風に吹かれすぎて

今日はどんな風が吹いているのでしょうか

桜が咲き始めました

2011年04月01日 | 雑感

すっかり日差しが強くなり、そんな中昨日は畑に行きました。
古い畑には、ちょっと早いかなとは思いましたが、ナスやトマトやトウガラシの苗を植えました。
先日耕したばかりの新しい畑では畝立てをしてきました。
5メートルほどの畝が7本できました。
この季節ですから手作業で7本も畝立てができましたが、夏場には絶対無理です。
次回には堆肥を撒いて、いよいよ植え付けです。
何を植えようか思案中ですが、イモ類をあれこれ植えてみようと思っています。
まだまだ土地はありますから、順次耕す範囲を拡げていこうかと思っています。

先日FMのゲストに来た方が農作業に非常に興味があるようで、今度一緒に畑ツアーです。
被災者に限らず、経済的な被害もこれからじわじわと拡大していくでしょうから、失業者も増えるでしょう。
そんな人たちの中でも働く意欲のある方々を受け入れることのできる農場的なものを作り上げられればいいなと思っています。
金銭は与えられませんが、住むところと食べるものは提供できる感じの、未来への橋渡し的な機能を果たせればいいなと思っています。
何度も言いますように、農業はお金にはなりませんが、なんとか食べていくことはできます。
食べられることが一番重要なことになっていきそうな予感がします。

この大震災をきっかけに日本は大胆に構造を変える必要に迫られるでしょう。
エネルギーの使い方、食生活のあり方、首都機能のあり方、水資源のありがたさの再認識、都市と周辺部の関係のあり方、
たくさんの問題を思い切って考え直さなければいけません。
もちろん農村の構造の自己改革も必要だと思います。
そこに住む老人が亡くなれば、後を継ぐものもなく放置される空き家が今でも増えています。
今の農村部では子供の歓声を聞くことなど滅多にありません。
シ~ンと不自然に静まりかえっています。
その一方で、滅多に車の通らない立派な農道ができていたり、川の土手が削り取られ大袈裟なコンクリートで覆われていたりします。

もうそろそろ健全な暮らしの流れに取り戻さなければなりません。
きちんと働けば親子が一つ屋根の下に住んで、食べて、談笑できる暮らしを持続することがそんなに難しいもであるはずがありません。
普通に暮らそうと思っても、先行きの不安やストレスで身も心も苛む現代の社会あり方が異常なだけです。

桜もちらほらとほころび始めました。
被災地でも急ピッチに復旧が始まるのでしょうが、誰か新しい町作りのグランドデザインを描いているのでしょうか。
今までのように、なし崩しに旧来型の町作りが行われるのでしょうか。
今の政府がそのようなソフト面にまで目を配っているとはとうてい思えません。
政府に頼ることなく、気持ちのある方々が立ち上がり、連動して、チームワークよく、素敵な町作りをしてほしいものです。

 


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