風に吹かれすぎて

今日はどんな風が吹いているのでしょうか

一歩前進

2010年02月10日 | 雑感
ホントこのところ暖かいです。

昨日紹介した本を試しに1ページほど英訳してみましたら、なんか面白いです。
どういう形でもいいから、禅を海外に紹介してみたいと思っていたので、これはいいことかもしれません。

もちろん禅はさんざん海外に紹介されて入るのですが、海外で高名な鈴木大拙禅師の本などは少々哲学的過ぎるとぼくは思っていました。
学者の研究にはいいのですが、禅の入り口となると少々敷居が高すぎるのではないかとぼくは思っていました。
それに比べると、澤木興道禅師は、宿無し興道と呼ばれるほど図太く、野生的なところがあります。
言葉も口語で、リズムがよく、読んでいてとてもよく腹に収まります。
ちょっとやってみます。

いつも口先だけで、すべては過去に流れていくだけのぼくの人生ですが、これで何か誰かの役に立つものを残せるかもしれません。
世界は今いろいろな方面で混乱が加速度的に深まっていってます。
スピリチュアル方面では、盛んに日本がこの先重要な役割を果たすはずだと言われていますが、
具体的な動きとしては何も見えないのが現状です。
日本の政治状況自体が混乱のきわみですし。

一人ひとりがやれることをやり始めるというのが理想であることはぼくも承知していました。
組織や団体が先導して世の中を動かす時代ではないと感じていました。
でも、ぼくがやれることって何?って感じでした。
英訳ならば、勉強がてらできないことではないような気がしています。

なんかいろいろ忙しくなりそうです。
この十年以上、食べられればいいやと完全な受身で生きてきましたが、自分のやりたいことが目の前に浮びつつある気がします。

日本文化の海外への紹介と一口に言っても、あまりにも漠然としています。
あまり海外に紹介されていないもの、例えば滝行とかの修験道や神道のあれやこれやなども紹介できればなぁとは思っていました。
でも、この禅の本の英訳の試みが上手くいけば、その流れの突破口になるかもしれません。

それから、このあたりで取れる特産品の商品化を考えています。
内容はまだ言えませんが、数年前来アイデアとしてはあった農漁業再生プロジェクトの具体化です。
冗談めかしてはいたのですが、けっこう日本再生の鍵だとはずっと思ってはいたのです。

例によって、極度の面倒くさがり屋ですので、どこまで行けるか分かりませんが、足を一歩前に踏み出してみようと思っています。