3月頃になったら美味しくなるかしら?美味しくなれば人様にも差し上げられますが、このままだとどうかなぁ。とりあえずジュースやマーマレードにしてみるつもりです。去年より美味しいマーマレードを目指してね。

 いやいや、実験のしがいがあるというものです。

 

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写真整理2 生き物

2023-12-30 14:35:00 | 生き物
 2日続けてみかんのような月が出ました。 

 伊予かん


 はっさく


 さて、生き物写真羅列です。
 柿剥ぎをしていて、カイガラムシを見つけました。まあ、こんな細い先にくっつくなんて。


 疑問に思うのは、カイガラムシはどうやって移動するのかということ。
 ロウカイガラムシは見たところノリでくっついたように動きません。イセリアカイガラムシは自力で別の木に行くことってあるのでしょうか。
 というのは、以前すっかり退治したと思っていた南天のイセリアカイガラムシがまた増えているのです。


 大きいし、簡単に落とせますので、今度こそ全部こそげ落としました。


 裏側


 このまま放置して翌日移動しているかどうか見てみるつもり。

 翌日もそこにいました。死んでいるみたいです。多分。



 暖かい日にはまだ虫が飛んでいます。
 干し柿にやってきたホソヒラタアブ?



 模様が違うのは、別の種類?それとも色が違うだけ?


 干し柿を作る時、こんな虫もやってきました。

 ツユムシ? 小さい小さい個体でした。それが、一生懸命口を動かして柿を食べているのです。人がじっと見ているのもお構いなしでした。その姿の可愛いこと。しばらくそのままにしていたら、いつのまにかいなくなりました。

 えーと、虫がたかった柿はどうする?
 もちろん、食べます。
 わたしはゴキブリーモリチャバネゴキブリは、普通に草むらにいますーと、キキンキンバエ、動物のフンに止まる光ったやつね、以外は虫が食っていようが気にしません。田舎で虫を避けていたら食べるものはないですから。

 おっと忘れるところだった。
 柿を干す時踏み台替わりに使ったコンテナに



 ネットで調べて、一番よく似ていたノコメトガリキリバ、だと思うんです。違っていたら教えてくださいませ。

 すこし前までは、テントウムシの幼虫も。



 防草シートの上です。暖かかったのかな。


 木を切ったためかカマキリの卵が少なくなったような気がします。

ハラビロカマキリ



オオカマキリ


ハウスの中に作っていたのは、冬の間の温度が外気と違いすぎるので、家に持ち帰りました。常夏のハウスでは、季節感覚がちがうでしようから。

面白いのは、古い壁に産みつけられた二つの卵


 折り重なっています。卵を産む場所なら他にもいっぱいあるのに、なぜ他人の卵の上を選ぶのか…わかりませんねえ。

 今日外掃除をしていて気がつきました。
エアコンの室外機の下に、不自然な泥の塊。



 
 これはもしかして、ポポーばたけで見つけたあの泥の巣では?
 どこを見ても穴がありません。羽化したら出てくるのか?謎です。


 次は、豆粒のような鳥たち 
木のない我が家には以前ほど色々な鳥が来てくれません。
一番近くまで来てくれる
ジョウビタキ


いつもの公園で、いつも同じ場所で会うモズ





セキレイはどこにでもいてわりとそばまで寄らせてくれます。








水鳥をスマホで撮るのはあきらめました。どんなに頑張ってもこれ以上は近寄れません。






 なんという鳥かも判別しかねますし。


 最後に
瑞祥と言われるおめでたい鳥で締めくくります。

 左の方から大きな鳥が、バサバサっと羽音を立てて飛んできました。キジでした。


 すると、右の方の畑からもう一羽出てきたのです。


 すわ、バトル勃発かとおもわれました。キジは縄張り争いするそうですから。

 しかし、二羽が同時に、そおっと近づいてくる人間に気づいたようです。


 
 二羽は素知らぬふりをして同じ方向に歩き出しました。


 そして、何事もなく消えてしまいました。残念。またとないネタだったのに。バトルも鳥だから許せますがー

 来年こそは世界に平和が戻りますように。ご訪問くださった皆様も良いお年が迎えられますように。1年間ありがとうございました。


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暖かい日の庭仕事

2023-12-12 19:33:00 | 生き物
 あっという間に12月。
 遊んでばかりいないで仕事もしなくちゃ。というわけで暖かい日を選んで庭の枯れ草?を片付けました。

