風に吹かれすぎて

今日はどんな風が吹いているのでしょうか

千手観音様

2010年02月06日 | スピリチュアル
また店の裏に猫が戻ってきました。
前の猫と同じかどうかは分かりませんが、ここにいるぞとニャーニャー大声で鳴いたので、
鳥のから揚げと牛乳を皿に入れて出しておきました。
残りあと少しのこの冬は何とか乗り切ってもらいたいものです。
春が来て、夏が来て、恋愛の一つでもして、元気に汚い街を走り回って、この世に生まれた甲斐を少しでも感じて欲しいです。

ところで、店に木彫の千手観音像がきました。
スタッフからもお客さんからも予想通りの顰蹙です。
顰蹙すればいいというものでもありません。
千本の手でもって、いかなる迷いや苦悩にさ迷う衆生を救うという誓願を立てた尊い仏様です。
そういう尊い仏様が店に鎮座ましますというのも、ありがたい話ではありませんか。
ただ、坐像ながら縦横ともに一メートルを超える大きな仏像です。
ぎょっとする人はぎょっとしてしまうのも、むべなるかな、です。

滝行の導師にその仏像をさっそく見てもらったところ、前の持ち主の因縁沙汰が少し残っているみたいでしたので、
今は線香を絶やさずに供させてもらっています。
面白いことに、線香を一本供した瞬間から、ガラッと仏像の波動が変わりました。
それまではビリビリとした波動が強烈に出ていたのですが、導師が線香を上げてからはふわっとした穏やかな波動に変わりました。
お顔はあいもかわらず形容しがたい豊かな笑みを浮かべておられます。

千手観音様が来て、手始めにお救いになさるのが、店の裏の猫なのかもしれません。
そうだと嬉しいなぁ。

念のために言っておきますが、仏像が何か神秘的な力でもって誰かや何かを救うとはぼくは思っておりません。
千手観音というある意味での偶像を創りだした人間の理念を信じ、その理念の下に具体的な行為をするのが、
仏像を持つということだと思っています。
ということは、ぼくが千手観音にならなければいけないのです。
話はそう簡単ではありません(笑)
でも、何かのご縁ですから、やれるだけやるだけです。

来週はいよいよ禅の接心が始まります。
なかなか本格的な感じがします。←なにが(笑)