風に吹かれすぎて

今日はどんな風が吹いているのでしょうか

闇のもの

2010年02月07日 | スピリチュアル
店の裏のサッシ窓を開けましたら、から揚げはきれいさっぱりなくなっていました。
牛乳は皿に半分残っていました。
なんにせよ、どんなことをしてでも頑張って生きろと思うばかりです。

昨日、その猫に餌をあげようとサッシ窓に手をかけたら、サッシ窓に体長が1センチほどの銀蝿がへばりついていました。
入ってくるなと念じながらサッシ窓を開けたのですが、案の定、中に入ってきました。
店の一番奥の部屋が、ぼくの事務所みたいなところにしているわけですが、その部屋の壁にとまって時折ブンブン飛び回っています。
この時期の巨大な銀蠅です。
不快な胸騒ぎがしました。

で、今朝になって古い友達から電話がありました。
「あなた、私の家を盗聴してない?」という、あまりにもいきなりな質問でした。
話を聞くと、盗聴やら盗撮やらを受けていると本気で言うのです。
彼女は数年前からある宗教に入り込んでおり、何度か距離を置けとアドヴァイスしてきましたが、
聞く耳を持たなくなってきていたので、こちらから距離を置いていました。
ぼくは盗聴やら盗撮やらをするタイプではない、そういう面倒くさいことは一番嫌がるタイプだと言ったら、すんなり納得しました。

店の部屋に入り込んだ季節はずれの銀蠅のことが頭に浮かびました。
闇のものたちが蠢いているなと感じました。

ぼくが知っている彼女は、稀に見る天心爛漫な人でした。
情が深く、ユーモアがあり、分け隔てが嫌いで、不義を嫌う人でした。
その彼女がある宗教にのめり込んでいくさまを、ぼくはどうすることもできずに見ていました。
宗教というよりは、その組織に、その指導者にのめりこんでいく姿を、と言ったほうが正確かもしれません。

闇のものたちにとって、天真爛漫な心を汚すことほどの勲章はありません。
できる限りのことはしたいのですが、今後は予断できません。

南無千手観音力、です。