風に吹かれすぎて

今日はどんな風が吹いているのでしょうか

2005年09月30日 | スピリチュアル
知人の女性(30代)が心療科で軽い鬱と診断されました。
例のごとく、薬を4種類毎日飲まなければならないそうです。
彼女が、心に重いトラウマを抱えていることは知っていましたが、鬱だとは思いませんでした。
鬱だと診断されたことで、鬱に本当になってしまいそうな気がしてなりません。

その診断方法が、アンケートをとって、軽い面談をしただけなのだそうです。
アンケートの結果によって、軽い鬱と診断されたのだそうです。
そのトラウマのことについては語ることはなかったそうです。
なんだかな~と、ぼくは思います。

何一つ根本的な解決になっていない気がします。
顔色はつい最近会った時に比べて、青く生気を失っています。
今後、薬で心をごまかし、体を痛めつけていくだけではないかと、思えてなりません。
本格的に鬱の症状が出始めるのではないかと、心配です。

ぼくは最近の医療というものをあまり信じていません。
患部のみに焦点を当て、学説で定説となった対処療法(主に薬)を施すだけです。
人体専門のメカニックですね。
人体全体の生命エネルギーとか、生命そのものとかという視点は恐ろしいほど欠落しているように思えてなりません。
その上、医療分野の専門化・細分化はますます進み、患部と健常な部分との関係などは、
臨床例の結果次第ということになりかねません。
患部は直ったが、健常な部分が損なわれたなどという話はよく聞く話です。

ましてや、心の領域に関する「医療」って、本当に可能なのかという気がします。
気分が暗く落ち込む。
坑鬱剤を投与する。
何とか日常を送れるほどには気分が回復するのでしょうが、それは心の改善ではなく、
あくまでも薬の作用で無理やり気分を変えているわけです。
そのうちいいことがあって、自然に心が改善するとでも思っているのでしょうか。

ぼくなども気分が優れず、人にも会いたくなく、何日も部屋で一人でいたいと思うときがずいぶんありましたが、
そういう時、心療内科に行ってアンケートに答えれば、間違いなく何らかの病名を告げられたに違いないと思います。
「脱力系やる気なし症候群」とか「新種の眠り病」とか。
それで、何らかの精神昂揚剤を貰ったら、なにかが治癒され、改善されたとは絶対に思いません。
医者に、薬に依存するしかなくなります。
自分で自分の道を歩むことが出来なくなります。

何度か彼女にも滝行を勧めました。
ですが、彼女は非常に彼女自身の世界を守る殻が硬く、なかなか応じません。
そのころは彼女も元気で、後一歩で行くかもしれないなと思っていました。
それで、鬱の診断です。
彼女はおそらくどんな判断も自信をもって出来なくなるのではないかと思います。
参りました。

伝統宗教界が腐っているとは言わないまでも、市井で人々に細かく救いの手を差し伸べているとは言えない現状が、
歯がゆくてたまりません。
彼女は、彼女を許し、他者を許し、生を心から祝福する日が来るのか、本当に心配です。


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2 コメント

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あの~ (Q)
2005-10-01 23:21:50
記憶がないのですが。。。
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Unknown (torut21)
2005-10-03 17:59:05
え~と、とにかくごめん。

3次会でのQちゃん、ところどころは覚えているんだが、

気が付いたら自分の部屋で寝てました。

記憶が鬼のような勢いで吹っ飛んでいます。

さっきD師から叱られました。

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