過労死予備群の「食から笑顔になる生活」

夜討ち朝駆けで仕事する日々。忙しくとも自分なりの手間をかけて、美味しく笑顔になる生活を志します。

80年に想いを馳せる、12月8日

2021-12-09 12:12:00 | 曇り空に旗をたてる
★時代に寄せるエッセイです。食に関わる記事ではありません。



12月8日は、さまざまな想いを抱いた日になりました。

第一に思ったのは、1941年12月8日、日本軍による、ハワイ、オアフ島、真珠湾攻撃による、太平洋戦争開戦の日から80年ということでした。
Remember Pearl Harbor! 日本人は卑怯者だと喧伝されて、苦しんできた在米の日本人たちの記憶と。
母国と慕うアメリカ生まれの、二世や三世の努力と、戦後の軍人同士の理解の形と。

戦争を体験していなくとも、きちんと学び、自分の言葉で語れなければ、コスモポリタンとして仕事が出来ない立場からみれば、とても重い日付なのです。

第二に思ったのは、80年たって、国家権力で無くて、個人の言葉で語る可能性が、お金があれば、出来ることへの、素直な驚き、でした。
ZOZOTOWNの創業者の前澤氏が、通説では50億で、ソユーズのチケットと ISSでの滞在、都合12日間の旅を買った、とするニュースがありました。
『着いちゃったよ、宇宙だよ』が、ISSでの公式な写真撮影の後のインタビューでの第一声でした。これをきいて、私は愕然としました(微笑)。

国家を背負わずに、個人の旅の形で、宇宙に行ける。何をいっても気にしない。
そんな自由を、お金で買うことができる時代になったのだと、感慨深く思いました。

それは私の生きてきた道、公私の区別を明確につけ、公の部分を優先する、気持ちとの違いです。海外では、後ろに立つ日の丸を意識しての発言と、立ち居振る舞いに配慮しての、プライベートであっても変わらぬ振る舞いとの、明確な差でした(微笑)。

80年は、これだけの変化を、感じさせる時間であったのだと、静かに思った特別な日となりました。

✳︎写真は、我が家にある地球儀です。宇宙から見た地球には、国も国境もありません。かつて、ケープ・カナベラル(現ケネディ宇宙センター)で購入して、持ち帰ったものです。


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