風に吹かれすぎて

今日はどんな風が吹いているのでしょうか

文化生活

2006年07月28日 | 雑感
今朝はまだ薄暗い中を滝に向かいました。
山では、夜が明けていないのにもかかわらず、セミがわんわん鳴いています。
梅雨明けを今か今かと待っていたのでしょうね。
短い一生を完全燃焼するつもりです。

滝場のお堂の線香立に、大きなメスのカブトムシが仰向けに灰まみれになってもがいていました。
助け出してやりましたが、羽も破れ、足もよろよろです。
多分、一晩中付いているお堂の電灯に何度も何度も激突したのでしょう。
虫にとっては光の持つ魅惑力は絶大なものがあるのでしょう。
この時期になりますと、電灯の下には蛾やらなんやらの死骸がいつも転がっています。

薄暗いままの滝に入ります。
どういうわけか、今日は一切の気配みたいなのは感じず、淡々と入りました。

ここ最近、寝る時間が早くなりました。
テレビが面白いのがまったくないからです。
10時頃には寝てしまいます。
出勤時間が昼近いので、早起きすると時間がたくさんあります。
滝に行って、坐禅をして、本を読んで、その上うたた寝も出来ます。
なかなかいい感じです。

テレビが面白くない代わりに、面白いDVDを借りました。
アンディ・ガルシア主演、「エゴイスト」です。
主人公は小説家です。
一冊出版しましたが、全然売れずワゴンに積まれて投売りされています。
当然、お金に困ります。
嫁さんと子供の暮らしぶりが窮状してきます。
何とかしなければなりません。
あちこちに職を探し、金策を図りますが、上手くいきません。

そんな時、ある得体の知れない男から声をかけられます。
高級エスコートサービスのオーナーです(なんとミック・ジャガーが演じています)。
エスコートサービスというのは、要するに出張売春婦・売春夫のサービスで、アメリカで盛んなサービスです。
なんやかんやがありまして、止むに止まれず、その仕事を引き受けます。

最初の客は、もの凄く美貌の金持ち婦人です。
ちょっと毛色の変わった主人公を、その婦人は気に入り、指名するようになります。
その金持ち婦人は、有名な小説家の奥さんでした。
有名な小説家は、持病(糖尿病?)が悪化しており、書く才能も枯渇しており、奥さんの浮気も公認しています。
で、その小説家宅に出入りするようになった主人公は、その小説家が書き上げた凡作に手を入れる事となります。
共同執筆という形で。
主人公は大喜びで、凡作を名作にすべく奮闘します。
あとは、見てのお楽しみです。

内容は全然知りませんでしたが、アンディ・ガルシア主演ということで借りたDVDです。
この人の出た映画ではずれたことないので、期待に違わず面白かったです。

本も5-6冊買い込みました。

文化人みたいな生活をしています(笑)