風に吹かれすぎて

今日はどんな風が吹いているのでしょうか

厳しさ

2008年11月13日 | 雑感
ここ数日、雲ひとつない青空が広がっています。
言葉で形容できない青です。
こういう空を見ていると、心がむずむずします。
なんとかどうにかして、この青に溶け込んでしまいたいと想うのです。
言葉による表現は、溶け込むためには壁にしかなりません。
言葉を一切介在させず、溶け込みたいと思うのです。
言ってることが変ですね(笑)

ということで、なかなか大変です。
新店舗の感触はいいのですが、国民金融公庫の担当者が呆れるくらいの資金のなさですから、そりゃ厳しいです。
事業におけるお金の厳しさというのは、有無を言わさない厳しさですから、鍛えられます。
本当は、お金なんかに鍛えられたくはないのですが、そう思えば思うほど、お金は厳しくなります。
そういうものなのです。

でも、めげない自分がいます。
根性論ではどうにもできないお金の問題を、どうやって解決するか。
解決する、と決めるだけです。
話にならない話ですね(笑)

でも、まんざら嘘ではないのですよ。
自営業というのは、来月がどのくらい売り上げがあって、どのくらい利益があるかというのが、
全く予想の立てられない世界です。
特に、ぼくのところが扱うような趣味性の高い商品は、売上げの計画性というものを拒絶します。
いくらいい商品を仕入れたところで、それをいいと思う人が現れなければ、それまでです。

こういう商売をしていますと、自分の気の持ちようがすべてであるということを体感します。
売ろうという気は何の役にも立ちません。
自分に都合のいい気なんていうのは、お客様からみれば知ったことではありません。
売ることにより、お客様との間に何が生まれ、どう育てていくのかということにまで焦点を合わせる必要があります。

ウソくさ~と思うでしょうが、本当です。
売上げ計画を立て、仕入計画を立て、日々のスケジューリングを合理的なものにしていくということは、
基本中の基本ですし、無駄になることは決してありませんが、それだけで売れるほど甘くはない時代です。

と、基本中の基本を無視しまくるぼくが言っても説得力はないのですが、なんというか、商売が「厳しさ」という
ことから抜け出せない状況がどうも納得できません。
厳しくてもちろんいいのです。
厳しくとも、「楽しさ」があるはずなんです。
それを目指して、なんとか生き抜いていきます。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