風に吹かれすぎて

今日はどんな風が吹いているのでしょうか

感情

2008年02月19日 | 雑感

「感情的」というのは男性にとっても女性にとっても決して褒め言葉ではありませんね。
感情に振り回される姿というのは確かに美しい姿ではありません。
でも、感情的にならないようにと感情をむやみに抑圧するのも問題がありそうです。
冷静になろうと心がけるのはいいのですが、心を閉ざして感情を締め出したら、人生がつまらなくなるでしょう。

坐禅などをしますと、次から次へと雑念がわいてきますが、わいた雑念に捉われず、わくがままに消えるがままに放っておくわけです。
感情も感じない振りをするようなことではなく、感じたままをそのまま観察し、
その感情に執着せず消えるに任せたらいいのかもしれません。
とは言っても、失恋やら倒産やら肉親の死などに際した場合の感情というのは爆発的で、しかも執念深く心を占拠しますから、
さらっと受け流すことも出来ないのですが。
その場合はヘタな誤魔化しは感情を悪化させますから、痛みを伴うその感情で心を充たしておくより仕方がありません。
逃げようとすればするほど、心の痛みはぶり返します。

痛いときは「痛い」と正面から自覚しつつ、痛さとともにいるしかないのでしょう。
酒やなんかに逃避すれば、酔いからさめたときの自己嫌悪が更なる心の痛みを誘発します。

感情的な痛さというのは、男性の方が忍耐力に甚だしく欠けていると思われます。
肉体的な忍耐力もおそらく男性の方が脆弱です。
男は「痛さ」一般に弱いです。
誤魔化し、逃げ回ります。
母性というのは、肉体的、精神的忍耐力に裏打ちされているもののようです。

ということで、感情的にダメージを受けたときに聴くと心に響きそうな曲を見つけたので紹介します。

http://jp.youtube.com/watch?v=6G1w0kYHiSg


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