相変わらず、気が散って仕事ははかどりません。

 ええー‼️
 去年植えて、やっと蕾がついたシャクナゲに


 そばにいた娘が、ヨトウの仲間じゃね。と言いました。枝で動かしたらピンク色が覗きました。やっぱり蕾を食べてるのよー


 これはお亡くなりになってもらうしか…ということで、枯れ葉の上から踏んづけたら、
「地面に埋まるだけじゃ」
 その通り、潰れもしませんでした。結局水の流れる排水溝に。

 暖かいせいか、こんな虫もいました。たしか、カメムシだつたような?
どうもわたし、虫の名前を覚えるのは苦手みたい。花の名前ならもう少し覚えがいいんだけど。ははは、言い訳です。


 テントウムシも。ここが冬の住処でしようか。2匹確認できました。


 と、ハナミズキの枝に


 虫?


 横から見ると透き通った羽のようなものが見えました。


 これがモズの早贄というものなのか。時々鳴き声は聞こえましたが。
 カシワバアジサイの枝では


 ムカデですよ。ムカデですら鳥には敵わないのかー
 「モズは自分が餌を置いたところを覚えているんかね?」と娘。
さあ、ちやんと食べに来るでしょうか。

 これは公園で見かけたモズ。何か咥えて枝に擦り付けていたのですけど、遠すぎて写せませんでした。トリミングもこれが精一杯です。
 


 それから、
裏の畑のジャングル状態のところで木の枝を切ったり草花の枯れたのを刈り取ったりしていたら、不思議なものを見つけました。
 


 ノボタンの茎にぶら下がっているのですが葉っぱにくるまれてちょっとだけ黄緑色が見えました。


 これはー


 いつも訪問してくださる方なら、見覚えがあると思います。
 ヤママユガのまゆ!
 見れば、あちこちに落ちています。ここには勝手に生えたクヌギがあるのです。見上げれば
 

 
 越冬するとたまごかな?今年生まれた空の卵かな?
 ハラビロカマキリの卵もありました。



 虫の世界では、着々と冬支度は進んでいるようでした。はあ〜(自分に対するため息)
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夏から秋へ 生き物編

2023-10-10 08:36:00 | 生き物
 夏から秋へ
 今回は生き物の小ネタを集めました。苦手な方もいらっしゃると思いますので目次をつけます。見られるところまでどうぞ。

1 サギ
2 カエル
3 爬虫類

1 サギの夏
 水に映った姿が美しい。群れでいる時もありますが、単独でいるのもよく見かけました。

 
 9月 早くも稲の取り入れが終わって田を耕耘しているところがありました。麦を撒く準備でしょうか。

 この辺で待っていよう



 来るぞ 来るぞ

 
 急げ

 
 一番乗り

 
 耕した後は虫やカエルがたくさんいるね

 
 ちなみに、獲物を狙っているのはサギだけではありません。
 白黒灰色茶色が勢揃い。
 白 多分ダイサギ
 黒 カラス
 灰色 アオサギ
 茶色 トビ


 夏にいたコサギやチュウサギ、アマサギは旅立ったようです。けど冬もとどまるのもいるそうです。しかもアマサギの茶色の毛は、繁殖期を過ぎると白くなるらしいし、くちばしの色の違いもありますが遠すぎてはっきりしません。
 

