日記の魔力 表三郎著 サンマーク出版
昨年の10月から読み始めて、やっと読み終わった。なぜこんなに時間がかかったかというと、寝る前に読む本の一冊だったからである。何冊もの中の一冊だったので、読み終わるのが遅くなった。
今まで日記を薦める本を5冊以上は読んでいると思う。これまで読んだそれらの本にはなかった言葉がいくつかあった。次のような記述である。
○ 日記は書くものであると同時に、いやそれ以上に、読むものなのだ。
○ 日記に感想を書く必要はない。自分がその日、とった行動を客観的に記録すればそれだけで十分なのだ。
○ マイナスはダメ、プラスの言葉を使え。
○ 過去のデータが少しずつ積み重なることによって大きなパワーになる。
○ 自分の日常に「書く値打ちがある」と思っているからだ。
○ 毎日書いている「起床何時」も「睡眠時間」も「グレープフルーツジュース」さえも書く値打ちがあると私は思っている。
著者が日記に書く内容は、「日付」「起床時間と睡眠時間」「一日の行動を時系列に書く」「着想」だそうである。
私も日記を書いている。私の場合、今村暁氏の「3分間日記」(かんき出版)をベースにしている。
3分間日記の内容は次である。
①目標(長期目標+短期目標)
②やりたいこと
③今日の出来事
④今日の感謝
⑤成功法則・学びの言葉
①②を朝に書き、③~⑤を夜に書くのが3分間日記である。
「日記の魔力」を読んで変わったのが、③の今日の出来事である。
起床時刻や何時に何をしたかと言うことを書いている。③の今日の出来事を書く量が一番増えた。運動の内容、食事、体調の変化も書くようにしている。「熱っぽかった」「熱が下がった」「ジョギングを5㎞」というように書いている。
自分の体調が前より分かるようになった。読み返すと結構おもしろい。自分がどんな考えで、行動をしているかが客観的に見えるからだ。これも続けることで力になっていくと思う。