今回は上野動物園の『シロテテナガザル』の紹介です。
シロテテナガザルは中国南部やミャンマー東部、タイ、マレーシア、そしてインドネシアのスマトラ島など、南および東南アジアのジャングルの木の上に生息し ています。
シロテテナガザルは、その名の通り手首から先が白くなった長い手を持ち、ほとんど樹上生活をしています。
掌は平たく、前足の親指は短くて、ほかの四本は長くなっています。
この手の構造は、物をつかんだり、木の枝につかまったりするのに大変役に立っています。
胸の筋肉はよく発達していて、腕の力や握力も強く、樹上では長い腕を使って枝から枝へと敏捷に移動します。
跳躍力にもすぐれていて、ひと跳びで10m程も跳ぶことができます。
毛色は生息域や固体によって異なり、黒色、黒褐色、黄褐色、クリーム色、茶色などと変化がありますが、シロテテナガザルは、いずれも顔のまわりと手足の先が白くなっています。
活動は昼間に行い、主に果実や若葉、花や茎などの植物質を食べるが、昆虫や鳥の卵なども食べます。
シロテテナガザルは樹上生活をしているので、肉食動物に襲われることは滅多にありませんが、危険が迫ると大きな叫び声をあげて仲間に知らせます。
枝から枝へ長い腕をつかってブラキエーション(=うでわたり)をして移動します。
動物園でも高い木の枝やロープを飛び移るようにして移動する姿が見られます。
野生での寿命は25年ぐらいで、飼育下では30~40年程度と考えられていますが、飼育下では50年近いものも知られています。
次回は善光寺の紹介です。
シロテテナガザルは中国南部やミャンマー東部、タイ、マレーシア、そしてインドネシアのスマトラ島など、南および東南アジアのジャングルの木の上に生息し ています。
シロテテナガザルは、その名の通り手首から先が白くなった長い手を持ち、ほとんど樹上生活をしています。
掌は平たく、前足の親指は短くて、ほかの四本は長くなっています。
この手の構造は、物をつかんだり、木の枝につかまったりするのに大変役に立っています。
胸の筋肉はよく発達していて、腕の力や握力も強く、樹上では長い腕を使って枝から枝へと敏捷に移動します。
跳躍力にもすぐれていて、ひと跳びで10m程も跳ぶことができます。
毛色は生息域や固体によって異なり、黒色、黒褐色、黄褐色、クリーム色、茶色などと変化がありますが、シロテテナガザルは、いずれも顔のまわりと手足の先が白くなっています。
活動は昼間に行い、主に果実や若葉、花や茎などの植物質を食べるが、昆虫や鳥の卵なども食べます。
シロテテナガザルは樹上生活をしているので、肉食動物に襲われることは滅多にありませんが、危険が迫ると大きな叫び声をあげて仲間に知らせます。
枝から枝へ長い腕をつかってブラキエーション(=うでわたり)をして移動します。
動物園でも高い木の枝やロープを飛び移るようにして移動する姿が見られます。
野生での寿命は25年ぐらいで、飼育下では30~40年程度と考えられていますが、飼育下では50年近いものも知られています。
次回は善光寺の紹介です。