2 カエル

 ポポー畑のアマガエル
 カエルってなんとなく人間ぽくてかわいい






 最後のポポーをとりに行った時はカエルはいませんでした。黒いツチガエルはまだたくさんいます。




 ヌマガエルかツチガエルか分かりません。お腹を見ると違いがわかるというのですが、わたし、カエルも触るのは嫌なの。  
 毎年うるさく鳴いていたウシガエルの声が今年は聞こえなかった。冬にたくさんいたオタマジヤクシはみんなミズカマキリに食べられたのでしょうか。
 今年は水タンクの中をあまり覗かなかったからねー いうまでもなく京都旅行での怪我のためです。
 久々に覗いてみたら、ぽちゃんと潜り込んだものがいました。やっぱりカエルはいるみたい。
 タンクの中にミズカマキリは見えなくて、藻がいっぱい。花も咲いていました。





3 爬虫類

ポポー畑にいたカナヘビ?


 
 まだ気温が高かった9月始め、動きは素早かったです。
 
 道の駅で見つけたカメさん
 リクガメです。すでに10キロあるそうです。お散歩できるのは夏だけだからと、その辺を歩かせていました。冬は動かないんですって。




 おいおい


 飼い主さんを無視してどこかへ行っちゃう。なかなか足が速かったです。


3 ヘビ

 危ない危ない。危うく轢くところでした。道の真ん中で日向ぼっこしてました。




 こんなに真っ直ぐに伸びているなんて。
気温が下がるとこうして日向ぼっこをしている姿が見られます。わたしはまだヘビを轢いたことはありません。なんとなくヘビだと分かるので。でも、紐と間違えられてぺちゃんこになったヘビはよく見ます。
 このヘビはそばに車を停めても動きませんでした。ならばもっと近くで、と車から降りたら慌てて草むらに逃げていきました。鳥もですが、車の音では逃げないのに、足音には素早く反応するのが不思議です。急に寒くなりましたから、そろそろヘビも見られなくなりますね。

 


















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夏から秋 イモムシ編 蛾

2023-10-07 09:35:00 | 生き物
 幼虫ネタ、続きます。苦手な方はスルーしてください。まずはおめでたい話から。

 夏の間、繭のままだったヤママユガが、ついに羽化しました。あまりにも長いので、もう死んだのかと思いました。
 土のついたコンテナに繭をくっつけていたので軒下に置きっ放しでした。娘のところが羽化したと聞いて見てみた時には


 あらら、もぬけの殻。
 それから4.5日の間に、三つあった繭は全部羽化に成功しました。そのうち1匹だけ、コンテナに残っているのを見ることができました。


 底にへばりついているので顔が見えないんですけど。
 


 ビロードのような羽。


 夕方になっても飛び立とうとしないので空き家のカシの木に放しました。無事に命を繋いでくれますように。本当は神社の方が良かったかもしれません。
 
 みちばたの小さなノブドウの蔓に

 エビガラスズメ?
 小さいのもスズメガですがくわしくはわかりません。多分熾烈な餌取り合戦かと思われます。あと一枚しか葉はないの。


 大型のイモムシは、蔓と格闘していたときにもいました。いちいち写真を撮っていられないので2匹だけ。

 エビガラスズメ


 多分メンガタスズメだと思うけどー


 娘に見せたら、今度見つけたら獲っといてといいます。お友達が飼っているモモンガちゃんにあげるんですと。へえ〜、モモンガって幼虫も食べるんだ。
 でも、いちいち捕まえて車に持って行ってーそんな暇ないよ。
秋の日は暮れやすいのです。そうしたら、これを持っていけと、飼育ケースを渡されました。
 せっかくですが、その頃には幼虫は一匹も見かけません。多分、蛹になるために土に潜ったのでしょう。ちょっとホッとしました。あれ、触るの嫌なの。

 10月になるとあちこちで穴だらけの草を見ます。
 約束の時間に少し早すぎたので、何がいるのか見てみました。
 毒々しい色の、これは毛虫?

