風に吹かれすぎて

今日はどんな風が吹いているのでしょうか

混乱

2006年07月31日 | 雑感
今日は月末、入金予定のお金が明後日にずれ込み、支払いできなくなり、あちゃーです。
こういうのは商売ではあってはいけないことなんですが、しょうがありません。

あーあ、と思っていてても仕方がないので、心機一転、新プロジェクトの企画書を書きました。
すると2時間ほどで書きあがってしまいました。
今の商売とはまったく違う分野です。
発足すれば、面白いものになると思います。
でも、資金が集まるかどうかです。
動いてみないと分かりません。

今まで、資金を集めるなどという大それたことをしたことはありませんが、このプロジェクトには資金が必要です。
多くの人を巻き込まなければなりません。
そういうヴァイタリティに著しく欠けるぼくなんですが、まぁ、動くだけ動いてみます。

それにして、もう8月です。
滝に打たれようが、坐禅を組もうが、月日の経つ速度は変わりません。
ぼやぼやしててももう8月、せかせかしててももう8月です。

話は変わりますが、「カストロとチェ・ゲバラ」という映画を見たのですが、独裁者というのは必ず最後はひどい孤独になります。
どんなに理想的な理念を立てて旧政権を打ち倒し、民衆のための政権と称するものを打ち立てても、
時と共に、理念は束縛になり、自由は不満へと転化して行きます。
いろいろな矛盾が噴出し、人々は期待が裏切られたと感じ、独裁者は政権を維持するために、反対者の粛清に向かいます。

映画で見る限り、革命初期の若きカストロは陽気な正義感という感じで、誰にも好かれています。
それが今ではカストロの下から逃げ出したい一心で、人々が続々とキューバからマイアミへと逃げ出しています。
理念では人を縛れません。
人々の欲望も果てがありません。
民主主義のアメリカは腐敗と堕落がはびこり、独裁のキューバは貧困と圧政が支配します。
何が人類のこの混乱を決着させるのか、それはいまだ誰にも分からないままです。

中東もなんだかきな臭くなってきました。
混乱が繰り返されつつあります。