風に吹かれすぎて

今日はどんな風が吹いているのでしょうか

新規事業

2012年02月18日 | 雑感

100坪の畑のほうも、有機石灰を入れ、堆肥を混ぜ込み、一昨日は肥料も入れました。
あとは春の訪れと共に、いろいろな野菜を植え込んでいくだけです。
まずは来週か再来週辺りにジャガイモです。
畝が20本くらいありますから、かなりいろいろなものを植えられます。
この畑は、去年自分が畑と係わってきた経験を、基本的にはそういうことに興味のある人たちに、
その体験をシェアしていきたい場所として作っています。
ご興味のある方はメールください。
一緒に収穫祭を楽しみましょう。

以前から言っていた新しい事業というのは飲食店です。

昨年二度ほど東北に帰郷した折、被災地の現況を間近に見ました。
もう無力感です。
何でもしてあげたいのですが、何にもできません。
東北の人たちが、これから何年もかかって復興に向けて一つ一つを積み上げていくだろうということは、
まったく疑いを持ちません。
でも、自分が故郷東北に何をしてあげられるのか。

正直、いくら考えても、具体的な答えが出ませんでした。
即今に必要な金銭的な援助はできません。
ボランティアに行く余裕もありません。
何もできません。
そこで二度目に帰郷して、被災地を見て回り、ふと思い立ったのが「牛タン」の店でした。

ぼくは仙台で育ち、18の年まで仙台にいましたが、「牛タン」の名前を聞いたことはありませんでした。
その頃までは、一部の飲み助の間でのみ有名だったのが「太助」という牛タン屋だったのだと思います。
今でこそ仙台の「牛タン」は有名ですが、ぼくが仙台にいた頃はホントにマイナーでした。

その牛タン炭焼きを世に広めた発祥の店「太助」は今でも仙台の国分町にあります。

行列のできる店です
ぼくも震災後、そこに初めて行きました。
カウンターの板が黒光りしているような、そんな古い店です。
今では牛タン専門のチェーン店が博多にまで進出していますが、ぼくはぼくなりにその「太助」の
雰囲気なり、味なりを九州の地で再現してやろうと無謀にも思いました。
その思いは、夢というような甘いものではありません。
「再現する」という決意です。

それから、いろいろ仙台の牛タン炭火焼きを研究しました。
素材を取り寄せ、作ってみました。
正直なところ、まだまだです。
それでも、店はオープンします。
2012年3月11日、震災のあった日です。
屋号は「仙臺屋」です。
仙台の旧字体です。

いろいろな思いはあります。
思いの押しつけをするつもりは毛頭ありません。
ただ、ひたすら感動的に旨い牛タンの店を作ろうと思っています。


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