 
 写真を撮ろうとして何気なく近くの葉っぱを触ったら



 ビュンビュンビュン
 頭が激しく揺れました。
 うわっ、何?よく見ると、近くにもう一匹小さいのがいて、それも揺れているのです。という事は、自分で揺らしているのよね。2匹も同じことするという事は、これがこの虫の習性なのよね。
 思い出しました。確か、葉っぱを触るとビュンビュン揺れる幼虫がいたことを。そうだ、フクラスズメだ。
 わたし、前の日に娘に、フクラスズメを見たことがないと、話したところだったのです。何だこんなにいっぱいいるんだ。今までも何回も見ているのに、気に留めてなかっただけでした。初めて名前と姿が一致しました。
 そして面白くて何遍も揺らして遊んでいたら、約束の時間に遅れそうになりました。


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夏から秋へ イモムシ編 カブトムシ

2023-10-05 20:56:00 | 生き物

 8月、知り合いからカブトムシをいただきました。2ℓのペットボトルがガサガサと音を立てていました。





 全部で10匹!
 


 いきなりこんなにたくさん。とりあえず土の入ったブランターに移してその辺のもので蓋をしておきました。そして、貰い手を探したのですがー
 ここで、カブトムシについての誤解を

その1 男の子はみんなカブトムシが好き→
3人に声をかけましたが、全員に断られました。
 
 しかたなくカブトムシ用のゼリーを買ってきて5個くらい置いておきました。次の日みたら確かに食べた形跡がありました。
 カブトムシは昼間は土に潜ってしまいます。餌を替えてまた次の日。
 あれ?蓋が動いている。
 そこで土を掘ってみたら、メス2匹しか見当たりませんでした。あらら、ほんの少し隙間が開いてただけなのに、さっさと逃げちゃったみたい。
 メスはわりと長い間生きていましたが、ついに土の上で死んでしまいました。
 さて、9月の終わり、ブランターを片付けようとして、気がつきました。



 これ、糞じゃない? 
 
 ここでカブトムシについての誤解、その2

 カブトムシははじめっからカッコいい姿をしている→カブトムシも幼少の時はイモムシです。昆虫ですから。

 イモムシ嫌いの方には申し訳ありませんが、ここから最後までイモムシのオンパレードです。

 土を掘ってみたところ、いました、いました。



 なぜか大きさが違うのですが、大小合わせて15匹。


 まいった、もらった時より増えている。飼育マットを買ってこなくては。しかし、2.3日忘れていました。4日後、はたと思い出し見に行きました。

‼️

土が減ってる、土がない。
ブランターの表面は有機肥料のペレットを撒いたようになっていました。


 もう夕方でしたが、大急ぎでマットを買ってきました。新しいブランターに大袋のマットを移し、空いた袋の上に幼虫を全部出しました。



 先日よりさらに大きくなっていました。その数なんと



 40匹!
 しかも夏の初めの、蛹になる前のような大きさでした。これはどういうこと? 冬はどうなるのかしら。

 とてもとても飼いきれないので、数匹を残してどこかへ逃すつもりです。ただうちの周りは除草剤を撒いたばかりだし、農地は殺虫剤を使っている可能性もあります。マットがなくなるまでに探さなくては。





















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夏から秋へ 虫編

2023-10-04 10:24:00 | 生き物
 ようやくというか、いきなりというか、暑さが遠のきました。身近な虫にも変化が見られます。夏から秋にかけての虫類の小ネタを集めてみました。無難なものから載せています。

 1 セミ
 先日アニメを見ていたら、夏休みの終わるころの学校にアブラゼミの死骸が落ちているシーンがありました。
 夏の終わりとセミの死骸ー
 たしかに象徴的よね、とは思ったのですが、ちょっと待てよ、夏の終わりはアブラゼミじゃないだろ、と突っ込みたくなりましてー

 第一、セミの死骸は夏中見られます。
そして、セミが現れる時期は少しずつずれていて、一番早いのはニイニイゼミ
 このセミが鳴き出すと梅雨が明けるなあと思うのですが、今年は鳴き声がとても少ないと感じました。姿は見ずじまいです。うんと数が減っているのではないかと心配していましたら、ポポー畑で何個か抜け殻を見つけました。

