風に吹かれすぎて

今日はどんな風が吹いているのでしょうか

因縁

2006年07月08日 | スピリチュアル
台風が接近中です。
地盤が緩みっぱなしのこのあたりの山間部は要注意です。

先日、二人の知り合いの方から、前世を見る人を紹介してくれと言われたので紹介しました。
一人は首が急に痛くなったとのことで、なんか因縁めいたものを感じていました。
もう一人は、今のご主人とのご縁を知りたいとのことでした。

首の痛くなった方は、お父さんの具合が悪いために、以前ある霊能者の所に祈祷に行ったらしいのです。
その時に、なにか霊みたいなものがその方に「封じ込められた」らしいです。
それで首が痛くなっているそうです。
その方は霊能者の所に行ったこと自体もすっかり忘れていたらしいですが、そう指摘されて得心がいったそうです。
「封じ込められた」というのが、どういうわけで、どういう事情でそうなったのかは分かりませんが。

ご主人とのご縁を知りたかった人も、前世での関係を知らされて、心から納得したそうです。
その後主人がつい先日急に亡くなりました。
前世での関係を知ったからこそ、ご主人の亡くなったという事態をも、受け入れることが出来たみたいです。

なんか嘘みたいな話ですが、ここ数週間のうちに実際に起きたことです。

他人とのごちゃごちゃした関係、いわゆる腐れ縁みたいなものや、人の好ましくない習性や傾向というのは、
前世の因縁が持ち越されることが多いようです。
言ってみれば、今生の課題として持ち越されるみたいな感じです。

前世が虚無僧だったらしいぼくが、こうやって曲がりなりにも仕事をしているというのは、
課題にチャレンジしているということかもしれません。
虚無僧というのは、言わば世捨て人です。
世を捨て、世から捨てられた人です。
現実生活を「虚仮」と見た人です。
ですから、なかなか仕事やなんかに打ち込むという情熱が乏しいわけです。
それでも、どうにかこうにか仕事を仕上げて行こうとは思っています。

美輪さんや井原さんの活躍のお陰で、こういう話もブログで書いてもあまり抵抗を感じなくなりました。
一昔前までは、絶対に書かなかったでしょうが。

今まで、とてもよい資質を持った人たちが些細なことで躓いたり、転んだり、
場合によってはそのまま起き上がれなくなった様を見てきました。
ぼくだって、そりゃもう何度もド壷にはまりそうになりました。
何とか今やっているのだって、決して自力ではありません。
常に人や何かのご縁に助けられてきた自覚があります。
理屈で片付く問題で、人は躓いたり転んだりはしません。
理屈で説明のつかない情動や衝動や気まぐれで人は躓いたり、転んだりします。
それが前世からの因縁のもたらすものなら、それをそれと知っておくと、ずいぶんと道行きが明るくなります。

なんでもかんでも因縁話にしたらいけませんが、まぁ、大きな壁にぶち当たった時は解決の糸口があるかもしれません。