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毎日、夕方になるとアンティークの店を閉め、牛タンの店へと自転車で向かいます。
で、毎日空を見上げながら自転車を漕ぐわけです。
日々刻々とその表情を変えるのが、いわゆる秋の空というやつです。
最近はカメラをバックの中に入れており、気にいった空があれば、撮るようにしています。
便利な世の中です。
世界中で空が一番綺麗なのは我が国の北海道ではないかと個人的に思っています。
世界の隅々までいったわけではないので勝手に思っているだけですが、
今まで写真集やなんやらでかなりの数の綺麗な空というのを見てきましたが、
息をのむような空を見たのは、いずれも北海道の富良野と、知床半島の羅臼と、サロマ湖で見た夕映えでした。
天空がそのまま大スクリーンになったような、すさまじい空でした。
写真は撮るには撮ったのですが、どこに行ったか分かりません。
ぼくの記憶の中にだけはしっかりと刻まれています。
若い頃は本気で北海道に住みたいと思っていました。
田舎暮らしの本という雑誌がありまして、田舎の不動産物件の情報なども載っていたわけですが、
サロマ湖畔に数百万で小屋みたいな家が売りに出されており、納屋には小舟まで収納されていました。
なんというか、あまり家とか、不動産に執着はないのですが、その時ばかりは欲しいと思いました。
大きな湖の畔の小屋に独りで住んで、小舟で魚を釣って、たき火をたいて、ウイスキーを飲んで・・・。
数百万というのは、一年間頑張ってバイトをすれば稼げないお金でもなかった時代です。
まぁ、そんな時代もありましたが、今は九州に住んでいるわけです(笑)。
写真は一昨日撮った空です。
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