 こんな低い位置で羽化するんだね。その小ささが愛おしい。

 次に出てくるのがアブラゼミ。これも昔に比べると静かです。死骸もみつけましたが、これは生きた写真。
 どこかその辺で羽化して、初めて朝を迎えたのではないでしょうか。ブランターの置台に止まって動きません。羽がまだ柔らかそうでした。



 クマゼミが鳴き出すと盛夏。
 この木には何匹いるのだろう。4匹は数えたのですが、ガラス越しだったのでわかりません。とにかくやかましかったです。


 大きくて羽が透明で立派なセミです。子供の頃これを捕まえるとつれしかつたなぁ。



 夏が終わりかけると鳴き出すのがツクツクホウシ。
 これは大きなスーパーの壁で鳴いていました。どこからきたの?

 
 こんなセミです。


 ツクツクホウシはすばしっこくてなかなか捕まえられなかったように思います。
 そして、昔はこの辺でも鳴いていたヒグラシは、今年は鳴き声を聞きませんでした。

2 トンボ

 トンボはいろいろいるのですが、

 夏になると現れるハグロトンボ

 羽を開くとリボンのようなイトトンボ


 子供の頃から実家のつぼえと呼んでいた堀にいました。そして今も飛んでいるのが嬉しい。
 このトンボは池も川もないうちにもくるのです。どこかの水タンクで生きているのでしょうか。でなおさら嬉しいのです。

 秋はやっぱり赤とんぼ





 赤とんぼにもいろいろあるようで、まだ他にもいます。

3 ハチ

 毎年甘夏の木に巣を作るアシナガバチ
蔓と格闘しながら、いつもの木あたりは警戒をしています。うっかり触ったりしたら大変。
 あれ?今年はいないのかな?木を揺すると何匹か飛び立つのですが、その気配がありません。
 しかし、やっぱりいました。

 
 でもずいぶん小さいです。
 一昨年はこれの4倍はありました。これはどうしたことか? 何か異変があつたのでしようか?

 ポポー畑で。

 ネットにくっついた二つの泥の器



 トックリバチの巣。
 一つは穴が開いて一つは塞がれていました。これから羽化して出てくるのかな?

 
 直径2センチくらいの小さな巣です。ところが同じ畑でとんでもなく大きなのを見つけてしまいました。
 ケイタの握りこぶしくらいあります。

 
 もう、穴が開いています。中には何もいない?




 ネットについていた巣と大きさを比べてみました。

 
 泥バチのなかまだとは分かりますが、なんなのか?
 2週間くらいして、思い切って中を見てみることにしました。
 横から見ると、こちらにも穴が。アパートみたいなもの?


 じやあ、きっとからの巣よね。と、木から外してみたらー



 うわー、ごめん。まだ中にいました。幼虫か蛹か?順次羽化してくるということ?
 とにかく壊したままにはしておけないけど、どうすればいいのか分かりません。ボンドを持っていたらくっつけるんですけど、畑にそんなもの…
  そこで持っていたらネットの紐を抜き取り元通り木に縛っておきました。巣よ、もう少し頑張って。



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迷惑な虫たち

2023-09-05 21:53:00 | 生き物

 アゲハが飛んでいます。と、いうことは?
 去年、枝の皮までかじられてしまったフィンガーライムの木

 いました、いました。
 
 アゲハの幼虫。生まれたばかりの時は鳥のフンに擬態して身を守ります。


 脱皮してニ令虫
 まだトリフンなのね。





 気になるこの子。色が黄色すぎる


 それからこの子も
 体に点々があるようです。


 アゲハってこんなふうに、スベスベだと思うのですけど。







 このフィンガーライム。葉が棘をちょっと大きくしたくらいにしかなりません。それに、成長も遅くてー
 そんな木に卵を生まれるのはとっても迷惑。今年は木急成長したので大丈夫だと思いますが、去年は多分食料不足だったと思われます。中心の幹までかじられた時は、枯れるかと心配しましたが、傷も癒えて大きくなりました。
 それで今年も特に退治もしないで放っておきました。
 2週間後
 黄色い幼虫は姿を消していました。

