風に吹かれすぎて

今日はどんな風が吹いているのでしょうか

梅狩り

2006年06月07日 | 雑感
今日、ぐずぐずもたついていたロンドンからの最後の一個がついに届きました。
丸3ヶ月かかった勘定になります。
買うといってくれていたお客さんが買ってくれるかどうか分かりませんが、それはどうでもいいです。
一件落着したことのほうが大切です。

週末は、梅狩りです。
もぎまくって、ヘタを爪楊枝で取って、梅干やら梅酒に漬けます。
梅の木には棘があることを、もいでみて始めて知りました。
そういえば、確か梅ってバラ科でしたよね。

つい先日、梅が咲いて、桜が咲いていたような気がします。
それなのにもう梅の実がたわわになっています。
東北の山形などでは、サクランボも実をつけ始めているのでしょう。
土と水と太陽が、いともたやすく恵みを実らせます。
手を合わせて、頭をたれて、もがなければ罰が当たるというものです。

Aちゃんがトマトやなんやらを畑に植えているみたいです。
どうなっているのか見るのも楽しみです。

土の匂いというのがあり、季節季節でその匂いが違います。
森の中の匂いも、季節ごとに違います。
春になると、竹の子みたいな青臭い匂いがします。
今頃からのむせ返るような植物の匂い。
秋の枯葉の匂い。
冬には雪の匂い。
ぼくは北国育ちですから、雪の匂いを嗅ぐと切ないような気持ちになります。

思うんですが、小学校くらいの生徒を課外授業の一環で梅もぎなどさせてみればいいのにと思います。
木に登ったり、虫に刺されたり、転んで怪我をしたり、遊びながらたくさん学べると思うんですが。
変な虫もたくさんいますが、子供にとっては面白ワールドなはずです。

出生率の低下が話題になっています。
テレビでも誰かが言っていましたが、人口が減ってもいいじゃないかと思います。
今は多すぎます。
社会保障のために出生率を上げろといいますが、社会保障のためにずっと出生率を上げ続けたら、それこそ悲惨な状態になるでしょう。
ただでさえ、食料自給率が低いこの国で、無理やり人口を増やしたところで、国土の荒廃が一段と加速するだけです。
それよりも根本的な問題は、世界的に見たらむしろ人口の爆発的増加の方がよほど深刻な問題なわけです。
地球が悲鳴を上げています。

江戸時代の人口って確か3~4千万人だったかと思うんですが、それより少し多いくらいがこの国土で暮らすのに
快適な水準なのではないかと、何の根拠もなくぼくは思うわけです。

農漁村再生プロジェクト、ちっとも進んでいないようなんですが、そうでもないような、その通りのような。
でも、こんなふうにジミにやるのが一番なのかもしれません。
自然相手に、こちらの都合で先を急ごうと思っても、そうはいきませんから。
で、今ふと思ったのは廃材かなんかで小屋を作ってみたいということ。
囲炉裏のある快適な小屋。
こうして、思いつくまま、自分では何もせず、無責任に時は流れて行きます(笑)