風に吹かれすぎて

今日はどんな風が吹いているのでしょうか

パスタと映画

2006年11月13日 | 雑感
このごろスパゲティをよく作ります。
以前はトマトソースを作るのにケッチャップを使っていましたが、論外でした。

ちょっと最近自慢のレシピを。

1.トマトソースを作る

 ・フライパンでオリーブオイルを熱し、ニンニク(二片)をみじん切りしたものを焦げ付かせないように炒める。
 ・ホールトマト(イタリア産トマトがよろし)の缶詰を汁ごとフライパンにいれ、木ベラで丁寧に潰す。
 ・水っぽさがなくなるまで弱火で煮る(焦げ付かないよう木ベラでかき混ぜながら)。

2.具を作る

 ・フライパンでオリーブオイルを熱し、水で戻した干しエビを戻し汁ごと入れ、ザク切りにしたタマネギも入れ、炒める。
 ・タマネギがしんなりしたら、白ワインを半カップほど加え、水分が飛んだら、1.のトマトソースと合わせて、
  弱火でことこと煮る。

3.パスタを合わせる

 ・アルデンテより心持ち硬めに茹でたパスタをよく水気を切り、上記のソースに入れ、オリーブオイルを少々ふりかけ、絡める。

4.食べる 

 ・皿に盛り、パルメザンチーズ(削りたてがベスト)をたっぷりかけて、残った白ワインと一緒に食べる。
  皿に残ったソースもちぎったパンで拭い取って食べる。

 *干しエビの代わりに、干し貝柱とか、アサリの水煮でも美味しいと思います。戻し汁とか水煮の汁も捨てずに使うのがミソ。
 *サイドディッシュはクレソンなど苦味のある葉っぱ系を使ったサラダで。
 *ワインは白ワインでしたら一本2000円以上なら大丈夫だと思います。酸味の利いたドイツワインが相性がよかったです。
 *ホールトマト缶一缶で、二人分のソースができます。

上質のパルメザンチーズを手に入れるのは難しいですから、ぼくはよくある粉チーズを使いましたが、うまかったです。
休日のランチなんかで食べると、幸福になれます。
ワインはぼくは一瓶飲みますが、あまり飲めない方ほどおいしいワインにした方が満足感があるでしょう。
タバスコをかけるとチーズの風味が消えますから、かけないほうがいいです。

なにをクドクド書いているんでしょうか(笑)

という休日の夕暮れ、「父親たちの星条旗」を見に行きました。
名だたる激戦地、硫黄島で戦った米軍兵士たちの物語です。
米軍のすさまじい艦砲射撃で、日本兵が立てこもった擂鉢山の3分の一が変形してしまったという話を聞いたことがあります。
そこには英雄も臆病者の区別もなく、必死で戦いながらもいとも簡単に死んでいく兵士たちがいました。
扇情的でもなく、冷たくもない視線で兵士たちが倒れていき、生き残っていく様がリアルに描かれます。
戦争映画は苦手な方もぜひ見てもらいたい映画です。
いい気分には決してなれる映画ではありませんが。

中学生の頃、クリント・イーストウッドのマカロニウエスタンを名画座で夢中に見ていましたが、
こんなに冷厳で奥行きのある映画を作る監督になるとは思ってもいませんでした。

これと合わせて作られた日本軍兵士側から見た硫黄島の戦闘記、「硫黄島からの手紙」が12月初旬に封切られます。
もちろん、見に行きたいと思っていますが、予告編を見ただけですが、なんか日本人の役者の演技が例によって大袈裟そうなのが、
ちょっと気になります。
「父親たちの星条旗」では、ちょっと分かりづらいほど抑制された演技で全編が貫かれていましたから。




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