 そして肌荒れっぽく見えた幼虫は



 もう一匹も




 どうも何かに寄生されていたようです。多分蝶になることはできないでしよう。

 このように、自然界では淘汰されることも多いので、よっぽどでない限り放置しておきます。
が、
流石にこれ以上は勘弁してほしい。






アゲハが、目の前で産卵を始めたのです。
ピンボケですが

わたしは5枚ばかり葉っぱをちぎって捨てておきました。

大きな甘夏の木では、美味しそうな新芽だけにこんなに。



 実はこの甘夏、全く農薬散布もしてませんで葉っぱが煤だらけ。ようやく伸びてきた新芽を狙ってこんなにもたくさん産みつけたというわけです。
 今から新芽をかじられるのも迷惑なのでこれも葉っぱから落としておきました。

 農家にとって迷惑な虫はいっぱいいるのですが、


 きれいな色のアオバハゴロモ







 こんなに発生してはやはり作物には良くないです。

 これも同じ
 イセリアカイガラムシ





 もっと深刻なのは

 カミキリムシなんです。今年防除をしなかったら何本もの木が枯れました。
庭木なども、大きな木が枯れてしまいます。

 




 砂つぶのように見えるのは、虫のフンです。
 ここまで食べられるともう復活はできません。

 最近見かけるようになったキボシカミキリムシ





昔からいるゴマダラカマキリも見つけていたのですが、写真を撮り忘れていたみたいです。
 子どもの頃は、カミキリムシを捕まえるとうれしかつたんですけどねえ。







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働き者のハチ

2023-08-09 20:46:00 | 生き物
 少し前の写真です。
 庭で草取りをしていたらどこかで草刈機を使っている音がしました。けれど近隣の畑に草刈りをしている人は見られません。
 気になって音を探していくと
 ここでした。



 もう何年もここにしがみついているアメリカヅタ(多分)初めてこの花にミツバチが群がっているのを見ました。そもそも花さえも気に留めたことなかったのです。



 よくよく見れば、地味な色ながらかわいい花じゃないですか。このびっしりとくっついた花に、それこそ機械音のように羽音が響いていたのです。日本ミツバチでした。
 実は10年以上前、うちてもミツバチを飼っていたのです。それが巣を放棄していなくなってから、もうこの辺にはミツバチはいないと思っていましたから、こんなにもいたことに感激しました。
 残念ながら動き回るハチを一度に捉えることはできませんで、一枚に一匹しか写っていませんが、

 さあ、ハチはどこにいるでしょう?

 これは分かりやすい。


 真正面にお尻が見えています。


 花に同化してしまっています。動いているのを見なければなかなか見つかりません。




 2日ほどすると花は全部枯れて、ハチはまったくいなくなりました。でも、その後には



 ハチが大活躍した結果です。

 ハチがいなければ野菜も実りません。
 かぼちゃにやってきたミツバチ。これはセイヨウミツバチかな?



 奥深く潜り込んで


 出てきた時、背中は花粉だらけです。


 かぼちゃの花が咲くころハチがいないと人工受粉しなければならないんだそうです。
 それから、ミツバチではないけれど



 大きいハチです。クマバチと呼んでいますが? よくフジの花に来ているのを見かけますが、うちの花畑で見たことはありません。


わりと山の方に多いのではないでしようか。


 花はハクチョウゲかな?間違えました、アベリアです。空や花さんありがとうございました。


 何匹もいるのでびっくりしました。一つの巣にいるのかしら。このハチについてはまったく生態を知りませんが、ハチの動きって楽しくていつまでも見ていたいです。




 








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