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トッポパパの日本気まぐれ紹介、 その21の1 『京都PartⅡ、 金閣寺1』

2007年06月17日 | トッポパパのディスカバー・ジャパン
みなさんよくご存知の金閣寺を海外のお客さんと一緒に訪問しました。
金閣寺は正式には鹿苑寺(ろくおんじ)といいますが、通称名である『金閣寺』の方が、一般的でありよく知られています。



この鐘楼は西園寺公経時代の遺構の一つで、鎌倉時代につくられたようです。



ここ周辺、衣笠山一帯は鎌倉時代から貴族の山荘などが造られていたようです。
西園寺公経が1224年に北山を造営し、将軍足利義満が、太政大臣になった1397年に西園寺家からここを譲り受け、新たに北山殿の造営を始めたとされています。
足利義満の死後、その遺言に従い、この場所に鹿苑寺を創建したといわれています。



一文字の手水鉢は舟形に成っています。 
此処の石舟は出れない、出ては行けない出家者を現しているのではと言われています。



ひときは目を引く大きな櫟樫(イチイガシ)の木です。
櫟(いちい)は一位に通じて、立身出世を願い、公卿たちはこの木で笏(しゃく)を造って常に携えていたという縁起のよい木です。



お待たせしました、金閣寺です。
最初の金閣は、応仁の乱で一部を残し焼失しましたが、桃山時代に相国寺の西笑承兌が復興に努め、ほぼ、現在の姿になったそうです。



金閣寺は現在、臨済宗相国寺派の禅寺として、相国寺が管理しています。
海外のお客さんと記念撮影です。



『金閣寺』の由来となった金閣は、漆地に金箔を押した三層の建物で正式には舎利殿といわれました。



次回は、金閣寺の近くからその美しさを庭園と一緒に紹介します。

続く.................................................。