風に吹かれすぎて

今日はどんな風が吹いているのでしょうか

中国

2007年01月05日 | 雑感
あけましておめでとうございます。
今年もいい年でありますように。

あっけなく正月休みも終わりまして、新しい年が始まりました。
家にあった餅はもうカビがつき始めています。
初詣も行きましたが、ここ数年だと思うんですが、お参りするのに数十分は並んで待つようになりました。
みな行儀よく寒空の下でじっと待っています。
屋台のたこ焼きやら焼きとうもろこしなどを買って食べたくなるわけですが、列を離れるわけにも行かず、
とうとう食べずじまいでした。
一昔前までは境内はごちゃごちゃ人が乱雑に行きかい、参拝ももっとアトランダムだったような気がしますが。

まぁ、何はともあれ新年です。
ぐずぐず過ごしているうちに、あっという間に一年は過ぎます。
ぼくの場合、計画を立てるということはどうも馴染まないのですが、一日を有意義にしようとは思います。
目の前に起こることを惰性で処理するのではなく、目の前に起こることに集中する。
今という瞬間に有機的に繋がる。
そのためには神経を張り詰めることではなく、むしろ逆で、自分を空っぽにしておく。
ちょっと難しそうなんですが、あるヒントが見つかったので、そうしようと思います。
要は、小賢しい予断やら計算やらで事態を見切らないで、事態そのものの中に身を投げ入れる。
身構えない。
面倒くさがらない。
すっと入って、すっと引く。
そんな感じですか。

三日の晩、ある会合がありました。
上海に長く住んでいて、帰国してきたので、なんというかその方のお披露目パーティーみたいなものでした。
中国関連のビジネスコンサルタントの方や、中国語の先生や、歴史の先生などが集まっていました。
中国と無縁のぼくは明らかに場違いでした。
どういうわけか、ぼくは中国という国に興味を持ったことが余りありません。

噂どおり、やはり中国という国とビジネスを組み立てるのは相当難しいみたいです。
したたかさがまるきり違うみたいです。
中国と張り合うのではなく、日本人にしかできない道を探し当てた方がどうやら得策みたいです。
でも、ちょっと考えてみても、日本人にしかできない道なんて、いまどきあるだろうかという気もしますが。

昔、香港との間の貿易に携わったことがありますが、「香港人」「中国人」と一括りにしてもあまり意味がないような気がします。
どこの国の人でも、心が伝わればお互いに信用が築けるとぼくは思います。
でも、中国人にしても日本人にしてもバブリーな金儲けに心が奪われていれば、そりゃ伝える心もなくなります。
そういう精神論を言っている場合じゃないんでしょうが。

ま、中国の経済的・覇権的膨張は無視できる段階ではないことは確かです。
日本がそれと張り合う道を選ぶのか、違う独自の道を切り開くのか、その分かれ目ではあるでしょう。

なにはともあれ、今日からスタートです。

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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
迎春 (もも)
2007-01-06 01:06:18
明けましておめでとうございます。
今年もずっと拝見させていただきます。
よろしくお願いします。

事態そのものの中に身を投げ入れる・・
身構えない・・
すっと入って、すっと引く・・

今まさに葛藤しています。
この言葉をよく噛み締めたいと思います。
そして少しでも働きたいのですが心身が追いつかず
新年から思い切り沈み込んでいます。
すっと入って、駄目ならすっと引く
そうしたいと思います。
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お初にお目にかかります (月下美人)
2007-01-06 14:05:45
はじめまして。
去年こちらを初めて訪れました。
その感性が私にはとても心地よく合いました。
とうぞお見知りおき下さいませ。
よろしくお願いします。
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ももさん (torut21)
2007-01-06 20:11:03
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

ちょっと思ったんですが、ももさんは瞑想ってします?
10分でも20分でも瞑想するといいですよ。
何かをイメージするわけでもなく、静かに深く呼吸して、頭に浮かぶことは浮かぶままに
どんどん手放していく。

呼吸って、心身の安定にはとても大切みたいですよ。
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月下美人さん (torut21)
2007-01-06 20:14:10
こちらこそ、はじめまして。
コメントありがとうございます。

月下美人って前に一度だけ実物を見たことがあります。
想像していたのよりずっと大きな花でした。
なんかこの世離れしていたような記憶があります。
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Qween of the night (月下美人)
2007-01-07 16:00:21
レスを頂き光栄です。ありがとうございます。

....別名 Qween of the night
ご存知の様子で嬉しいです。
私が世界一愛する花です。

咲くか咲かないかすら分からない花
咲いても一晩かぎりの花

それでも咲いた瞬間から命をかけて甘く香り続け
人を魅了し 美しい花を開き続けてくれる
何と、はかない 切ない花なのでしょう....

そこに惹かれます


ご存知ない人なら
きっと私のハンドル名を見た瞬間、なんとナルシストな、、、、と勘違いされそうです(苦笑)



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月下美人さん (torut21)
2007-01-09 19:31:04
葉の先っぽからいきなり首が出て、その先に蕾をつけるんですよね。

花というのはその命のはかなさを楽しんでいるのかもしれませんね。
高山植物なんかも誰も見てやしないのに、そりゃもう繊細で可憐な花を咲かしてあっという間に散っていきます。

サクラの散り方の見事さは有名ですが、
ボタンなども蕾ごとボタリと落ちますし、
なんか散り方を競っているようにさえ思えます。

でも、もちろんその花を支える根や茎や幹や葉はしぶとくて逞しいわけなんですが。
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