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阪神、大巨人の胸を借りて秋の練習試合

 藤浪、5回も投げて3点しか取られてへん。えらいえらい。前回の1回7失点のこと思うと長足の進歩や。この好投してる藤浪を、もっと打って援護したらあかんわ。あの菅野大投手から2点も取ったんは上出来やけど、ちょっと足らんかったな。ま、いつの日か甲子園で大巨人に勝てる日も来るやろ。
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とつぜんコラム №179 最後は金目でしょ!?

 いろんな大臣が放言失言たわごとをいってきた。そんなかでも最も正鵠を得ているのは、なんといっても石原伸晃が環境大臣だった時にいった「最後は金目でしょ」ではないだろうか。
 確か、福島の中間貯蔵施設をめぐっていったことだ。「なんでもお金で解決しようというのか」ということで、石原は叱られ、発言を撤回謝罪した。この時は与党の自民党内からもお叱りの声が出た。なぜこの発言が問題にされたのか。真理をついているからだろう。本音の急所を突いた発言であったわけ。あまりに確信をついた発言ゆえ、みなさんギクッとしたのだろう。
「最後は金目」私もその通りだと思う。人が起こしたトラブルならば、99パーセントは金で解決できるのではないか。あとの1パーセントは人間の感情の問題ではないか。
 大きな人災の被災者になり、加害者が謝罪に行く。平身低頭謝罪して許してもらえることもあるだろう。でも、具体的な謝罪方法の交渉になると、それこそ最後は金目だ。「誠意を見せろ。目的は金じゃない」といわれたって、誠意なるもを目に見える形にするにはどうしたいいか。被害者が元にもどるいのならばそれにこしたことはない。しかし、元にもどらないこともある、極端な場合、被害者が死亡してしまったら元にはもどらない。こういう場合、最終手段として解決方法はかねしかないだろう。
 私もこういう解決方法は悲しく思う。札束で横っつらをたたくというが、金の力でものごとをなす。これは金の有る者にとっては、最も選択しやすい手段であろう。
 安倍首相がアフリカを訪問。アフリカ支援策を打ち出した。300億ドルもの日本からの投資支援を行うとのこと。安倍首相は今回のアフリカ以外にも、いろんな開発途上国を歴訪するたびに多額の支援策を約束してきた。これらの国に日本からお金を出すというわけ。
 どうも安倍さんは外交とはお金をばらまくことだと思っているらしい。確かに、金をもらって喜ばない人はいないだろう。しかし、金の切れ目が縁の切れ目という言葉がある。日本が真に国際社会で尊敬される国になるにには、はたしてこういうお大尽ばらまき外交でいいのだろうか。
 畏友谷甲州は作家になる前は青年海外協力隊で、ネパールやフィリピンで土木の現地指導にあたっていた。このような活動も意義のあることだ。また別の途上国支援のやり方もあるだろう。
 ともかく、なんでもお金をばらまけば、それで事たれりとする、今の途上国支援のやり方は再考の余地が大きくあるのではないだろうか。
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